2023年09月28日
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ・・・サンデン・・・。
近年は、様々な方向から圧力をかけられる世知辛い世の中になりました。
皆様は上からの圧力に負けてペチャンコに潰れてしまうタイプですか?
それとも上からの圧力をバネにし、より高く飛び上がるタイプですか?
または上からの圧力に対し、サッと横に逃げるタイプですか?
どうも!圧力をかけられながらも、時には圧力をかけてしまう側の人間であるDr.マーレです☆
と言うことで今回は、「圧力」がポイントとなる配管方式、「密閉式」暖房熱源機の交換工事例となります。
未来のお客様方は、こんな配管方式の工事を覚える必要は一切ございませんので、
「我が家の配管方式はこれなんだぁ・・・。」
「Dr.マーレってすごいなぁ・・・。」
「頼りない業者にお願いするのは危ないなぁ・・・」
とだけ感じながらご覧いただければ幸いでございます。
さぁそれではいきましょう!
❝ためになる、Dr.マーレの面白施工ブログ❞ではちょいちょい登場するこの機種は、
サンデン「CEB-L071C」と言います。
あっ!今回から画像のどこかに「Dr.マーレスタンプ」を挿入しております。
※画像を他社に無断転用されている、と言うタレコミがありましたので無断転用防止対策です。
よかったら探してみてくださいね!
仕様を見ると、
暖房能力:6,670kcal/h
暖房効率:90%
と、言うことがわかりますね。
宅内のリモコン類です。
パッと見ただけでどれが今回の改修工事に関わりのあるリモコンかわかりますか?
Dr.マーレにはわかってしまうのです
<(`^´)>
改修工事を機に制御方式等を大幅に変更するので、秘儀「M・M・T」が炸裂するでしょう!
左下にこのようなリモコンがありました。
これは「Robertshaw(ロバートショー)」と言うマニアックだけど割と有名なメーカーのコントローラーリモコンです。
パカッと前カバーを外すと、配線図がありました。
はいはい仕組みが良くわかりました。
OKでぇ〜す☆
宅内の秘密の場所にこのような配管がありました。
まず、❝このような配管が宅内のどこかに必ずある!❞と名探偵のように断言し、探し出してしまうところがDr.マーレのすごいところです。
配線やら配管が所狭しと通っていました。
名探偵のように断言してしまうなんて・・・君は一体!?
配管の途中に組み込まれていた、ロバートショーのHN型熱動弁です。
現在は生産終了となってしまっておりますが、原理は簡単なので他メーカーの商品に交換しちゃいます☆
今回のお客様宅は、地下1F、地上2F建ての誰がどう見てもわかるような「高級住宅」で、温水式パネルヒーター、温水式床暖房、温水式浴室暖房乾燥機、温水式ファンコンベクタ、等様々な温水暖房設備が設置されていました。
それらすべての暖房をまかなっているボイラーが故障しまったので困り果ててしまい、色々な業者さんに問い合わせところ、案の定対応可能な業者さんは一切ありませんでした。
「それならばボイラーの製造元である「サンデン」に聞いてみよう!」
と、サンデンに問い合わせたところ、受け付けた担当者様には、
「製造を終了しているので対応できません」
と断られてしまったそうです。
それでも真冬の寒さには勝てませんので「何か方法はありませんか?」と、サンデンの担当者様に聞いたところ、
「CHOFU(長府製作所)に聞いたら何とかなるかもしれません。」
との回答が!しかも連絡先まで教えてくれたそうです。
サンデンの担当者様は、困っているお客様のために、他メーカーであるにも関わらずCHOFUと言うメーカーをお客様に教えました。
なんて誠実なご対応でしょう。
こういう方がいらっしゃるメーカーはきっと安泰でしょう☆
さぁ、サンデンの担当者様に「CHOFU」と言うメーカーを聞いたお客様は、早速CHOFUに問い合わせました。
現地調査に来たCHOFUの回答は・・・・・「対応できません・・・。」
「もう温水暖房は諦めるしかないか・・・。」
と考えていたところ、CHOFUの担当者から、
「マーレと言う会社はできるかもしれない。」
との回答が!!
