2023年03月22日
日本人はよく自分よりも優秀な人や、成功した人の存在を認めたくないがために、それらの人の本質を見ようともせず「卑怯」「ズルい」等とマイナスな言葉で批判します。
特にそれらが若い世代であればあるほど、その傾向が強くなり、これから出てくるであろう杭を打とうとします。
どうも「ズルい男」Dr.マーレです。
日本人のそのような傾向、どうにかなりませんかねぇ・・・。
「若いうちは苦労するものだ!」
「楽して稼ぐなんて、これからの人生、ろくな人生にならない!」
余計なお世話ですね。
なんでこんな書き出しから始まったかと言うと、Dr.マーレはよくその他大勢の先輩業者さんから前述に似たような「皮肉」を言われます。
「おたくはいいねぇ、簡単な工事ばっかりで」
「それなら俺にだってできるぜぃ」
でもそんな簡単な工事もできないからそうやってそれをできる業者に対して負け犬の遠吠えをしているんじゃないでしょうか?
Dr.マーレは自分のことを優秀とも成功しているとも思っていません。
その他大勢の業者さんたちより勉強をたくさんしているだけです。
その他大勢の業者さんたちが適当に工事をしている時に、基本に忠実に工事をしているだけです。
皆さんご存じの通り、マーレは業務上特殊な工事を多く手掛けているため、工事件数がその他大勢の業者さんよりかは少ないけど、会社は毎年黒字で決算できているんです。
悔しかったら同じことをやってご覧なさい☆
と、言うことでお客様方にはまったく関係のない愚痴から入ってしまいましたが、今回の施工例は皮肉を言われる代名詞、
「ちょっと複雑なTES熱源機の交換工事」
をお送りしたいと思います。
「TESはお任せ!!」
と堂々と謳っているその他大勢の業者さん達!!
この工事はできますか?
また、スーパースターであるネイマールさんや、大谷さんのことをサッカーやベースボールがうまいだけであんなにお金を稼いで「ズルい」と本気で思っているあなた、この工事でお金稼ぎをしているDr.マーレは「ズルい」と思いますか?
交換前の床暖房システムです。
左側が石油式の暖房熱源機で、右側が制御部材が収められているヘッダーボックスです。
石油式暖房熱源機は、パーパスの「TP-BSD70R」です。
Dr.マーレがメーカー施工を行っていた時代に数えきれないほどの台数を設置した機種です。
赤い部分をご覧ください。
右上がパーパスのメーカー型番「TP-BSD70R」
その下に製造元であるサンヨーでの型番「HBU-AK7C」
赤いアンダーラインの部分は暖房出力(8.14kW)です。
これが素人業者泣かせのヘッダーボックスの中です。
なかなか将来のことを考えた施工をされていると思います☆
お陰様で非常に改修工事がしやすかったです◎
屋内の床暖房リモコン&コントローラーです。
左側2つはコントローラーリモコン、右に設置されているのは床暖房メインリモコンです。
床暖房メインリモコンは「TP-FHR07」と言います。
表示が見えなくなってしまうことで有名なリモコンです。
コントローラーリモコンは「TP-FHC04」と言い、床暖房がある各部屋に設置されていることが多いです。
今回は全部で5個設置されていました。
こんな感じの床暖房システムでした。
Dr.マーレにとっては、とっても簡単な工事になりそうです。
簡単な工事だけど、なかなか対応可能な業者がいないため、お客様はマーレをお選びくださいました。
ズルい?
ねぇズルい??
こんな工事できるようになりたい???
「商品、部材とか施工方法を教えてくれたら俺にだってできるぜぃ。」
と、言い放った頭が決して良くはない業者様がいらっしゃいましたが、安心してください。
Dr.マーレはあなたのような業者様には施工方法を教えませんし、教えてもできると思ってませんwww
ですのでこのDr.マーレが責任を持ってしっかりと施工をさせていただきました。
新しいリモコンは「CMR-3102VM」というCHOFUのリモコンです。
スマートフォンからの操作が可能な、カラー液晶のタッチパネルリモコンです。
音声案内だってしてくれるんだから♪
さぁこのリモコンの並び、理解できますか?
