2018年12月11日
ごっつぁんです !
本日も温水暖房業界の横綱Dr.マーレの土俵入りの時間です!!
ということで始まりましたDr.マーレの施工ブログへようこそ♫
今回の施工例はまたまた「スミリンシステム住宅」の「蓄熱式温水床暖房」の石油式暖房ボイラの交換施工例となります◎
毎年マーレにはスミリンシステム住宅にお住いの様々なお客様から熱源機交換工事についてのご相談があります。
時には今はなくなってしまったスミリンシステム住宅のおおもとである住友林業様からもご相談があるほどでございます<(_ _)>
そのくらいこの蓄熱式床暖房は特殊で、対応可能な業者様がいないのでしょうね。
そりゃそうですよ。
このスミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房システムを理解している業者様なんて日本に3社しかいないのですから・・・(←本当に3社しかいません・・・。)
使ってみるとかなり快適なんですけどね♪
ということで今回もDr.マーレが日本代表として責任を持って改修工事を行わせていただきました◎
交換前 石油ボイラ
写真左の交換前の石油ボイラは、パーパスのTP-BSD70Rでした。
いつものように隣には蓄熱式床暖房の司令塔であるヘッダーボックスが設置してあります。
このロゴも何百回見たことか・・・。
『BSD70R』の部分のグレーとホワイトの色の使い分けに時代を感じてしまうのは私だけでしょうか・・・。
器具の型番、仕様ラベルでありんす。
パーパス型番はTP-BSD70Rで、サンヨー型番はHBU-AK7Cとなりんす。
■暖房出力8.14kW{7,000kcal/h}とありんす。
この機種はその昔Dr.マーレが「埼玉県民共済住宅」の床暖房工事の際に多用した機種となります。
懐かしいですね(~_~)
ついでに捕捉です。
「埼玉県民共済住宅」 にお住いで、この機種にて床暖房をお使いの方!
システムの改修工事が可能な業者はマーレしかいません。
なぜなら・・・埼玉県民共済住宅の石油式床暖房システムはちょっと複雑で、現在はもうメーカーに修理部品がありません×××
したがって改修するなら他メーカーとなるのですが、現在のシステムを生かしつつ他メーカーの商品で改修工事が可能な業者は、マーレしかないのです!!
昔はもっと対応可能な業者様はいらっしゃったのかもしれませんが、その業者様方も時が経つにつれて引退され、現在では簡単なシステムすら理解できない軟弱な業者だらけになってしまっているのが現状です。
しかし横綱はまだ埼玉県所沢市の南部にある東京都東大和市に健在です♪
是非ご相談くださいね!!
はい!では続きと参ります。
交換前 床暖房リモコン達
スミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房ではおなじみ、いつものパーパスFHR07と、床暖コントローラです。
上のリモコンを交換し、下のコントローラは撤去します。
もちろん「撤去」といってもただ「撤去」するのではなく、システムを理解した上で、室内側と器具側とで接続されている配線も必要な部分と不必要な部分を見極め、しっかりと絶縁処理し、 今後も引き続き問題なくご使用いただけるように 「撤去」するのです。
い〜わ〜ゆ〜る〜『MMT』です♪
不凍液交換作業
これは熱源機で作られた温水を、室内に均一に送るための分岐ヘッダーです。
今回も不凍液交換作業を行います。
緑色の保護管の中から出ているのが暖房管となります。
色で言うとちょっとグレーっぽく見えます。
そのグレーっぽい色の暖房管に洗浄水を送り込み管内を洗浄します。
配管が白っぽくなってきましたね♪
これが架橋ポリエチレン管本来の色です。
じゃー配管洗浄中に一息ついてカフェラテでも飲みますか・・・。
ってよく見たらカフェラテじゃないじゃ〜ん!!
これが古い不凍液です。
黒ずんでかなり劣化していて、ラテアートでもできそうなくらい泡立っています(*_*)
時間って時には恐ろしい現象を起こしますね・・・。
ニオイも決して『いい香り〜(*'ω'*)』とはなりません。
こうやって古い不凍液を排出した後に、システムに必要な分だけ新しい不凍液を入れていきます。
新しい不凍液の充填完了♬
配管がまるで綺麗な桜の花のような桜色に染まりましたね(^-^)
不凍液交換が完了しましたら新しい商品の取付となります。
交換後 床暖房リモコン
新しい床暖房リモコンはCHOFUのカンタンリモコン、CMR-2614です。
無駄な機能がない、本当に操作がカンタンなリモコンです♪
下の元コントローラリモコンはMMTし、化粧プレートを取り付けました。
交換後 石油ボイラ
新しい機種は、CHOFUのEDBF-1512RGとなりました。
灯油代が節約できる『エコフィール』の機種となります。
暖房効率が92%になり、交換前の機種より4%アップしました◎
暖房能力はと言うと、約7kWアップの15.0kWです。
なぜ暖房能力をアップさせたかって??
