2018年12月12日
どうもお世話になります☆
いつでもどこでも安心・安全・高品質施工のDr.マーレの施工ブログへようこそ!!
今回の施工例は、マンション、ベランダ設置の給湯暖房用熱源機の交換工事となります。
場所は眠らない街で有名な東京都新宿区で、超が付くほど高級な高層マンションでした。
お客様は、以下のようなことを踏まえ、依頼する業者を探していたそうです。
・大手ガス会社に頼んでもいいけど、工事までに時間がかかる。
(よく聞く話ですね・・・。お湯が出ないのに交換工事まで数週間はかかってしまうと言われたそうです・・・。)
・あんまり『安さ』を売りにしている業者は信用できない。
(申し上げにくいですけどその通り!!それで失敗している方は大勢います・・・。)
・機種選定、施工、アフターフォローまでちゃんと行ってくれる業者が良い。
(それは本来当たり前なことなんですよ♪最近はそれすらもできない業者が多すぎます!!)
数社から見積もりをとり、対応の早さ、丁寧さ、また説明の詳細さを考慮し、その中からマーレを選んでくださいました♪
交換工事前 給湯器
交換前の機種は、パーパス(高木産業株式会社)のGH-244AKH-R(BL品番 XT-4204ARS5-SW6Q)で、24号、オートタイプの給湯暖房用熱源機です。
配管カバー付きで丸排気型なのがわかると思います。
交換工事前 型番
暖房能力は14.0kWで、床暖房配管は3系統、高温端末は浴室暖房乾燥機が設置されていました。
2004年3月製造品ですね!Dr.マーレがまだパーパスのメーカー施工を行っていた時期です。
このGHシリーズがまた重たいんです(>_<)
40kgくらいはあるんじゃないでしょうか!?
交換工事前 台所リモコン
交換前の台所リモコン、MC-633です。
何百〜何千個は取り付けたんじゃないでしょうか!?
交換工事前 浴室リモコン
浴室リモコンは、FC-633です。
裏面の粘着テープが超強力で、キレイに撤去するのにはこの上ない精神力が必要となります。
(Dr.マーレは持っています♫)
交換工事前 床暖房リモコン
交換前の床暖房リモコンは、FHR-13と言います。
室温センサー付きで、よくできたリモコンです。
このリモコンも何千個設置したことか・・・。
これらの機種を交換するのですが、お客様には以下のようなご説明、ご提案をさせていただきました。
・現在のタイプはどちらかをご説明した上での、オートタイプとフルオートタイプの違いのご説明。
・他社様は標準排気型を提案してきたそうですが、なぜDr.マーレは丸排気型をご提案したか。また、なぜもともと丸排気型が設置されているのかのご説明。(決して今が丸排気だから・・・ではありませんよ!!)
・現在の温水暖房設備から必要暖房能力の計算をし、暖房能力は落としても問題なくご使用いただけますよ♪というご説明からの機種のご提案。
・『防振壁掛金具』が設置してあり、他社様は、「そんなの必要ない!」に対し、Dr.マーレは「必要です!!」の回答。またその理由についてのご説明。
・床暖房リモコンは再使用できるのですが、あるポイントを見た上で、Dr.マーレは経験上交換した方が良いと判断し、交換のご提案、ご説明。
と、いう感じです◎
マーレはここまでやります!!お客様が理解してくれるまで何度でもご説明します!!
だって『マーレに依頼しなきゃよかったぁ(>_<)』って絶対思われたくないし、なんて言うんだろう・・・『良心がゆるさない』ってやつですかね☆
正義の味方Dr.マーレは、お客様の知らないことをいいことに勝手な機種選定、質の悪〜い工事をしている悪の組織と常に戦っているのです<(`^´)>
ではここからが交換後の写真となりますぜよ!!
交換工事後 床暖房リモコン
新しい床暖房リモコンはFC-09DRと言います。
室温センサー付きで、パワフル運転機能等がついている商品です。
交換工事後 浴室リモコン
交換後の浴室リモコン、BC-230Vです。
よく使う機能は表のボタンからの操作になり、使いやすさ爆発です!!
交換工事後 台所リモコン
新しい台所リモコンMC-230Vです。
温度表示がとっても大きくて、遠くからでも温度が一目瞭然です♪
そんなに遠くから見ることはなかなかないと思いますけどね・・・。
交換工事後 給湯器
交換後の新機種はリンナイのRUFH-E2405SAT2-3(A) ぜよ!!
24号、オートタイプで、今では当たり前の「エコジョーズ」となったぜよ!!
