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2016年09月12日
カテゴリ: 工事例
2016年09月10日
東京都立川市の I 様よりご依頼いただきました、マンションPS扉内上方排気形のガス暖房付ふろ給湯器の交換工事です。
今回の交換工事内容は、マーレが得意とする暖房熱源機の交換で、さらにPS扉内上方排気形の給湯器をエコジョーズに交換するというものでした。
床暖房・エコジョーズ・排気筒とくればマーレの出番です。なかなか対応可能な業者はいないんではないでしょうか。
ノーリツの「Hi・Sui・Sui(ハイスイスイ)」にしてもリンナイの「Kaecco(カエッコ)」にしてもパーパスの「ドレンマジック」にしてもそんなに大変な工事ではないんですけどね♪
今回のお客様はいろいろな業者に断られるし、東京ガスは高すぎるし、エコジョーズにしたいし・・・で悩んでいたところにお知り合いからマーレを紹介されたそうです。
お問合せいただき、現地調査のご協力をマーレからお願いし、その日のうちに現地調査にお伺いしました。
午後7時ごろでしたし、マーレは設備のプロなので、ダラダラ時間をかけずにポイントだけ押さえた現地調査をしました。
交換工事が可能なこと、交換費用、工事日までどのくらいかかるかをお伝えして、後はおいしいコーヒーをいただきながらお客様と雑談し、その日は失礼しました。
交換費用は東京ガスより20万円近く安いとのことだったので、即決していただけました。ありがとうございます!
工事日当日は雨が結構降っていました。なぜか雨の日ってマーレの場合マンションの工事が多いんですよね!
おかげで雨に濡れなくて助かります。
お湯が出なくて困っているお客様のためならどんな雨でも工事は行いますけどね☆
ということで工事開始です。
交換工事前 給湯器・・・の写真ですが、撮り忘れてしまいました。
型番は東京ガス AT-4299ARS9AW3Q (松下型番 AT-4299ARSAW3Q-H )で、24号のフルオートタイプでした。
東京ガスのTESが導入されており、床暖房、浴室暖房乾燥機が設置されていました。
2001年製ですので15年使いました。
平均な使用期間より少し長持ちしたんじゃないでしょうか。
交換工事前 給湯器 配管部分
写真から低温2系統(床暖房)、高温1系統(浴室暖房乾燥機)というのがわかります。
毎度の事ながら施工は東京ガスなだけあってきれいに配管されているほうだと思います。
もしマーレが施工すればもっときれいだったでしょう。
交換工事前 台所リモコン
東京ガスの台所リモコンAKR-A99A-Sです。
東京ガスの型番は複雑ですね。
交換工事前 浴室リモコン
交換前の浴室リモコンです。
このリモコンの裏側の配線と三方弁ユニットの配線を結び、エコジョーズへの扉が開きます。(物語口調)
浴室エプロン内 施工前
浴槽のエプロンをはずすと、こんな感じでおいだき管が見えます。
このおいだき管を少し加工し、三方弁ユニットに接続します。
お伺いしたのがすでに17時をまわっていたので外から終わらせていきます。
まずは給湯器撤去です。
上の方に排気筒も少し見えます。
マーレは撤去後の各配管や周りの扉内BOXまできれいに掃除します。
交換工事後 給湯器
交換後の機種は ノーリツ GTH-CV2450AW3H-H BL です。
24号フルオートタイプで、なんと言ってもエコジョ・・・いやいやです。
交換工事後 給湯器 配管部分
暖房配管(緑色の配管)が交差していたのが気になったので、きれいに整えました。
ガス漏れ検査も行い排気筒も写真はありませんが、しっかりと接続し、断熱材を巻きなおしています。
交換工事後 台所リモコン
ノーリツの台所リモコンRC-D112MEです。
ガス代などが見られるエネルックや湯量を制限するエコスイッチが付いています。
交換工事後の浴室リモコンの写真も取り忘れました・・・。
浴室リモコンはノーリツRC-D101SEです。
参考画像
ここからは三方弁の施工写真です。
まず、エプロン内のちょうど良い場所に三方弁ユニットを取り付けます。
浴室の内壁にビス固定しますので、ビスをうった箇所はしっかりシリコンで防水処理をします。
ユニットから出ている右下に見えるグレーの配線と、三方弁付属の青い線と浴室リモコンの配線を結線します。
こんな感じで付属の青い線を取り外した浴室リモコン裏側の穴から、エプロン内に新しく開けた穴に通します。
下の穴から出ている青い線のコネクタとユニットから出ているグレーの配線のコネクタを接続します。
上の穴から出ている赤い接続端子には元から配線されていた浴室リモコン線を結線し、白のコネクタには新しい浴室リモコンから出ている配線を接続します。
新しく開けた穴は当然シリコンで防水処理をします。
おいだき管は極性に注意してちょちょいのちょいと配管を加工、接続します。
ドレン排水接続口から排水用チューブで排水口までドレン排水が流れるようにします。
後は見えない部分ですが、配管をきれいに整え三方弁ユニットの取り付けは完了です。
余裕ですね♪
マーレにとっては簡単な工事ですが、いまだに施工不可能な業者もたくさんいますし、危なっかしい業者もいます。
『マンションにエコジョーズ』は是非このマーレにお任せください。
安心、安全な施工とリーズナブルな価格でエコジョーズに交換し、10年〜15年ガス代を節約しましょう!!