それは言えませんよ(-_-;)
Dr.マーレの豊富な経験と、ノウハウをもとにお客様にご提案し、あえてアップさせたとだけ言っておきます☆
Dr.マーレは暖房能力を落とすだけではなく、あえて上げるご提案を時にはしたりします。
それはお客様が今後も快適に設備を使っていただけるようにと思ってご提案しております。
単なる同機能、同能力の機種選定ではお客様の使い勝手や、近年の設備仕様により、もったいない結果となってしまいますからね♪
Dr.マーレが他社よりも優れていると言っていただける理由は、
「現在がこの能力、この機能だから、交換機種はこれ!!」
ではなく、
「こういう使い方だったらこの能力で、こういう機能はいらないのなら、この機能はあった方が良いから交換機種はこれ!!」
というふうに、お客様のニーズに応じたご提案をできるからなのです☆
十何年前はこうだったけど、今はこう、こんな機能があるけど、こういう使い方だからこんな機能いらない、等によって選定機種は違ってきます。
せっかくの設備更新なのですから、ご自身のニーズに合った機種を選んだほうが良いですよ♪
それでは今日はここまで!!
Dr.マーレのカフェラテを飲みながらの施工事例のご紹介でした♫
カテゴリ:
住友林業・スミリンシステム住宅 工事例
2018年12月04日
長府製作所(CHOFU)ファンの方どうも!
CHOFUには欠かせない存在になりつつあるDr.マーレです☆
今回の施工事例も、「蓄熱式温水床暖房」で行きたいと思います。
現場はマーレがある東大和市からとっても近い東京都小平市です。
お客様はDr.マーレが得意としている「スミリンシステム住宅」ではない、某ハウスメーカーで新築時に蓄熱式床暖房を導入されたやさし〜い感じの方でした◎
Dr.マーレはハウスメーカーを言っていただければ、どんな蓄熱式床暖房が導入されているかほとんどわかります。
今回もDr.マーレがよく知っているハウスメーカーで、どんな工法で家が建てられているか等がすぐにわかりました。
改修工事内容は、熱源を石油式から電気式へと変更することがご希望で、 一緒に不凍液の交換もご希望されていました。
だったらこの工事はDr.マーレでしかできませんよ!!
大船に乗ったつもりでお任せあれってことです◎◎◎
改修工事前 全体
写真奥から、オイルタンク → 石油ボイラ → ヘッダーボックスの順番です。
給湯器はガス式だったため、床暖房のためにオイルタンクは設置されていました。
ということはオイルタンクは撤去です♪
改修工事前 石油暖房ボイラ
既存機種はCHOFUのDBF-645Y でした。
なんとも懐かしい機種です♪
Dr.マーレも昔よく設置してたなぁ〜・・・。
暖房出力:6.4kW・・・暖房効率:85.3%・・・なるほどね☆
普通の暖房ボイラです。
2004年製となっていましたので、2018年現在で14年使えました。
暖房ボイラとしては標準的な使用年数です。ご苦労様でございました♪
改修工事前 リモコン
暖房用リモコンはCMR-1003で、現行リモコンと全く同じ型番です。
それだけ素晴らしいリモコンだったのでしょう♪
でも改修工事を機にもっと素晴らしいリモコンに交換です。
今回の施工内容は、
①熱源機の交換(熱源変更)
②不凍液の交換
③熱源変更に伴う200V電源の新規配線
④オイルタンクの撤去
の4つです。
いつもながらに超高難易度な施工内容となります。
それを簡単に行ってしまうDr.MARE(英語表記)って一体!?
①、②、④の施工内容についてはマーレにとってはIt's so easyな内容です♪
問題なのは③の内容です!!
Dr.マーレは限界まで配線工事を隠蔽にて行う業者で有名ですが、今回のお客様の住宅構造は泣く子も黙る「SRC基礎」です!!
つまり床下があ〜りません!!
熱源機近くまで隠蔽で配線できるかな〜・・・。
でもダイジョーブ!!
Dr.マーレは何といっても「神業」の持ち主!!
住宅構造を「神眼(シンガン」)」で捉え、また針の穴を通すような手さばきで隠蔽配線を行うことを決意致しました!!
屋内と屋外から配線可能な場所を特定し、まずは印を付けました☆(赤い丸の中の黒い点)
印を付けっちゃったぜぃ!
しかも油性マジックでだぜぃ!!
ワイルドだろお〜!!!
と思ったらもう電源線が通っちゃったぜぃ!
結構苦労したぜぃ!!