防振壁掛金具も設置し、交換前と同じ丸排気型の機種となっています。
給湯器って、PS設置だの壁掛設置だの据置設置だのと、設置バリエーションがたくさんあって、オートだのフルオートだの暖房機能付きだの給湯専用だのと、機能も様々です。
そこに能力だのオプション部品だのリモコンの使い勝手だのときたら、もうキャーッ('Д')ってなっちゃいますよね。
そのために販売・施工業者は、正確な情報をお客様にご説明し、理解してもらい、お客様のご希望通りに安全な工事を行う義務があるはずです。
そこまでして初めて報酬を受け取るべきなのです。
Dr.マーレは常にそう思ってお客様ひとりひとりに対して全力で向き合わせていただいております。
最近はインターネット安売り店はもちろん、大手ガス会社でもそんなことを思いながら仕事をしている人は少ないでしょうね・・・。
悲しい時代です(>_<)
しかし時代がどうであれ、Dr.マーレは古き良き時代の「身近でどんなことでも頼みたくなる業者さん」スタイルで、「時代の最先端の将来を見据えた設備」のご提案、施工を行っていきたいと思います!!
『大手なら安心、安全』という時代はもう終わりますね。
あんなことやこんなことの不祥事だらけですから・・・。
しかも金額もプライドも高い!!
『人間の工事が必要な商品の格安販売』という時代は終わるも何も最初からきていません。
はっきり言って不祥事だらけです・・・。
細かく書くとそういった業者さんから「これってうちのこと?なんで言うの!??」って苦情がくるので細かく書きません。
『安心・安全で信用できて高品質で適正価格』(←マーレブランド)という時代は決して終わりません。
ていうかそれが一番良いに決まってます。
マーレブランドが世間に定着するのもそう遠くはなさそうですね♫
投資家の皆さん!マーレに投資するなら今ですよ!!
といった感じで今回のDr.マーレの熱〜い施工例のご紹介は終わりです☆
さぁ明日も頑張りましょう!!
カテゴリ:
工事例
2018年12月11日
ごっつぁんです !
本日も温水暖房業界の横綱Dr.マーレの土俵入りの時間です!!
ということで始まりましたDr.マーレの施工ブログへようこそ♫
今回の施工例はまたまた「スミリンシステム住宅」の「蓄熱式温水床暖房」の石油式暖房ボイラの交換施工例となります◎
毎年マーレにはスミリンシステム住宅にお住いの様々なお客様から熱源機交換工事についてのご相談があります。
時には今はなくなってしまったスミリンシステム住宅のおおもとである住友林業様からもご相談があるほどでございます<(_ _)>
そのくらいこの蓄熱式床暖房は特殊で、対応可能な業者様がいないのでしょうね。
そりゃそうですよ。
このスミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房システムを理解している業者様なんて日本に3社しかいないのですから・・・(←本当に3社しかいません・・・。)
使ってみるとかなり快適なんですけどね♪
ということで今回もDr.マーレが日本代表として責任を持って改修工事を行わせていただきました◎
交換前 石油ボイラ
写真左の交換前の石油ボイラは、パーパスのTP-BSD70Rでした。
いつものように隣には蓄熱式床暖房の司令塔であるヘッダーボックスが設置してあります。
このロゴも何百回見たことか・・・。
『BSD70R』の部分のグレーとホワイトの色の使い分けに時代を感じてしまうのは私だけでしょうか・・・。
器具の型番、仕様ラベルでありんす。
パーパス型番はTP-BSD70Rで、サンヨー型番はHBU-AK7Cとなりんす。
■暖房出力8.14kW{7,000kcal/h}とありんす。
この機種はその昔Dr.マーレが「埼玉県民共済住宅」の床暖房工事の際に多用した機種となります。
懐かしいですね(~_~)
ついでに捕捉です。
「埼玉県民共済住宅」 にお住いで、この機種にて床暖房をお使いの方!
システムの改修工事が可能な業者はマーレしかいません。
なぜなら・・・埼玉県民共済住宅の石油式床暖房システムはちょっと複雑で、現在はもうメーカーに修理部品がありません×××
したがって改修するなら他メーカーとなるのですが、現在のシステムを生かしつつ他メーカーの商品で改修工事が可能な業者は、マーレしかないのです!!
昔はもっと対応可能な業者様はいらっしゃったのかもしれませんが、その業者様方も時が経つにつれて引退され、現在では簡単なシステムすら理解できない軟弱な業者だらけになってしまっているのが現状です。
しかし横綱はまだ埼玉県所沢市の南部にある東京都東大和市に健在です♪
是非ご相談くださいね!!
