2025年09月02日
2つから1つにすると喜ばれるものな〜んだ??
と、突然クイズから始まりましたDr.マーレのオモシロ施工ブログへようこそ!
皆さん答えはわかりますか?
わかってもわからなくてもDr.マーレはどうでも良いですが、とにかくこの施工例を最後までご覧ください!
さぁ!よーいドン!!
この機種は、リンナイの「RFS-A1610A」と言う給湯器です。
給湯能力16号のフルオートの機種で「浴槽隣接設置型」と言うタイプのガスふろ給湯器です。
「浴槽隣接設置型」とは、給湯器と浴槽が「循環パイプ」という、2本のパイプで連結されており、そのパイプで「お湯はり」や「おいだき」を行うタイプの給湯器です。
給湯器と浴槽が、循環パイプで直接接続されているので、給湯器は必ず浴槽に対して隣接して設置されています。
一昔前の「バランス釜」を外壁を隔てた屋外に設置するようなイメージですね。
余計わかりませんねwww
Dr.マーレが大好きな吉岡里帆さんのCMでお馴染みの、
「ユーアールであ〜る♪」
とはユーアール違いですが、
「ユーアール16」
と表記があります。
2011年7月製造品ですね。
なでしこジャパンがワールドカップで優勝したり、地上アナログが地デジに完全移行した時期です。
屋内の浴槽には↑のように2つの部品が設置されています。
これが「2つ穴」と呼ばれる所以です。
下の穴から浴槽内のぬるくなったお湯を吸い込み、上の穴から温め直したお湯が出てきて、おいだきを行います。
給湯器の裏側は↑のようになっています。
少し見えると思いますが、筒状のステンレス管が「循環パイプ」です。
屋内の台所リモコン「MC-120V」と、
浴室リモコン「BC-120V」です。
浴室リモコンには、リンナイのあの伝説の機能「ゆらぎのシャワー」が搭載されております。
この機能は復活しないのでしょうか?
まぁ別にしなくても良いと思いますけど・・・。
普通の業者さんなら今回の工事は基本的に「浴槽隣接設置型」から「浴槽隣接設置型」への交換工事をご提案するでしょう・・・。
※普通の業者さん=知識、技術があまりない金額勝負の安売り店様
しかしDr.マーレは基本的にそんな提案はしません・・・。
だってお客様にもDr.マーレにもメリットがあまり見当たりませんからね・・・。
それではお客様にもDr.マーレにもメリットがある交換工事ってどんなの??
こんなのq(。_。*)p
まずはリモコンから!
台所リモコン「MC-240V(A)」と、
浴室リモコン「BC-240V(A)」です。
この辺はどうでも良いのでさらっとご覧になってください。
Dr.マーレはリモコン1つにしても綺麗に交換していることが、これだけでもじゅうぶんわかると思います。
上の穴は専用のキャップで塞ぎ、下の穴の位置には「循環金具」を新規に設置させていただきました。
これからのおいだきは、この循環金具1つで行います。
これが「1つ穴」です!!
新しいガスふろ給湯器は、リンナイの「RUF-E1615AG(B)」です。
「浴槽隣接設置型」から「設置フリー型」へと交換しました。
当たり前ですが「エコジョーズ」となっています♪
「浴槽隣接設置型」って、メーカー希望小売価格は「設置フリー型」に比べ安いのですが、流通量が少ないため「設置フリー型」に比べ値引き率が悪い傾向があります。
なので業者が提示する販売・施工のお見積り金額で比較すると、そんなに変わらなくなっちゃうんです。
だったら今後もことも考えて、
「浴槽隣接設置型(2つ穴)」を「設置フリー型(1つ穴)」
に交換しちゃうのもアリじゃない?