線が通った時はお客さんと一緒に歓声を上げちゃったぜぃ!!!
神業だろぉ〜★
もっと神業を見たい方は、『マーレ 神業』で今すぐClick!!
無事配線が通りましたらあとはキレイに新機種に接続するのみです!!
蓄熱式床暖房の効果は住宅の断熱性によって大きく左右されますので、開けた穴は断熱材を詰め直し、雨水が侵入しない様にしっかりと防水処理を行います♫
改修工事後 リモコン
新しいリモコンは、毎度毎度のCMR-2614です。
1日2回入り切り×2パターンの予約運転が可能な優れものです♪
さすが『快適をもっとたっぷり』のCHOFUです◎
改修工事後 全体
ご覧の通り写真奥にあったオイルタンクを撤去し、熱源機も設置しました。
ヘッダーボックス内は、故障するような部品等が使われていないシンプルなシステムだったためそのまま再使用します☆
新しい熱源機は、CHOFUのAEYH-0642Xというヒートポンプ式温水熱源機です。
抜群のエネルギー消費効率で 、一昔前の『石油が一番経済的♪』という概念を根本から覆すほどランニングコストが経済的になります。
『でもすごくお高いんでしょう・・・??』
そんなことは決してございません!!
販売価格も、大手ガス会社様の「〇〇ファーム」のような本末転倒な価格設定ではありませんので是非お勧めですよ♫
使い方によっては蓄熱式床暖房以外の床暖房システムにも対応可能となっておりますので、よかったらお問合せくださいね◎
生活する上で欠かせないエネルギー源は、化石燃料である「石油」や「天然ガス」から、徐々に「再生可能エネルギー」へと移り変わりつつあります。
つまり、石油、ガス、電気の中で、最後まで残るエネルギー源は、間違いなく「電気」となります。
是非考え方を、
「給湯器壊れちゃったよ・・・。どうしよう・・・。どこか安い業者はないかな!?」や、「とりあえず急ぐから今と同じもので!!」
という後ろ向きな考え方ではなく、
「給湯器もそろそろ古いな・・・。よしっ!将来お得になるような設備に更新しよう!!」
と、設備の更新時を前向きに考えてもらえたらマーレとしては嬉しいですね♫
なかなか難しい話ですけどね(*_*)
と、いうことで今回は、ランニングコストの削減や、将来の設備の方向性を見据えたDr.マーレのご提案、またその内容の施工を実現するために必要な住宅の構造等の知識、さらにそれに対応できる施工技術が一段と光輝いた施工例となりました。
あっ!!光輝く光も「電気」ですね(゚Д゚;)
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>
カテゴリ:
工事例
2018年12月03日
全国の Dr.マーレファンの皆様!
今日もこの日がやってきましたよ!!
で始まりましたDr.マーレの施工ブログへようこそ☆
今日の施工例はなんと「ガスふろ給湯器の交換工事」となります。
マーレの施工例なのになんだよつまんない・・・。
そんなの誰でもできる工事じゃん・・・。
と思った君!!
まぁそう言わずに最後まで読んでみてくださいな<(_ _)>
現場はマーレがある東京都東大和市内、それも歩いて行かれるご近所中のご近所でした。
お客様は、
「わけのわからない下請け業者を来させる業者よりも、販売から施工まですべて自社で行ってくれて、できれば近くにある業者がいい」
と思って探していたところ、
「こんなに近くに良さそうな業者があるじゃん!!」
と、マーレを見つけていただきご依頼くださいました。
マーレにとってはとてもありがたい話ですよ。
業者の「安心感」よりも、販売価格の「安さ」だけで十何万円もする給湯器交換工事を通販のように買ってしまうこの時代に、「安心感」を重視してくださるお客様なんて・・・。
マーレの「安心感」は他社を寄せ付けない程だともっぱら有名です☆
大手ガス会社様よりも安心感は高いという噂です☆☆☆
これは是非マーレの対応力、施工技術で、お客様の想像をはるかに超える交換工事にしなくてはなりません!!
ということで施工例に入ります。
交換工事前 給湯器
交換前の給湯器はノーリツのGT-2427SARXで、24号のオートタイプの機種となります。
ガス種はLPG(プロパンガス)で、2003年9月製造品ということがわかります。
交換前の台所リモコンは、NR-RK801Aでした。
おやおや!?
交換前の浴室リモコンです。型番はNR-RB801Aとあります。
おやおやおや!?!?
プロパンガスなのに東京ガス型番???
あ〜そうか!!東京ガス系列のプロパンガス屋さんが設置したのかな!?
な〜んてどうでも良いことを考えながら工事を進めていたのですが、どうでも良くない箇所を見つけてしまいました!
