2018年07月14日
いや〜暑いですね〜・・・。。。
暑い日こそのDr.マーレです♪
今日の施工例は、こんな暑い日にこその暖房専用熱源機の交換工事例となります。
「嫌がらせかよっ!!」と皆さん思うかもしれませんが、そう!嫌がらせです(-.-)
でも今回の工事こそがDr.マーレのすごい技術が発揮できた工事なのです!!
同じような内容を1年前くらいにも書いた気がしますが・・・。
交換前 熱源機
交換前の機種は三洋電機空調株式会社 (SANYO)の 「GS-R207SH」 でした。
東京ガス型番では「DS-207RSA-W6H」です。
暖房能力20,000kcalの商品です。
「Dr.マーレさんに限って今回の工事の何がすごいのさ!?」って思う方!!
まぁまぁそう焦らないでくださいよ☆
ここからがすごいんだから↓
交換工事前 暖房システムの配管(1)
熱源機の隣にはこんな感じで配管が組まれていました♪
おっ!?なかなかヘビーじゃん♫
もっと良く見〜せ〜て〜(^O^)
交換工事前 配管部分(2)
なんだこれは!?
そうです!私が変な・・・じゃなかった×
そうです!!これが暖房システムの中でも難易度の高い「密閉回路」の暖房システムです♫
密閉回路とは大気と循環水等のような媒体が隔離されている配管回路のことで、大規模なセントラルヒーティング用のボイラを組込むシステム等に使われます。
ここの現場は鉄製のパネルヒーターが2台で、設置場所が2Fと3Fであったことや、暖房配管が銅管であったため、入念なシステム点検をしたうえで、交換後も密閉回路にするという流れとなりました。
交換前の密閉回路における勇敢な部品達(BGM :I Don't Want To Miss A Thing 〜アルマゲドン風〜)
1.膨張タンク
密閉回路には欠かせない膨張タンクです。
詳しい説明は省きますが、システム内の圧力調節を行う部品です。
交換後、膨張タンクは熱源機に内蔵されますのでこちらは撤去します。
2.エアーベント
配管内を流れている循環水の中に混ざっている空気を自動的に排出する部品です。
まだまだ問題なく作動していましたが、せっかくなんで新しいものに交換します。
3.圧力逃し弁
システム内に異常圧力がかかった場合に圧力を逃がす部品です。
システム配管や、機器本体を守るために設置してあります。
こちらも交換します。
4.圧力計
システム配管内の圧力や温度を測る圧力温度計です。
新機種には異常温度になった際に働く安全装置が内蔵されているので、交換後は圧力だけを見られる圧力計に交換します。
5.熱源機リモコン
そもそもこのリモコンがなければ温水も作れません。
新機種に換わると同時にこのリモコンも交換です。
以上の勇敢な5部品達が熱源機を守り、宅内の設備を守り、室内を寒さから守っていらっしゃいました♪
なんて勇敢なんでしょう!!
そもそも今回この工事をマーレにご依頼いただいた経緯は、
1.対応可能な業者がいなかったこと。(そりゃこの内容は対応可能な業者はなかなかいませんよ×)
2.新築時にこの設備を導入した業者が北海道にあり、さらにその業者に相談したところ、「数年前に親から代替わりして、現在じゃ対応できません。」と言われた。(なんだそりゃ!!)
3.マーレに相談のメールをした際に対応が丁寧で、しかも温水暖房設備にかなり詳しそうだったから、マーレに賭けてみようと思った。マーレでダメならこの設備は使うのを諦めようと思っていた。(見事賭けに勝ちましたね♪マーレを選んでいただき光栄です◎)
というような経緯でした。毎度のことですが最後の最後はやっぱりDr.マーレなのです!!
じゃー新機種も密閉しちゃいましょう!!
交換工事後 熱源機リモコン
交換後のリモコンはパネルヒータ専用リモコンでリンナイの「FC-08MDH」です。
最近はこんなリモコンも販売されているんですね・・・。
便利になりましたね・・・。
交換工事後 ガス暖房専用熱源機
交換後の熱源機は、リンナイの「RH-KM200W2-1」です。
密閉回路仕様で鉄製パネルヒーター専用の熱源機です。
交換工事後 暖房システムの配管(1)
こんな感じで改修しました。
古い膨張タンクは撤去し、エアーベント、圧力逃し弁は新しいものに交換しました。
交換工事後 暖房システムの配管(2)
圧力計も新しいものに交換しました。
仕上げ試運転調整
仕上げに配管内圧力に気を付けながら、配管内にエアー溜まりが残らないように不凍液を 注入していきます。
この作業はDr.マーレのような温水暖房スペシャリストでないとできないでしょうね♪
配管内に適切な圧力を残したまま試運転をします。
この「圧力を残したまま」にすることがとても重要なのです。
圧力を残したまま配管を密閉すれば今回の工事はDr.マーレの大勝利です◎
問題なく暖房システムは暖まるでしょう♪
実際暖まりました☆
いとも簡単にやっていますが、この工事内容は超ド級なスペシャル・ローリングサンダーでワンダフルでナウなヒューヒュー施工です(*_*)
実は現地調査の際、某有名インターネット販売・施工会社様とタイミングが重なってしまいました。
その業者様はこのシステムを見た途端に
「こんなのうちじゃ到底無理!意味がわからん!!」
と言ってそそくさと帰ってしまいました。
そういうのを目の当たりにすると、
「マーレってなかなかやるじゃん♫」
って思います。
でもまだまだ勉強が足りないとも思っています。
今後もさらなる複雑な温水暖房システムに対応できるように知識・経験を積んで行きたいと思います!!