カテゴリ: 工事例
2016年09月09日
ガス代が安くなる給湯器エコジョーズ。
かなり普及し、値段的にも買いやすい価格になってきました。
しかしエコジョーズの特性というか欠点があり(エコジョーズの構造上仕方ないことですが)、給湯器本体からドレン水が出ます。
少量の水なのですが、設置の規定上ドレン排水工事が必要です。
戸建の屋外設置などの場合は比較的簡単に排水工事を行うことができますが、設置場所上どうしてもエコジョーズの設置が困難な場所があります。
その代表的な場所が、マンションの廊下側(PS設置形)です。(可能な場合もあります。)
しかし、東京ガスや各給湯器メーカーで「ドレンアップ方式」や「三方弁方式」というドレン水を浴室に排水できる方式のエコジョーズが登場し、現在はマンションのPS設置形でもエコジョーズが設置可能になりました。
「ドレンアップ方式」
ドレンアップ方式は給湯器のポンプで浴室の防水パンに直接ドレン水を排水する方式です。
東京ガスなどはこの方法でエコジョーズへの交換工事をお勧めし行うことが多いです。
施工方法としては、給湯器から浴槽の循環アダプターまでのおいだき管を利用します。
おいだき管は、浴槽からぬるくなったお湯を給湯器まで戻す「戻り管」と給湯器で温めなおしたお湯を浴槽まで送る「往き管」とで2本あります。
その2本を撤去し、おいだきの2本の管にドレン排水管を足した3本のトリプルチューブという新しいおいだき管を浴室まで配管しなおします。
3本の内の2本は今まで通り循環アダプターに接続し、残り1本を排水管として使用します。
建物によっておいだき配管がどのように浴室まで配管されているかわからないので、必ず現地調査を行い、施工が可能であるかどうかを判断する必要があります。
「三方弁方式」
三方弁方式とは2本のおいだき管はそのまま使い、往き管をおいだき管とドレン排水管の両方で利用します。
往き管をおいだき管かドレン排水管どちらで利用するかを本体からの信号で切り替えるのが三方弁で、浴槽のエプロン(浴槽の外側の側面のふたのような部分)内に設置します。
三方弁ユニット (ノーリツ CVU-1)
給湯器本体内にドレン水が溜まったら給湯器からこの三方弁に、「ドレン水を捨てるから弁をドレン排水側に切り替えて!」と信号がきて、ドレン水が浴室の 防水パンに直接排水されます。
施工方法としては、浴槽のエプロン内に三方弁ユニットを取り付け、配管を少しつなぎなおすだけなので、ドレンアップ方式のように大掛かりな工事は必要ありません。
ただし、浴槽のエプロン内に三方弁ユニットを取り付けられるスペースがあるかどうかの確認が必要です。
「ドレンアップ方式」も「三方弁方式」にしても標準的なエコジョーズへの交換費用よりは給湯器本体、工事費、別途部材費などで高額になってしまいますが、給湯器は10年から15年と長く使う設備機器ですので、将来的な面も含めて検討していただければと思います。
なかなか施工可能な業者もいませんが、マーレは問題なく施工できますので、お気軽にお問合せください。
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