その内容は・・・、
「プロパンガス用の給湯器に、都市ガス用のガス管を使用(゚Д゚;)」
ガス管には思いっきり『都市ガス用強化ホース』と書いてありました。
しっかり施工をすればガス漏れ等は起きないのかもしれませんが、ちょっとどーなの!?って内容ですよね。
まぁ近年の無資格で工事を行っている業者は、都市ガスにしてもプロパンガスにしても漏らす時は漏らしますけどね・・・。
あっ!ちなみに都市ガスの配管接続に必要な資格と、プロパンガスの配管接続に必要な資格は違いますからね( ..)φメモメモ
と、ここまでは普段の工事と変わりはなかったのですが、ここからがマーレの対応力の見せどころです!
給湯器の給水管には、手元で給水を開閉できるコックやバルブというものが普通は設置されていますが、今回のお客様の場合それが全く見当たりませんでした。
Q.じゃーどうすればいいの!?
A.水道の元栓を閉めればいいのです・・・。
という感じなのですが、またまたそうはいきませんでした・・・。
・・・水道元栓の故障です。
これでは水がとまりません。
業者さんならわかると思いますが、これでは工事ができませんよね!?
この場合の対応として、
下請け業者の場合
「水道局に連絡して水道元栓を直してもらってください。直ったらまた工事に来ますよ!いつになるかわかりませんけどね・・・。んじゃバイなら!!」
と帰ってしまいます。
お湯が出なくて何日も待ってたのに・・・。
マーレの場合
「じゃー水道局に連絡しましょう!Dr.マーレが連絡しますよ!!その方が話が伝わりやすいだろうし☆」
「直ってからの再工事!?いやいやお湯が出なくて困ってるんでしょう!?じゃーいつやるの!?」
今でしょ!!(ちょっと古くてすみません。そして林先生すみません。)
ということで水道局に連絡し、すぐに来てもらえるように手配し、30分程度で来ていただきました。
※その際現場に来てくださった水道局のお二人と、迅速に対応していただきましたオペレーターの方!
とても感謝しております。ありがとうございました<(_ _)>
無事に水道栓を直してもらい、やっとこさ工事開始です☆
水が止まれば今度はDr.マーレの工事が止まりません!!
ということで工事は問題なく完了です♫

交換後の浴室リモコンは、RC-J101SEとなりました。
今度はしっかりノーリツ型番になっています。
交換工事後 台所リモコン
新しい台所リモコンRC-J101MEです。
エネルック機能でエコな意識を持ってくださいね☆
交換工事後 給湯器
交換後の新機種は、ノーリツのGT-C2462SARX BLです。
交換前と同じ24号、オートタイプで、ガス代が安くなるエコジョーズとなりました。
ガス管もちゃーんとLPG用に交換させていただきました。
もちろん追加費用はなしってことよ☆
マーレでの給湯器交換工事の場合では、こういった不測の事態にも可能な限り対応し、困っているお客様のお力にならせていただきます。
こういうことができるのも、住宅設備すべてに精通する知識や、その技術、また様々な経験からなせるマーレならではの業なのでしょうね。
決して他の業者と一緒にしないでくださいね☆
Dr.マーレは今まで何度も言っていますが、給湯器の交換工事は、「給湯器」の「交換工事」だけでは済まない場合が多いです。
この『だけでは済まない場合』にどういった対応ができるかによって業者の質が問われます。
給湯器を1円でも安く交換したい!!って思っている方はたくさんいらっしゃると思います。
というか近年ではそれが当たり前だと思います。
しかし給湯器を安く交換したはいいけど後に問題が起きて余計に費用がかかった。
という話もよく聞きます。
『販売価格だけを見て「この業者で大丈夫かなぁ〜・・・」と、ビクビクしながら給湯器交換工事を買う』時代はそろそろ終わりに近づいてきております。
『ただの安売り業者』は安さにも施工技術にも限界が来て、ボロが出始めています。
それは15年以上も前からインターネット業者をやっているマーレが言うんだから間違いはないと思います。
これからは、安い中でも『安心感』が得られ、しっかりとした経験・技術を持つ業者が生き残って行くんでしょうね。
Dr.マーレは『ただの安売り業者』 なんかは相手にしませんし、『安売り合戦』にも参入いたしません。
そんなことしなくてもお客様はマーレを選んでくださいますからね(^^)v
これからもマーレの『安心感』 に惚れ込んでくださるお客様のためだけに、生き残れるよう精進してまいりたいと思う所存でございまする♬
皆さんも信頼できて、なんでも頼める業者を、インターネット検索方法を工夫して、見つけ出してくださいね☆
『安心はあなたの心の中に・・・』でおなじみのDr.マーレでした♫
んじゃバイなら☆
カテゴリ:
工事例