「何で同じリモコンが2つあるの?」
と思うでしょう。
今回は特別にお答え致します☆
この「CMR-3102VM」というリモコンは、1個で最大4エリアまでの床暖房操作が可能なリモコンなのです。
今回のお客様宅の床暖房エリアは全部で5エリアでしたので、
3(左側A、B、C) + 2(右側A、B) = 5エリア制御
とさせていただきました。
各エリアにコントローラーリモコンが合計5個もあると、コントローラーリモコンだけで費用がそれなりにかかってしまいます。
ですので各部屋に散らばったコントローラーリモコンを1箇所に集め、各部屋での操作はスマートフォンから、という内容とさせていただきました。
交換後のシステムはこんな感じです。
左側が石油熱源機、右側がヘッダーボックス、という形は変わっていません。
しかしシステムの仕様はだいぶ変わっています。
新しい熱源機は、CHOFUの「EDBF-1512RG」です。
交換前の「TP-BSD70R」に代わり、今ではこの機種を数えきれないほど設置しています。
またまた赤い部分をご覧ください。
上は機種型番です。
下は暖房出力(15.0kW)です。
交換前と比べていかがでしょう?
なんと2倍近い暖房出力となりました。
何でだと思いますか??
「TESはお任せ!! 」
と謳っている業者さん。
(東大和市にもそんなこと言ってる素人業者があった気がするなぁ・・・)
さぁご回答ください!!
ヒント:暖房能力が足りなかったから・・・なんて素人みたいな答えではないですからねwww
新しくなったヘッダーボックスです。
当然ながら中身はお見せできません。
でも簡単な内容の工事なので、わかる業者さんは中身なんて見なくてもすぐに理解できると思います◎
型番は「HDB-804」と言います。
人に施工方法を聞くだけじゃなくて、自分で調べ、考え、理解しようとしている方なら使いこなせる商品です。
だってCHOFUはそのために販売しているんですからね。
今回の施工例は以上となりますが、どうでしょうか?
Dr.マーレはズルいでしょうか??
その他大勢の業者さん達は、こんな感じでDr.マーレは簡単に工事を完了させているように見えるので、「ズルい」と思うのでしょう。
でもこれは決して簡単な工事ではなく、Dr.マーレが行うので「簡単な工事」なのです。
だから自分でも簡単にできちゃうと勘違いしちゃうんでしょうね。
おめでたいものですwww
そのような業者さん達が「成功者」と言われる方々に対して恨み節を言っているうちにも、Dr.マーレは成長し続けております。
恨み節を言う時間があったら英単語の1つでも覚えた方が今後の役に立ちますからね♪
正直言ってDr.マーレは、昨今のように決してプラスには動いていない設備工事の業界からはもう抜け出したいと思っていて、何か他に良いビジネスがないかを社を挙げて日々探求しています。
そしてそれに対してすでに挑戦していることも事実です。
こんなこと言ったら「じゃー設備工事は真面目にやってないんじゃんwww」とか幼稚な批判が来そうですが、そうじゃありません×
❝抜け出したいから今できることを全力でやって、次につなげよう❞としているんです。
考え方が180度違いますよ。
Σ(・ω・ノ)ノ!
