2020年01月28日
どうも。Dr.マーレです。
今日は、近年の設備更新工事の販売・施工業界の実態についてDr.マーレが完全なる偏見にてお伝えさせていただきます。
でも結構的を得ている内容だと思いますのでよかったら最後まで読んでくださいね☆
10数年に一度は必ず来る住宅設備の更新工事。
「できれば安く済ませたい・・・。」
と、思うのは誰でも同じでしょう。
「でも安すぎるのは心配だし・・・。」
と、思うのも誰でも同じでしょう。
それでも【安く】済ませたいのであれば、これから書くことを念頭に置き、少なからずとも【リスク】を伴うことを知っておいてください。
まず、
≪何故近年の設備販売・施工業者はそこまで安いのでしょうか?≫
●インターネットの普及により、誰でも販売・施工が可能となり、業者が増え、競争が激しくなった。
まぁ答えはこれ↑でしょうね。
最近のインターネット販売・施工は、
●販売店が『〇〇交換工事が安い!!』等のホームページを作成し、集客・販売まで行い、工事が発生したら下請け工事業者に工事のみを依頼する。
●下請け工事業者は販売店から工事だけを請け、支給された商品のみを持ち、お客様宅へと交換工事にご訪問する。
と言うような流れが主流です。
ここで言う販売店とは、ホームページ作成が得意な「IT企業」だったり、世間ではありえない特別な方法で安く商品を手に入れられるような「特別な企業」だったりします。
もちろんマーレのような健全な業者もいますよ◎
でも極端に安い販売店は、何かしら独自の裏ルートがあるんでしょうね・・・。
詳しくは言えません・・・。
Dr.マーレの完全なる偏見ですが、ここで言う下請け工事業者は、個人事業主だったり、法人だったりで、なかなか自社で仕事がとれない会社が多い気がします。
自社で成り立ってたら決して手を出さないほどの工事費で依頼されますからね・・・。
※経験者は語る・・・
ですからインターネット販売・施工の場合の「何かあった際の責任」は、
「販売の責任」はお客様から問い合わせを受け、後継機種だったり代替え機種をご提案し、販売を行う販売店にあり、
「工事の責任」は販売店から工事の依頼を受け、支給された商品で工事を行う下請け工事業者にあります。
当然ですね。
「じゃあ何かあったときはどうすればいいの??」
「どっちに連絡したらいいの???」
ってなりません!?
そこでまず何かあった場合、お客様はまず販売店に連絡すると思います。
だって販売店にお金を払ってるし、工事に来た業者はどこの誰だかわからないんですから。
そこで販売店に連絡をし、例えば給湯器だったら「お湯がいつまでたっても温かくならない」と症状を伝えます。
そこで販売店がとる行動は、
1.何をどうすればいいかわからないので、とりあえずメーカーに修理依頼する。
2.工事を依頼した工事業者に心当たりがないか聞いてみる。
そうなるともちろん工事業者は「何もないよ・・・。」って言いますね。
本当に心当たりがない場合もあるし、あっても何かあったら手直しに行かなきゃいけませんからね。
とりあえずは静観です・・・。
そうなったら販売店はメーカーに修理依頼をするしかありません。
メーカーの修理担当者様も現地に行き、
「何も問題ありませんでした。」
と販売店に伝えます。
メーカーの肩を持つわけじゃありませんが、近年の日本産業の品質から給湯器の初期不良なんて滅多にありません。
検査に検査を重ね出荷していますからね◎
本当にすごいものです◎◎◎
と、言うことは・・・工事の際に何かあった可能性が高いです。
そんなことを知ってか知らずか、メーカー修理に「問題ない」と言われ途方に暮れた販売店は、
「とりあえず見に行ってもらえませんか?」
ってお客様から受け付けた自分の仕事を誰かに押し付けたいので、とりあえず工事業者に押し付けます。
仕事を押し付けられた工事業者は、
「なんだよめんどくせぇ〜!何もなかったらどうすんだよ!!その分金はくれんのかよ!!!」
ってなるわけですよ・・・。
販売店はその際、
「何もなかったら次の工事費で上乗せしますから♪」
と、口頭で守られるはずもない約束をします。
こういう風にお互いあーだこーだ言ってる間はお客様はほったらかしにされます。
何かあった際の対応の遅さはここが原因です。
そこで販売店・下請け工事店で埋めたくても埋められない溝が生まれます。
販売店側は、自社の利益のため、自分の売り上げ目標のために販売台数を多くし、可能な限り安い工事費で下請け工事店にミスなくしっかりした工事を依頼したい!
工事店側は、しっかりした工事をするなら販売店側もちゃんと機種や部材の選定をし、現場で何も問題なく工事をできるようにして欲しい!!それができないならもっと工事費をよこせ!
と、なります。
結果、販売店側は、下請け工事店側のことを何も考えない・・・って言うか工事って何をするのかわからないから考えることができない・・・。
安く売るために、安く工事をさせるだけ。
工事店側は、販売店側のことなんて全く考えません。
だって工事を請け負うだけですから。
どんな方法を駆使してでも、時にはガス機器設置基準に違反してでも早く工事を完了させ、多くの台数をこなし、台数分の工事費をもらうだけです。
ご覧の通りこんなやり取りの中ではお客様のことなんか一切考えられていません。
販売と工事が別々になるとこのような流れとなり、お客様は決して良い販売・施工で更新工事を依頼することはできません。
販売店側も工事店側も自分の成績や売り上げ、保身のための行動ばかりです。
結果として、ただただ【安い】だけです・・・。
さらにこのような販売店や、工事店には素人が多いので、
・時には思ってたものと違う商品を売られます。
・時には全然違う商品を手配し、当日工事ができないこともあります。
・時には違う商品でも「お見積りはこの機種だったんで・・・。」と開き直り、強引に違う商品のまま工事まで進められます。
でも【安い】です。
・時には施工ミスもします。
・時には違反工事もします。
・時には適切ではない工事をし、住宅を痛めてしまうこともあります。
しかし【安い】です。
お客様からしてみれば、お金を頂戴しながら営業をしている業者はすべて「プロの業者」に見えます。
しかしDr.マーレが10数年インターネット販売・施工を行ってきた上での結論は、
インターネット格安業者のほとんどが
「見よう見まねで何となく販売・施工をしている素人業者」だらけです。
それが実態です。
ちゃんとした商品を、ちゃんとしたご提案の後、ちゃんとした部材などを使用し、ちゃんとした施工をすると近年の価格帯なんてまずありえませんから。
怖がらせるつもりはありませんが【安く】買うためにはそれらの【リスク】を伴う可能性が高いです。
だからと言って業者から【高く】買ってくださいとも言いません。
ニーズは人それぞれですから。
ただ、どの業者も慈善事業をしているわけではないので【安く】【安心】【安全】をすべて求めようとはしないでください。
「Aの業者なら安心、安全だけど、Bの業者の方が安い。じゃ〜Aの業者に何とか値引きしてもらおう!!同じ商品なら同じくらいの金額になるでしょ!!」
簡単に言えば答えは「同じになります。」
ただし、金額が安売り業者と同じになれば、もちろん安心、安全度合い、施工内容も同じになります。
当然のことです。
【安く】売買すると言うことはそういうことです。
よく「マーレさんに工事をお願いしたいけど価格はこの業者と同じにならない?」と聞かれますが、それはマーレを含むしっかりとした業者に工事をお願いしたいんじゃありません。
要は【安く】済ませたいだけなのです。
施工内容をしっかりと理解し、マーレを含む品質が『上』のしっかりした業者に工事を依頼したいのであれば、安易にそのような要望は出て来ないはずです。
【安く】済ませたいのであればその辺にウヨウヨいる価格帯『下』の素人業者でじゅうぶんです。
それでお客様から依頼が来なくてもなんとも思いません。
むしろこっちから価格帯『下』の工事はお断りです。
本当にマーレを信用して気持ちよくご依頼くださっているお客様に対して失礼です。
価格を下げてまで『下』の工事はしたくありません。
でもこうなってしまったのもお客様のせいではありません。
わかりもしない畑違いの業界で、わかりもしない商品を、わかりもしない工事内容で、何もわからないお客様に対し、安易にウソみたいな安売りをして市場を荒らし、お客様に選択肢を与えてしまったインターネット格安素人業者が悪いんです。
Dr.マーレは近年の素人業者が行っているようなこの腐った販売・施工の時代が早く終わることを切に願っています。
Dr.マーレに100%同意!!と思っていただける業者様!
この業界をどうにかするべく立ち上がろうではありませんか!!
設備業界の一筋の光明 Dr.マーレ
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お知らせ
2020年01月18日
ボンジュール( Bonjour )、グーテンターク( Guten Tag )、こんにちは、ニーハオ( 你好 )、ナマステ( नमस्ते )、アンニョンハセヨ(안녕하세요?)
と、今日もご機嫌なサイバードリームの歌で始まりましたDr.マーレの施工ブログへようこそ!!
今回の施工例は給湯暖房用熱源機の交換工事例となります。
お客様宅は、東京都新宿区の高層マンションです。
お客様は、
をご覧になり、
「じゃーうちの工事も安心、安全なDr.マーレに頼むしかないっしょ!!」
と、ご依頼をくださいました♪
それではその安心、安全なDr.マーレの工事のはじまり〜♪
交換工事前 給湯暖房用熱源機