はい!では続きと参ります。
交換前 床暖房リモコン達
スミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房ではおなじみ、いつものパーパスFHR07と、床暖コントローラです。
上のリモコンを交換し、下のコントローラは撤去します。
もちろん「撤去」といってもただ「撤去」するのではなく、システムを理解した上で、室内側と器具側とで接続されている配線も必要な部分と不必要な部分を見極め、しっかりと絶縁処理し、 今後も引き続き問題なくご使用いただけるように 「撤去」するのです。
い〜わ〜ゆ〜る〜『MMT』です♪
不凍液交換作業
これは熱源機で作られた温水を、室内に均一に送るための分岐ヘッダーです。
今回も不凍液交換作業を行います。
緑色の保護管の中から出ているのが暖房管となります。
色で言うとちょっとグレーっぽく見えます。
そのグレーっぽい色の暖房管に洗浄水を送り込み管内を洗浄します。
配管が白っぽくなってきましたね♪
これが架橋ポリエチレン管本来の色です。
じゃー配管洗浄中に一息ついてカフェラテでも飲みますか・・・。
ってよく見たらカフェラテじゃないじゃ〜ん!!
これが古い不凍液です。
黒ずんでかなり劣化していて、ラテアートでもできそうなくらい泡立っています(*_*)
時間って時には恐ろしい現象を起こしますね・・・。
ニオイも決して『いい香り〜(*'ω'*)』とはなりません。
こうやって古い不凍液を排出した後に、システムに必要な分だけ新しい不凍液を入れていきます。
新しい不凍液の充填完了♬
配管がまるで綺麗な桜の花のような桜色に染まりましたね(^-^)
不凍液交換が完了しましたら新しい商品の取付となります。
交換後 床暖房リモコン
新しい床暖房リモコンはCHOFUのカンタンリモコン、CMR-2614です。
無駄な機能がない、本当に操作がカンタンなリモコンです♪
下の元コントローラリモコンはMMTし、化粧プレートを取り付けました。
交換後 石油ボイラ
新しい機種は、CHOFUのEDBF-1512RGとなりました。
灯油代が節約できる『エコフィール』の機種となります。
暖房効率が92%になり、交換前の機種より4%アップしました◎
暖房能力はと言うと、約7kWアップの15.0kWです。
なぜ暖房能力をアップさせたかって??
それは言えませんよ(-_-;)
Dr.マーレの豊富な経験と、ノウハウをもとにお客様にご提案し、あえてアップさせたとだけ言っておきます☆
Dr.マーレは暖房能力を落とすだけではなく、あえて上げるご提案を時にはしたりします。
それはお客様が今後も快適に設備を使っていただけるようにと思ってご提案しております。
単なる同機能、同能力の機種選定ではお客様の使い勝手や、近年の設備仕様により、もったいない結果となってしまいますからね♪
Dr.マーレが他社よりも優れていると言っていただける理由は、
「現在がこの能力、この機能だから、交換機種はこれ!!」
ではなく、
「こういう使い方だったらこの能力で、こういう機能はいらないのなら、この機能はあった方が良いから交換機種はこれ!!」
というふうに、お客様のニーズに応じたご提案をできるからなのです☆
十何年前はこうだったけど、今はこう、こんな機能があるけど、こういう使い方だからこんな機能いらない、等によって選定機種は違ってきます。
せっかくの設備更新なのですから、ご自身のニーズに合った機種を選んだほうが良いですよ♪
それでは今日はここまで!!
Dr.マーレのカフェラテを飲みながらの施工事例のご紹介でした♫
カテゴリ:
住友林業・スミリンシステム住宅 工事例
2018年12月04日
長府製作所(CHOFU)ファンの方どうも!
CHOFUには欠かせない存在になりつつあるDr.マーレです☆
今回の施工事例も、「蓄熱式温水床暖房」で行きたいと思います。
現場はマーレがある東大和市からとっても近い東京都小平市です。
お客様はDr.マーレが得意としている「スミリンシステム住宅」ではない、某ハウスメーカーで新築時に蓄熱式床暖房を導入されたやさし〜い感じの方でした◎
Dr.マーレはハウスメーカーを言っていただければ、どんな蓄熱式床暖房が導入されているかほとんどわかります。
今回もDr.マーレがよく知っているハウスメーカーで、どんな工法で家が建てられているか等がすぐにわかりました。
改修工事内容は、熱源を石油式から電気式へと変更することがご希望で、 一緒に不凍液の交換もご希望されていました。
だったらこの工事はDr.マーレでしかできませんよ!!