と、言うことで今回の施工例はお客様のためというよりか、無駄なことにエネルギーや時間を費やしてしまっている現状維持しかできないその他大勢の業者様達に向けた内容でお送りいたしました。
人間は弱い生き物ですので、何か壁にぶつかった時や、自分よりも優れた人を目の当たりにした時等には、マイナス方向に考えが向いてしまったり、蹴落としてやれ!という心理になってしまうのはしょうがないことだと思います。
でもDr.マーレはそういったマイナスの感情をプラスに変換することが得意なんです。
数学が得意ですからね( ..)φ
そしてDr.マーレにここまで言われてもプライドを捨て、
「この床暖房工事を覚えたい!」
「マーレの床暖房ノウハウを継承したい」
と思ってくれた業者の方。
Dr.マーレは天才ゆえ孤独なんです。
本当にマーレの床暖房ノウハウを伝えたいと思っていますので、よかったら連絡ください。
※できれば若めの業者さんがいいな(20〜30代くらい)
すぐに人を馬鹿にしたり、揚げ足を取ろうとしたり、超マイナス思考の方はNGでお願い致します。
❝人間は〜❞なんて偉そうに書いてなんか神っぽいなwww
カッケェ↗カッケェ↗
「卑怯できっしょいDr.マーレ」
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工事例
2023年03月18日
2023年に入り丸2ヶ月半が経ちました。
あと9ヶ月半で2023年ももう終わります。
時間は有限、でも今という時間は無限にあります。
いきなり何言ってんだかwwwと思われるかもしれません。
Dr.マーレも何が言いたいのかわかりません。
しかし皆様はこの今という時間、どうお過ごしでしょうか?
どうもDr.マーレです。
気付けばDr.マーレのオモシロ施工ブログも300件目となりました。
これもDr.マーレの施工例を楽しみにしてくださっている、いるかいないかわからないあなたのおかげです。
いつもありがとうございますっす☆
thank you very muchっす☆
さて、人生は壮大な暇つぶしと言われることもよくありますが、今という時間を有意義に使いたいなら今回の施工例を是非ご覧ください。
このDr.マーレのすごさがよくわかると思いますよ☆
今回の施工例は、皆さんご存じ「ユニバーサルホーム」の床暖房熱源機の交換工事とさせていただきます。
ユニバーサルホームで新築を建てる一番の決め手となることが多い「ユニバの床(地熱床システム)」ですが、2002年に発売になってからもう20年以上が経ちました。
20年以上経ったってことは??
次々と床暖房熱源機の交換時期がくるってことじゃな〜い??
実はこの床暖房システムって、株式会社八洲という会社が開発した「SRC基礎」を採用したユニバーサルホームが、全国の加盟店に、
「この方法で床暖房工事しなさい」
と言って、全国の加盟店が実際に建築する工務店等に、
「この方法で床暖房工事しなさい」
と言って、実際に建築する工務店等が現場に入る設備業者等に、
「この方法で床暖房工事しなさい」
と言って、現場に入る設備業者等が自社の社員や、下請け工事業者等に、
「この方法で床暖房工事しなさい」
と言って工事された床暖房システムなんです。
つまり何が言いたいかと言うと、
❝担当した加盟店、工務店、設備業者、工事業者によって施工方法が全然違うんです。❞
(何件も熱源機交換を行ったDr.マーレの個人的な感想です)
現場監督等がしっかりしていて統率の取れた建築工事を実施されたお宅だったらしっかりと施工されていますけどね。
つまり何が言いたいかと言うと(part2)、
❝上記のような伝言ゲームで伝えられたこの床暖房工事を、知識のある人間が、システムを理解しながら、SRC基礎の温水式床暖房の施工要領に沿って施工した家ってあまりなくね?ってことです。❞
(これも何件も熱源機交換を行ったDr.マーレの個人的な感想です。)
まぁユニバーサルホームの床暖房システムが発売される2002年以前から、実際に新築で同じような床暖房システムのプランニング、施工を行っていて、誰もが羨む施工技術や知識を持ち合わせている温水暖房のプロフェッショナルのDr.マーレからすれば、いくら伝言ゲームが下手な業者が工事しても、コンクリートにパイプを入れて温水でも流せば、それなりに床は暖まります。
だって夏場のアスファルトって熱いもん。
このシステムの床暖房の最重要事項は、
どのくらいの温水温度で?
どれくらいパイプを埋めれば??
その際の熱源機の暖房能力はどのくらいにすれば???