CHOFUの担当者N様、良い仕事してますねぇ〜♪
この暖房システムを引き続き使いたい、というお客様の執念と、サンデンとCHOFUの担当者様の誠実で親切な対応により、お客様とDr.マーレは繋がったわけであります。
これこそが俗に言う「奇跡」と言うのでしょうか?
さぁそれではDr.マーレによる「奇跡」の改修工事後をご覧ください。
Dr.マーレの秘儀「M・M・T」を施し、左下に新しいリモコンを設置しましたが、改修工事後のリモコンは内緒です。
どの業者さんにも真似はできないと思いますが、念のため伏せさせていただきます。
Dr.マーレっていけずぅ〜!
せっかくサンデン→CHOFU→マーレの流れでご紹介をいただきましたので、機種はCHOFUの「EDBF-1512RG」にさせていただきました。
真冬の工事で、しかもやること盛沢山だったので屋外はすっかり暗くなってしまいました。
でも完璧に仕上がりましたよ♪
暖房出力:15.0kW
暖房効率:92.0%
の油だき温水ボイラです。
宅内の秘密の場所にあった配管、配線類も大幅にいじりましたが、それは絶対に見せられません×××
なんたってDr.マーレのノウハウのカタマリのような箇所ですからね☆
でも案外普通のことをやっているので、ある程度詳しい業者さんであれば可能な改修内容です。
世間の業者さんが全然詳しくないだけです・・・。
↑Dr.マーレが記載を取り消しました
暖房システムにも適正な圧力をかけ、回路を密閉しました。
エア抜き試運転や、各暖房設備がしっかり暖まることを確認して工事完了です♪
お客様には大変喜んでいただけたので、今回の改修工事も100点満点とします◎
こんな感じで100点満点の工事を多発させているDr.マーレですが、今までの経験や勘のみでこのような工事を行っているわけではありません。
経験や勘から、施工方法の見当は付きますが、その方法が本当に適切かどうか?等の細かい確認作業はしっかりと毎回行っております。
また、それらの細かな確認作業が、Dr.マーレの経験、勘、知恵としてさらに定着し、無双の暖房スペシャリストに仕立て上げているのでしょう♪
お客様は、ご自宅の設備についてわからなくて当然です。
わからないからこそ、わかっている業者にお金を払って依頼をするのです。
ですので当たり前ですが、いかにもわからなそうな業者さんにお金を払って依頼することはお勧めできませんね・・・。
こんな世の中でも言いたいことを言えるし、メーカーからも頼りにされているDr.マーレでした♪
そんじゃまた☆
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工事例
2023年09月15日
この施工ブログを書いているのは2023年9月15日(18:40)です。
2023年9月ももう半分が終わろうとしています。
9月が終わったら10月になります。
10月が終わったら11月になります。
11月と言えば地区によってはもうガンガン暖房を使い始める時期となります。
暖房を使い始める時期と言えば、もうそれはすでにDr.マーレの季節です。
どうも、冒頭から当たり前のことを書き綴っているDr.マーレです。
すでに皆さんご存じの通り、「密閉式」と言われる温水暖房システムに精通しているのは、北海道等のガチのプロフェッショナル業者集団か、関東地方代表のDr.マーレのどちらかです。
今回の施工例は、そんな関東地方代表であるDr.マーレの、密閉式暖房熱源機改修工事となりますが、この施工例をご覧になり、
「こんな工事できるようになりたい!」
と、感じてくださった業者様方、どうぞDr.マーレまでご連絡ください。
「努力すればできるようになります。」
と一言アドバイスさせていただきます。
さぁいきましょう!