まぁ今回の設備に関してはDr.マーレの圧勝でした!!
ポイントは『圧力』ですよ☆
圧力には屈しないDr.マーレでした♫
お・し・ま・い
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工事例
2018年07月14日
こんにちは。皆様の心の中にいるDr.マーレです。
今日ご紹介する現場は横浜市都筑区にある、しいのき台ハイツでのAD-200FFAからの交換工事です。
前にもご紹介させていただいた、AD-200FFAの後継機種は入荷不可となりましたが、今回は一般的なFF方式の給湯器で対応させていただきました。
交換前 ガス給湯暖房機
すっぽりと給湯器専用室に納まった給湯器は、かの有名な松下電器産業の「AD-200FFA」です。
出た〜(゚Д゚;)
型式がAD-200FFAとあります。
もうこの型式を見ることはないと思いました・・・。
皆さんこの機種には苦しめられています・・・。
なんとかお力になりたいですね・・・。
交換工事前 リモコン
交換前の台所リモコンです。
交換前のリモコンは台所のみですが、お客様のご希望は浴室にもリモコンを設置することでした。
浴室にリモコンを設置するにはリモコン線が必要です。
じゃー神業の出番か!?
と思いましたが、強固なコンクリート躯体に阻まれ、浴室までの配線がDr.マーレの神業でも不可能でした(>_<)
まさか建物構造物である躯体に穴を開けるわけにはいきません×××
なので台所まではリモコン線がきているにも関わらず、浴室にリモコンを設置するには台所も無線式リモコンにするしかありませんでした。
リンナイさん!!無線と有線が併用可能なリモコンの開発をお待ちしておりますm(__)m
交換工事後 リモコン
無線式台所リモコン「MCW-171」です。
もっと精進して、どんな場所でも配線が通せるようになります!
でも配線を通すのがダメな場所や、穴を開けてはダメなところはもちろん通しませんし、開けませんよ〇
浴室リモコンの写真は取り忘れてしまいました・・・。
残念!!
交換工事後 ガスふろ給湯器
そしてDr.マーレの超高品質スペシャル施工で、新しいガスふろ給湯器、リンナイ「RUF-V1615SAFFD(B)」へと交換しました!
給湯器の上から伸びてるシルバーの煙突が給排気筒です(FF方式)
給排気筒部材も綿密に計算してから発注するので、写真のように給湯器からきれいにまっすぐ伸びています。
ぜひFFデザイナーとお呼びください!
そしてここからが間接おいだき(バスヒーター)から直接おいだきへの変更工事です!
交換工事前 2つ穴(間接おいだき)
間接おいだき(バスヒーター)の特徴は、浴槽横に上下2つの穴が開いています。
※浴槽下の穴は排水口でっせ!
浴槽裏側に設置されているバスヒーター(ヒーティングバスとも言う)を撤去し、ちょちょいのちょいと配管を変換し、直接おいだきには欠かせない「循環金具」を取り付け、接続します。
交換工事後 1つ穴(直接おいだき)
直接おいだきに変えることによって、下の穴には循環金具を取り付け、上の穴は必要なくなるので蓋をしました。
場合によっては下の穴を塞ぎ、上の穴に循環金具を取り付けます。
今回の給湯器交換工事は、写真で見ると簡単に施工してるように感じてしまうと思います。
が、
しっかりと知識・技術を持って、資格も持って、責任も持って施工をしないと、重大な事故に繋がる恐れがあります。
ヘンテコな施工をされて給排気筒から排気漏れしてしまうと、最悪の場合一酸化炭素中毒で死亡事故に繋がることもあります。
ガス機器設置基準を無視した施工ができない小心者Dr.マーレにお任せいただければ、安心で安全な施工をお約束致します!
最近はこの『ガス機器設置基準 』を知らないのか、無視しているのかはわかりませんが、違反工事を行っている業者が多すぎます!!
(よかったら名前も教えますよ♪すでに調査済みです☆)
ガス機器設置基準を違反して設置されている給湯器は、故障の際にメーカーサービスも対応してくれませんからね・・・。
お客様の知らないことをいいことにメチャクチャな売り方をしている業者さんには気を付けましょうね!!
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工事例
2018年07月13日
どうもこんばんは〜
ザ・Dr.マーレです。
ここまでの道のりは短くはありませんでした。むしろ長い!
決勝に進めることができるのは2ヶ国のみ。そして最後に笑うことができるのは1ヶ国のみ。
ついに日本時間の7月15日24時にワールドカップ決勝戦ですね!
フランスが20年ぶりに優勝するのか、はたまた初優勝を狙うクロアチアか!
とっても楽しみな一戦ですね。
ザ・Dr.マーレはもちろん次の日の仕事に備えて寝ますよ笑
決っっっして結果をザ・Dr.マーレに教えないでくださいね!!
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業務日誌