等のノウハウなんです。
そしてそしてこの床暖房システムの神髄は・・・まぁいいや。
兎にも角にも皆さんは専門の知識があまりないままなんとなく施工され、新築引き渡し後になんとなく使い方を説明され、なんとなく使ってみて、なんとなく床が暖かくて気持ちいいねって感じで使っている可能性が高いんです。
(またまた何件も熱源機交換を行ったDr.マーレの個人的な感想です。)
それじゃあどうすりゃいいのよ!?もう我が家の床には温水パイプがびっしり配管されているんだから!!
まあまあ慌てなさんなってwww
Dr.マーレがいるじゃないの♪
床暖房システムが気に入ってユニバーサルホームで家を建てたあなたの一世一代の選択・・・、
間違ってませんよ◎
ということでご覧くださいな☆
交換前の熱源機はCHOFUの温水床暖房付エアコン「RAY-4030SVX(F)」です。
床暖房の熱源機としてはもちろん、室内機を設置すればエアコンだって使えちゃう機種です。
↑黄色い線をご覧ください↑
一番上の「RAY-4030SVX(F)」は、この商品のセット品番です。
室外ユニット(今回交換する室外機)は「AEY-4030SVXF」と言います。(上から2番目、つまり下から2番目)
今回は設置されていませんでしたが、エアコンを使用する時には、室内ユニット「RCY-4030SVX」を設置します。(一番下)
お問い合わせの際の型番は、一番上の「RAY-4030SVX(F)」か、室外ユニット の「AEY-4030SVXF」をお知らせください。
このように温水配管はコンクリート基礎から屋外へと出されています。
化粧テープと保温材の中、見たくないですか?
えっ!?
別に興味がない??
そんなこと言わずに見てみましょうよ!
見てもらっておいてなんてことはありませんが、コンクリート基礎に埋め込まれている合計4本の温水配管があります。
これは屋内へと入っていく「往き管」と、屋内を循環し、熱源機まで戻ってくる「戻り管」の2本が2セットあるということで、暖房回路は2回路ということがわかります。
具体的には言いませんが早くもSRC基礎の温水式床暖房施工要領が無視されておりますwww
配管材質には「架橋ポリエチレン管」または「架橋ポリブデン管」という配管が使用されていますので、腐食や漏水の心配がほとんどありません。
よく「宅内の配管は劣化しないの?」とご質問がありますが、ご安心ください☆
きっちり施工されていれば問題ございません。
きっちり施工されていなければ問題ございます。
例の如く「不凍液交換」を行いました。
綺麗なピンク色ですね。
ほとんど劣化もしていませんし、酸化もしていません。
このまま使ってもいいんじゃないかって言うくらい綺麗なので、再使用することにしました×××
って言ったらどうします?
ご心配なく☆
そんなことはDr.マーレは絶対しませんよ♪
交換前の床暖房リモコン「CMR-1401」です。
予約運転を2パターン設定できるシンプルリモコンです。
それにしてもシャレオツな壁紙ですね☆
そのシャレオツな壁紙に映えるよう純白の床暖房リモコン「CMR-2614」を設置しました。
やはり2パターンの予約運転が可能な、メーカー曰く「カンタンリモコン」です。
長府製作所って商品の仕様は目を見張るものがありますが、ネーミングセンスがちょっとね・・・。
はいすみません・・・。
新しい温水熱源機は「AEYH-0642X」と言います。
Dr.マーレも良く選定する素晴らしい商品です。
安定時エネルギー消費効率「4.46」とあります。
これは与えた「1」のエネルギーが「4.46」の仕事をする。という意味です。
まるでDr.マーレのような仕事っぷりです。
よくガスや石油の消費効率は「95%」とか「83%」とかって表記されるのですが、それってつまり言い直すとエネルギー消費効率「0.95」や「0.83」って意味なんです。
エネルギーは、何かに変換すればするほど効率は落ちていきますので、ガスや石油などの何かを燃やしてエネルギーに変換する場合の消費効率を「1」以上にすることは物理的に不可能なんです。
それを「1」どころか「4.46」にしてしまうヒートポンプって本当にすごいですね。
間違いなくこれからの時代、給湯、暖房関連のエネルギー源は、ヒートポンプを筆頭に「電気」、しかも電気は自家発電、自家消費の時代になっていくのでしょう。
Dr.マーレも時代遅れの業者にならないようにしっかり勉強しないと!