大船に乗ったつもりでお任せあれってことです◎◎◎
改修工事前 全体
写真奥から、オイルタンク → 石油ボイラ → ヘッダーボックスの順番です。
給湯器はガス式だったため、床暖房のためにオイルタンクは設置されていました。
ということはオイルタンクは撤去です♪
改修工事前 石油暖房ボイラ
既存機種はCHOFUのDBF-645Y でした。
なんとも懐かしい機種です♪
Dr.マーレも昔よく設置してたなぁ〜・・・。
暖房出力:6.4kW・・・暖房効率:85.3%・・・なるほどね☆
普通の暖房ボイラです。
2004年製となっていましたので、2018年現在で14年使えました。
暖房ボイラとしては標準的な使用年数です。ご苦労様でございました♪
改修工事前 リモコン
暖房用リモコンはCMR-1003で、現行リモコンと全く同じ型番です。
それだけ素晴らしいリモコンだったのでしょう♪
でも改修工事を機にもっと素晴らしいリモコンに交換です。
今回の施工内容は、
①熱源機の交換(熱源変更)
②不凍液の交換
③熱源変更に伴う200V電源の新規配線
④オイルタンクの撤去
の4つです。
いつもながらに超高難易度な施工内容となります。
それを簡単に行ってしまうDr.MARE(英語表記)って一体!?
①、②、④の施工内容についてはマーレにとってはIt's so easyな内容です♪
問題なのは③の内容です!!
Dr.マーレは限界まで配線工事を隠蔽にて行う業者で有名ですが、今回のお客様の住宅構造は泣く子も黙る「SRC基礎」です!!
つまり床下があ〜りません!!
熱源機近くまで隠蔽で配線できるかな〜・・・。
でもダイジョーブ!!
Dr.マーレは何といっても「神業」の持ち主!!
住宅構造を「神眼(シンガン」)」で捉え、また針の穴を通すような手さばきで隠蔽配線を行うことを決意致しました!!
屋内と屋外から配線可能な場所を特定し、まずは印を付けました☆(赤い丸の中の黒い点)
印を付けっちゃったぜぃ!
しかも油性マジックでだぜぃ!!
ワイルドだろお〜!!!
と思ったらもう電源線が通っちゃったぜぃ!
結構苦労したぜぃ!!
線が通った時はお客さんと一緒に歓声を上げちゃったぜぃ!!!
神業だろぉ〜★
もっと神業を見たい方は、『マーレ 神業』で今すぐClick!!
無事配線が通りましたらあとはキレイに新機種に接続するのみです!!
蓄熱式床暖房の効果は住宅の断熱性によって大きく左右されますので、開けた穴は断熱材を詰め直し、雨水が侵入しない様にしっかりと防水処理を行います♫
改修工事後 リモコン
新しいリモコンは、毎度毎度のCMR-2614です。
1日2回入り切り×2パターンの予約運転が可能な優れものです♪
さすが『快適をもっとたっぷり』のCHOFUです◎
改修工事後 全体
ご覧の通り写真奥にあったオイルタンクを撤去し、熱源機も設置しました。
ヘッダーボックス内は、故障するような部品等が使われていないシンプルなシステムだったためそのまま再使用します☆
新しい熱源機は、CHOFUのAEYH-0642Xというヒートポンプ式温水熱源機です。
抜群のエネルギー消費効率で 、一昔前の『石油が一番経済的♪』という概念を根本から覆すほどランニングコストが経済的になります。
『でもすごくお高いんでしょう・・・??』
そんなことは決してございません!!
販売価格も、大手ガス会社様の「〇〇ファーム」のような本末転倒な価格設定ではありませんので是非お勧めですよ♫
使い方によっては蓄熱式床暖房以外の床暖房システムにも対応可能となっておりますので、よかったらお問合せくださいね◎
生活する上で欠かせないエネルギー源は、化石燃料である「石油」や「天然ガス」から、徐々に「再生可能エネルギー」へと移り変わりつつあります。
つまり、石油、ガス、電気の中で、最後まで残るエネルギー源は、間違いなく「電気」となります。
是非考え方を、
「給湯器壊れちゃったよ・・・。どうしよう・・・。どこか安い業者はないかな!?」や、「とりあえず急ぐから今と同じもので!!」
という後ろ向きな考え方ではなく、
「給湯器もそろそろ古いな・・・。よしっ!将来お得になるような設備に更新しよう!!」
と、設備の更新時を前向きに考えてもらえたらマーレとしては嬉しいですね♫
なかなか難しい話ですけどね(*_*)
と、いうことで今回は、ランニングコストの削減や、将来の設備の方向性を見据えたDr.マーレのご提案、またその内容の施工を実現するために必要な住宅の構造等の知識、さらにそれに対応できる施工技術が一段と光輝いた施工例となりました。
あっ!!光輝く光も「電気」ですね(゚Д゚;)
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>
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工事例