施工方法がわからない業者さんはこんな提案しないでしょうけどwww
と言うことで今回は、
❝ほんのちょっとの工事で「2」を「1」にすれば、お客様にも業者にもメリットがありますよ❞
と言う内容の施工例となりました。
Dr.マーレは自分を、良い意味で常識を覆す提案をする人間と思っています。
と言うか業者である以上、そうでありたいと思っています。
時にはそれが「見当違いだ」と思われるかもしれませんし、Dr.マーレも人間ですので、その提案が間違ったものかもしれません。
しかし、それはそれでご依頼をいただくからには最後まで責任を持って対応させていただきますし、その際に発生したお見積り金額以外の費用については、こちらのミスですのでもちろん請求しません。
Dr.マーレは、お客様には最適でより良い商品を選んで欲しいと思っていますので、それくらいの覚悟で普段の業務を行っております。
現状維持ではなく、現状打破しないと、より良いものは手に入れられません。
スマホが当たり前の今、昔のポケベルに戻れますか?
地上デジタルが当たり前の今、昔の地上アナログに戻れますか??
今当たり前のものは、いつかは当たり前ではなくなります。
今回の給湯器のような住宅設備に関しても、交換を機に一歩先の「今当たり前ではないもの」に変更していくことをお勧め致します。
それでは今回はこの辺で!
Dr.マーレは、現状を打破したいあなたからのお問い合わせをお待ちしております。
打破しようぜ!!
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工事例
2025年09月01日
大切な我が家に設置されている給湯器は、はたして適切な機種なのでしょうか?
何かのミエナイチカラが働いて、無理やり他の機種が取り付けられていませんでしょうか?
どうもDr.マーレです。
と言うことで今回は「本当はこれじゃなくても良かったじゃんか!」の代名詞である「スリム型の給湯暖房用熱源機」からの交換工事例とさせていただきます。
どうぞ最後までご覧くださいましぃ〜☆
交換前の給湯器は、天下の東京ガス様の「IT4212LRSSW3CM」です。
外壁に対して90度横向きに設置されている背が高い暖房機能付きの給湯器です。
狭所に設置されることが多い「スリム型」と言われる給湯器です。
青いアンダーラインが、東京ガス型番「IT4212LRSSW3CM」で、
赤いアンダーラインが、製造元であるガスター(現:リンナイ)型番「RUFH-SE2403SAW2-3」です。
型番から、エコジョーズの24号、オートタイプの温水暖房機能付きの機種だということがわかります。
交換前の台所リモコンは「IKR12ABCDE2GISV」です。
型番にアルファベットを多用すれば良いと思っているのでしょうか?
なんとも覚えにくく、業者に伝えづらい型番ですね・・・。
リンナイで言うと「MC-200VC」という型番の台所リモコンです。
浴室リモコンは「IBR-A12A-BCGISV」と言います。
リンナイで言う「BC-200VC」で、通話機能があるリモコンです。
このリモコン型番を言われても、Dr.マーレはな〜んもわかりません・・・。
だから写真を撮って送ってちょ☆
ところで皆さんは、最初の狭所に設置されることが多い「スリム型の給湯暖房用熱源機」の写真を見てどう思います?
「別に狭所じゃなくね?」
と思った皆さん!
大正解◎
このお客様宅の給湯器設置場所は、全然「狭所」じゃねぇ〜んですよ☆
もっと狭いのに「標準型」を設置しているお宅もたくさんありますからね。
では何故新築時に「スリム型の給湯暖房用熱源機」が選ばれ、設置されたのでしょうか?
Dr.マーレが想像しているのは、
❝ガス会社様等がデベロッパー様に対し「これだけ安くするから、この周辺の建売住宅には全部この機種を設置させて!」という交渉を行った、またはその逆❞
です。
いわゆる「大人の事情」ってヤツです・・・。
特に建売住宅にお住いの皆様は、ご近所の給湯設備機器を見てみてください。
※怪しまれないようにね☆
どうですか?
ご自宅とまったく同じような設備機器が設置されていませんか?