それにしてもDr.マーレの工事って綺麗に仕上がりますね☆
住宅設備だって住宅の一部です。
綺麗に仕上がっている場合、その設備機器は住宅の外観と一体化し「綺麗ねぇ〜☆」と褒められることはありません。
しかし汚い仕上がりの場合、その設備機器は住宅の外観から浮いてしまい「きったねぇ〜・・・」と思われてしまいます。
だからDr.マーレは、たとえ褒められることがなくても仕上がりの綺麗さにこだわるんです。
ご理解くださいな♪
さぁ最後にDr.マーレの未来のお客様方にもう一度お知らせ致します!
ユニバーサルホームの「ユニバの床(地熱床システム)」が発売され始めてから20年以上経過しました。
快適な室内環境を作り出すこのシステムの暖房熱源機が、すでに交換時期に入っております。
マーレは決して大きくはない会社ですが、このシステムの暖房熱源機の更新工事を、
・新築時になんとなく施工をした伝言ゲーム末端の業者様よりも豊富な知識で
・なんとなく使っていた床暖房システムを、より快適にご使用いただくため、ちゃんとした使い方のご説明をしながら
・ユニバーサルホーム様や、SRC基礎を開発した八洲様よりも安く
・仕上がりの綺麗さにこだわった施工で
じゃんじゃん承らせていただきます☆
そして今ならなんと!!
「リモコン交換作業中にDr.マーレとの世間話」
をサービスで実施させていただきます!
お問い合わせはお電話、メール、LINE、FAXだっていいですよ!
さあ早くもお問い合わせの電話が鳴り止みません!
本当にマーレという会社があって良かったですね♪
この機会にたくさんのお問い合わせお待ちしております!!
そんじゃ続きはリモコン交換作業中にでもお話しましょ◎
仕事っぷり「4.46」のDr.マーレより
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工事例
2023年01月30日
皆さんどうもこんにちは☆
キムタクこと木村拓哉さんのように世間では「ドクマレ」と呼ばれているかもしれないDr.マーレです。
そんなドクマレがご紹介する今回の施工例は、蓄熱式床暖房用の石油ボイラから、ヒートポンプ式熱源機への交換工事です。
そうです。簡単そうで誰にでもできそうだけど、簡単じゃなく誰にでもできないあれです。
さあいきましょう!
これは交換前の暖房設備全体です。
手前が石油ボイラ、奥が石油タンクとなっていることが手に取るようにわかります。
ズーンッ!と、偉そうに設置されていますね。
偉そうに見えるのは、設置の方法がそれだけしっかりしているからでしょう。
交換前の石油ボイラは、皆さんご存じノーリツの「OH-G1201YDX」です。
暖房出力11.6kWの1温度タイプで、暖房回路仕様は半密閉式のボイラです。
皆さんついてきてますか?
半密閉で1温度!Dr.マーレの施工例には頻繁に出てきますよ!
暖房用メインリモコン「RC-7012M」です。
タイマー運転と温度設定ができるリモコンです。
ボイラ同梱品でした。
正式にご依頼をいただく前に、ドクマレことDr.マーレはお客様に、
「ハウスメーカー様の名前は覚えていますか?」
と聞いたところ、
「図面には❝ヤシマ❞とだけ書いてある。」
とのことでした。
きっと株式会社八洲(ヤシマ)様のSRC基礎を採用しているハウスメーカーなのでしょう。
んじゃ何も問題ありましぇーん!ということでご依頼をいただき、同時に不凍液交換のご依頼もいただきました♪
すべての器具(ボイラ、オイルタンク)を撤去し、すごくさらっと書きますが「神業施工(
※詳しくはこっち)」にてヒートポンプ熱源機用の200V専用回路の配線工事をし、
さぁ不凍液交換だ!