見た瞬間「密閉だ!!」とわかるこの暖房熱源機は、サンヨーの「HBU-AK7F」です。
パーパスで言うところの「AD-70R」で、Dr.マーレがメーカー施工時代に見るのもイヤになってしまうくらい設置した機種です。
「HBU-AK7F CW」までがこの機種の正式な型番です。
簡単に言えばこの型番から屋外設置だということがわかります。
「サンヨー油だき温水ボイラ」と書いてあります。
っていうことはこの機種は、「サンヨー製の油で焚く温水のボイラ」ってことですね。
暖房能力は8.14kW、暖房効率は82.0%とあります。
写真が臨場感に溢れていますね☆
室内には「RCS-TM6」というタイマーリモコンが設置されていました。
パーパスで言う「FHR-14」で、2種類のタイマー設定ができるリモコンです。
「温度設定が曖昧でよくわからん」と、Dr.マーレは個人的に昔から思っていました。
この場を借りてやっと言えた〜(*'▽')
今回の施工のポイントは、
❝誰がなんと言おうと暖房システムを密閉する❞
です。
宅内にはパネルヒーターが9台設置してあり、交換後にはそれら9台のパネルヒーターからの完璧なるエア抜き作業が求められます。
そうです!つまり絶対に負けられない戦いがあるのです(・`д・´)
密閉式暖房システムの改修工事が、❝選ばれし業者❞にしかできない理由には、
◆「密閉式暖房システム」のことをご存じでない「温水暖房システムならお任せ!!」の業者が多数あるため
◆理論上は理解していても、販売、施工になると何をどうすれば良いかわからない「温水暖房システムならお任せ!!」の業者が多数あるため
◆「温水暖房システムならお任せ!!」なのに各種温水暖房システムの施工に対応可能なツールを持っていない「温水暖房システムならお任せ!!」の業者が多数あるため
等々です。
さぁあなたの会社、もしくはあなたが問い合わせようとしている業者は上記3つのどれに当てはまりますか?
まぁそんな業者はほっといて、関東地方代表Dr.マーレの交換工事後をご覧ください。
多機能リモコン「CMR-2611」です。
温水暖房機器がパネルヒーターの場合、Dr.マーレはわりとこのリモコンか、「CMR-3102VM」を選びがちです。
何故かって?
スペシャリストが選ぶからです☆
新しいボイラはCHOFU(長府製作所)の「EDBF-1512RG」です。
暖房能力は15.0kWに上がり、エネルギー消費効率も92.0%に上がっています↗
なぜ暖房能力を8.14kW→15.0kWにしたかって?
やはり関東地方代表の温水暖房スペシャリスト、Dr.マーレが機種を選ぶからです☆☆☆
蓄熱式床暖房もそうですが、 パネルヒーターが快適なのは、暖房効果が「ふく射」であるからです。
ふく射の効果のおかげで室内は、乾燥せず、ホコリも立たず、寒さを感じず、の「3ず」環境となります。
Dr.マーレがふく射の話をし始めたら超長い!ともっぱら有名ですのでここではしませんが、とにかく「寒さを感じない環境」ってものすごく快適ですよ◎
今回の施工例のような密閉式温水暖房システムって、どの業者さんにも「対応できない」と言われやすいです。
しかし万が一・・・、万が一ですよ?万が一あなたのお宅にもこのような設備があり、その設備をどうして良いかわからない時は、それはこの関東地方代表Dr.マーレが喜んで対応させていただきます。
なので是非お気軽にご連絡くださいね♪
『関東代表Dr.マーレ』
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工事例
2023年09月12日
このご時世、ガス式や石油式のカンタンな床暖房熱源機交換業者さんはたくさんいます。
家電店やホームセンターで販売、施工しているエアコン交換業者さんもたくさんいます。
しかし、蓄熱式床暖房熱源機の交換が可能な業者さんとなると一気に減ります。
さらにそこにエアコン機能を搭載した温水熱源機付エアコンの交換業者さんとなるともっともっと減ります。
さらにさらにそれを高品質な内容で自社販売、自社施工する交換業者さんとなるとスズメの涙ほどになってしまいます。
どうも、スズメちゃんにも「スズメの涙ほどだチュン」と言われるDr.マーレです。
今回の施工例は、シンプルに「CHOFUの温水熱源機付エアコンの交換工事」とさせていただきます。
んじゃ早速やってみましょう!
このエアコンの室外機みたいな機種は、CHOFU(長府製作所)の温水熱源機付エアコン「RAY-4037」の、室外ユニット「AEY-4037」です。
これは室外ユニットに貼り付けられている仕様ラベルです。
→RAY-4037が、室外機と室内機を合わせたセットの形名
→AEY-4037が、このラベルが貼り付けられている室外ユニットの型番
→RCY-4037が、室内に設置されている室内ユニット(エアコン)の型番
となっています。
(※わかりづらいですね・・・。)
これが室内に設置されている室内ユニット(エアコン)「RCY-4037」です。
普通のエアコンのように見えますね?