Dr.マーレの経験上、今回のような「スリム型の給湯暖房用熱源機」の他に、
・エネファーム
・エコウィル
・無線式リモコンの給湯器
は、上記の「大人の事情」により、土地開発され建てられた住宅に多く設置されていることが多いような気がします。
まぁそれでもそのお宅に最適な機種であれば問題なないのですが、
「本当はこれじゃなくても良かったじゃんか!」
と言うようなこともよくあります。
本当はもっと選択肢はあるのに、最初からこれが設置してあったことが原因で、機器の更新費用が高額になってしまう・・・。
なんて悲しくないですか?
Dr.マーレはそんな世の中の「悲しみ」を、お金をもらいながら無くしていきたいと思っている健全な人間です!
そんな「悲しみ」を無くした交換工事後をご覧ください♪
新しい浴室リモコンはリンナイの正規品「BC-300V(B)」です。
正規品!!なんて書きましたが、このご時世、偽物なんて出回りませんからどうぞご安心くださいな♪
台所リモコンはリンナイの「MC-320V(B)」です。
通話機能は不要とのことでしたので、通話機能なしのリモコンに変更させていただきました。
新しい機種は、リンナイの標準型の給湯暖房用熱源機「RVD-E2405SAW2-3(C)」とさせていただきました。
交換前と比べて何か違和感ありますか?
ないでしょ??
ないに決まってる!!
青いアンダーラインが、BL品番「HT4223KRSSW3CM」で、
赤いアンダーラインが、リンナイ型番「RVD-E2405SAW2-3(C)」です。
外壁を背にした設置形状となり、排気はお隣様に向かって排出されるようになりましたので、排気方向を上に向ける「排気カバー」を設置させていただきました。
もともとあった床暖房配管、浴室暖房乾燥機配管、給水管、給湯管、ガス管、リモコン信号線等を、新しい給湯器の接続位置に合わせて切り詰めたり延長したりして接続し直しましたので、次の更新時にはこの機種の後継品での交換が可能となりました♪
あなたのお宅の設備機器も、きっと何かしらの理由があって、その機種が選ばれていると思います。
その理由とは何なのか?を少し調べていただくと、もっと最適な機種が見つかるかもしれません。
Dr.マーレは、少しでもそのお手伝いをさせていただければなと思っております。
是非、機器の更新工事のお見積りを取る際は、
「このマーレとか言う会社、他の業者とは違う機種で見積もってきたぞ!怪しい・・・。」
と、思うのではなく、
「このマーレとか言う会社、他の業者とは違う機種で見積もってきたぞ!すごい・・・。」
と思ってご検討くださいね☆
それでは今回はこの辺で!
あなたからのお問い合わせ、お待ちしております。
ではでは!
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◆今回登場した給湯器
交換前
東京ガス:IT4212LRSSW3CM
ガスター:RUFH-SE2403SAW2-3
交換後
リンナイ:RVD-E2405SAW2-3(C)
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工事例
2025年08月12日
僕は、2023年の2月に東京都小平市で、暖房ボイラの交換工事を行いました。
お客さんのおうちには、床暖房が付いていましたが、
「床暖房が使えなくなってしまった・・」
と、とても困っていました。
故障の原因は、
・電気基盤のヒューズ切れ
・不凍液が酸化したことによる本体からの漏れ
でした。
ボイラーの年数もだいぶ経っていたので、お客さんは、
「石油式のボイラーからガス式のボイラーに交換したい!」
と、僕に言いました。
色々な業者さんに聞いたそうなのですが、どの業者さんも、
「この床暖房はガス式にはできません。」
「壁を剥がすような大掛かりな工事をしないと、交換できません。」
と、言っていたそうです。
僕は、床暖房の工事が得意なので、
「がってん承知!!」
とだけ言い、お見積りさせていただき、工事のご依頼をいただきました。
そんな交換工事例をこれから紹介します。
さぁ見よ!