と言うことで床暖房配管に巻かれていた保温材を剥がしてみました。
そしたらどうでしょう・・・。
さぁ何が問題かわかりますか?
答えは配管の太さです。
SRC基礎での床暖房配管は、13Aという規格で施工してくださいってなっていたはず・・・。
ところがこの配管・・・、10Aです・・・、細っ!!
少し前に株式会社八洲の方とお話する機会があったのですが、見よう見まねのなんちゃってSRC基礎で家を建ててる工務店が多いとのこと。
おそらくこの家もそうだったのでしょう。
ボイラや施工方法を見れば、株式会社八洲と何の関係もないDr.マーレだってわかっちゃいますよ!
怒られますよ?
たぶん八洲のHさんは怒ると怖いタイプだと思います。
「SRC基礎の蓄熱床工法を採用しているから、このハウスメーカー(工務店)で家を建てたい」
っていうお客様が、
「実は工務店オリジナルの見よう見まねのなんちゃってSRC基礎でした〜www」
なんて建築後に気付いたら本当にやばいことになりますよね。
やばいよやばいよどころじゃないですよ?
Dr.マーレは決して口外しませんが・・・。
と、まあそれはさておきDr.マーレはDr.マーレの仕事をするまでです。
交換後のリモコンはCHOFUの「CMR-2611」です。
「通常温度」と「セーブ温度」が使い分けられる多機能リモコンです。
交換後の熱源機は、CHOFUのヒートポンプ式温水熱源機「AEYH-0642X」です。
加熱能力6.3kW、消費効率4.46の優れものです。
暖房能力を11.6kWから6.4kWに何の躊躇(ためら)いもなく下げてしまうところがプロの証です✨
そうです。自画自賛です◎
最終的には↑こんな感じになりました。
実は家半分ずつでも制御できるようにしたい、というお客様のご希望も同時に実現致しました◎
どうやったかは教えませんけどね☆
蓄熱式温水床暖房は、温水暖房システムの申し子であるDr.マーレも、究極の暖房設備と考えており是非お勧めです。
冬に「暖かい」と感じさせてくれる暖房設備はいくらでもあります。
しかし家中どこでも「寒くない」と感じさせてくれる暖房設備はこの蓄熱式床暖房しかないんじゃないでしょうか?
もっともっと普及してもおかしくない設備なのに、なんで普及しないのでしょうか?
それはね・・・、お客様に良いと思ってもらえるような売るためのセールストークが、仕組みや理論を理解していないと難しいからなんです。
仕組みや理論を理解するためには、興味なんてまったくなくても、現場に行って施工風景を見たり、モデルルームなどに行って自身で体感したり、どうしてこれが寒くないと感じさせるんだろう?等の疑問について調べたりと、仕事のために行動したり勉強をするしかありません。
行動や勉強をするにも蓄熱式床暖房にはモデルルームや教材なんてほぼほぼありません。
なかなか難しいものですね。
Dr.マーレは、メーカー施工を行っていた若かりし頃「施工をする人間=一番偉い」という偏った思想の持ち主でしたので、
「営業担当は現場のことを何もわかってない!」
なんて小生意気なことをよく言っておりましたが、今になって「モノを売ること」の難しさを身に染みて感じております。
お恥ずかしい限りです・・・。
当時のメーカー営業担当の方々、その節は若さ故に幾度となくご無礼を働き誠に申し訳ございませんでした。
と言うことで、自責の念に駆られて落ち込んでしまう前に今回の施工例は終わりにしようと思います。
過去の失敗や過ちに気付けたのであれば、そこはすでに成功の始まりです。
どんどん失敗して、どんどんチャレンジしましょう!!
いつかはドクマレの施工例を見たいがために月曜9時には街から人が消えてしまうくらいになればいいな。
今回は何の施工例だったっけ?
そうだ!蓄熱式床暖房の石油ボイラの交換工事例でしたね☆
蓄熱式床暖房の熱源機交換は、施工、仕組み、理論まで理解しているスーパー営業マン「ドクマレ」までお問い合わせくださいね♪
んじゃまた☆
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工事例