そうです!普通のエアコンです!!
エアコン本体にも仕様ラベルが貼られています。
ここには形名「RAY-4037」と書いてあります。
交換お見積りのお問い合わせの際には、この「形名 RAY-4037」を教えてくださいな☆
ちなみに2013年製ですので、ちょうど10年ですね。
交換前のリモコンは「CMR-2611」です。
2023年現在も活躍中の多機能リモコンです。
タイマー設定すれば、2種類の温度(通常・セーブ)で床暖房運転のON/OFF操作を1日に何回もできます。
※エアコン用のリモコンは別であります。
ちょっとこの写真の○部分↑をご覧ください。
この黄色だかアイボリーに見えるモノはなんでしょう?
これは「ポリブデン管」という配管で、最近では給水や給湯などの設備配管でよく使用される配管です。
この配管を床暖房配管に使用している・・・までは全然良いのですが、これはちょっといただけない施工方法ですねぇ・・・。
使うならポリブデン管の特性をしっかり勉強してから使いましょう!
と、言うことで高品質施工のDr.マーレがしっかり処置させていただきました◎
なんてったってスズメの涙ほどの業者ですから(´∀`*)
実は、今回の熱源機の製造年月日である2013年を含む2010〜2015年くらいにかけてですかねぇ・・・。
Dr.マーレはCHOFUのこのようなヒートポンプ熱源機を、神奈川大和市にある「山下建設」や、全国各地にパートナー工務店がある「無印良品の家」、フロア全面床暖房が特長の「一条工務店」等の床暖房工事でこれでもかと設置していました。
だからなんだか懐かしいのです・・・。
それだけ年老いたってことなんです・・・。
日本全国を車で走り回ったあの時代が懐かしい・・・。
はい、言うことで気を取り直してその懐かしい機種から交換した、新時代を行く機種たちをご覧ください。
新しいリモコンは「カンタンリモコン」でお馴染み「CMR-2614」です。
一見変わったように見えなく、また変わったとしたらグレードダウンじゃん!
と思われそうですが、そうです。グレードダウンです。
それが何か?
お客様によって使用方法が異なるんだから、無理にグレードの高いリモコンにしてもお金の無駄でしょ?
新しい室内ユニット(エアコン)は、「RCY-4042X」です。
少しデザインが変わったくらいで、能力、寸法等は同じです。
室内ユニットに貼り付けられている銘版ラベルに「RAY-4042X」とありますが、こちらが新しい機種の形名となります。
つまり新しい室外ユニットと、新しい室内ユニットの合わせた形名です。
ご覧の通り、
→RAY-4042Xが、室外機と室内機を合わせたセットの形名
→AEY-4042Xが、室外ユニットの型番
→RCY-4042X(写真が見切れちゃった・・・。)が、室内に設置されている室内ユニット(エアコン)の型番
となっています。
と言うことで工事完了です◎
新しい室外ユニットは「RAY-4042X」の「AEY-4042X」です。
完全にスルーしておりますが、
・不凍液交換
・床暖房システムのエア抜き作業
・床暖房の試運転
・エアコンの試運転
・Dr.マーレがお勧めする床暖房の運転方法のご説明
等も滞りなく行って完全完了となります♪
蓄熱式床暖房の熱源機更新工事で伺った際に❝Dr.マーレがお勧めする床暖房の運転方法❞を説明したりすると、
「初めて聞いた!!」
「新築の引き渡しの時にはそんな説明なかった!!」
等々、なんとなく蓄熱式床暖房を使っている方がいらっしゃったりします。
しかしご安心あれ!
Dr.マーレは温水暖房のスペシャリストです☆
マーレでの更新工事を機に、この素晴らしい床暖房システムのさらに良い運転方法を知っていただき、より快適な生活への足掛かりにしていただければと思っております。
「AEYH」だの「AEYC」だの「RAY」だの、CHOFUのヒートポンプ熱源機の更新工事は、
『メーカーよりも詳しいのではないか?』
と期待をさせてしまうほどの業者であるマーレまで是非ご相談ください☆
温水暖房スペシャリストのDr.マーレからでしたでチュン♪
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工事例