交換前は、長府製作所の「DBF-1700」と言うボイラーでした。
僕の尊敬する人が施工例にも載せているボイラーです。
暖房出力は17.4kWで、暖房効率は82%の開放形のボイラーです。
2008年製の機種だったので、交換までに「2023年―2008年=15年」使えました。
僕引き算得意なんだ♪
ボイラーの隣には、床暖房配管を分岐したり、制御するための機器が入っている「ヘッダーボックス」が付いていました。
型番は「HDB-8」と言うみたいです。
これが原因で、工事ができない業者さんがたくさんいるのかなぁ・・・?
僕には普通の床暖房ヘッダーボックスに見えるけど・・・。
このヘッダーボックスの電気基盤も壊れちゃってたから、お客さんには交換した方がいいよ!って僕は言いました。
いっぱいリモコンがありました。
右上のリモコンは「CMR-1003」と言うボイラーのメインリモコンです。
その他のリモコンは「CMR-1401」というコントローラーリモコンで、この3個の他に、別の部屋にあと2個設置されていました。
僕の尊敬する人は、こういう工事の時には、不凍液を交換したり、M・M・Tって言う超かっこいい決め技を使うだよ☆
それで今回僕が行ったのは、
■不凍液の交換
・・・超劣化しててにおいもきつかったぁ。
■ヘッダーボックスの交換
・・・ヒューズも切れてたし、熱動弁も全滅だったからね。
■制御方式の変更
・・・せっかくならもっと使いやすいようにね☆
を、含めた交換工事でした。
結果、僕の尊敬する人にも褒めてもらえて、お客さんにもとても喜んでもらった工事内容はこちらです。
さあ見よ!
僕のやった方法を誰にも見られたくないから、いたずら書きで塗りつぶしちゃった♪
壁だって剝がさなくて済んだし、交換前より使いやすくなってると思うよ☆
ヘッダーボックスも交換しました。
ちょっと変なつなぎ方をしてたから、一緒に床暖房配管も少し直しました。
新しいヘッダーボックスの型番は「HDB-804」だよ☆
中には新しい制御部品や配線、配管でいっぱいです。
新しいガス熱源機は、リンナイの「RH-K200W2-1」です。
さぁここで問題です!
Q.石油ボイラーからガス熱源機にするためには、何が必要でしょうか?
熱出力(暖房能力)は23.3kWになりました。
暖房効率は約85%です。
暖房効率の計算方法わかりますか?
僕わかるんだよ!
すごい??
ねぇ・・・すごい??
あっ!さっきの問題の答えは「ガス管」です。
ガス管の工事は、ガス販売業者さんにしてもらいました。
僕は、床暖房工事が得意で、大好きです。
もっとこういうような工事をして、お客さんに喜んでもらえたら嬉しいです。
おわり
と、いうことで、Dr.マーレの作文風施工例はいかがでしたでしょうか?
このように、Dr.マーレは床暖房システム改修工事のスペシャリストです。
他社様が「できない」とか「大掛かりな工事になる」と言うような内容の工事も、シンプルに、使い勝手良く、リーズナブルに工事することが可能です。
どんなに難しい床暖房システムも、そのシステムを組んだのは当時の業者様で、どんな床暖房システムだって基本はすべて一緒です。
つまり、これくらいの改修工事ができない業者様は「基本ができていない業者」ということをご自身で言っているようなものなんです。
でもそのような業者様達はプライドが高いので、Dr.マーレに「教えて!!」とは言ってきません。
Dr.マーレは結構ウェルカムモードなんですけどね・・・。
と言うことで今回は、
「長府製作所の床暖房システムを、お客様のご希望に沿った内容で、他のメーカーを使いながら、さらにもっと使い勝手良く改修工事しました!」
と言う施工例となりました。
皆さんも良かったらお問い合わせくださいね☆
ではまた☆
カテゴリ:
工事例