交換前の機種は、Dr.マーレの故郷であるパーパス(高木産業株式会社)の「GH-244AKH-R」でした。
型番より24号のオートタイプということが分かります。
「防振壁掛金具」という部材を利用し、外壁に取付けてありました。
以前もそうでしたね♪

BL品番は「XT-4204ARS5-SW6Q」です。
2004年の5月製造品です。
お疲れ様でございました<(_ _)>
交換工事前 リモコン

交換前の台所リモコン「MC-633」です。
もう見るものイヤなくらい設置しました。
懐かしい・・・。

浴室リモコンは「FC-633」でした。
リモコン裏側の気密パッキンシールがしっかりしてんだこれが!!

交換前の床暖房リモコン「FHR-13」です。
もう本当に過去何個設置したかわかりません・・・。
それにDr.マーレは過去を振り返りません・・・。
いたって普通の交換工事です☆
ですのでDr.マーレ以外でも交換工事は可能ですが、Dr.マーレほど高品質な施工で交換工事をできる業者さんはいないでしょう♪
実は他の業者様のお見積りを見せていただきましたが、
「なんじゃこの内容は(*_*)」
と言うようなお見積りでした×××
その他の業者様は普段から本当にそんな内容で交換工事を行っているのでしょうか・・・。
内容の変な部分をお客様に教えたところ、
「なんじゃそりゃ(; ・`д・´)」
だそうです。
当然のリアクションです。
『お客様が知らないことをいいことに商法』はまだまだ多いですね。
皆さん気を付けましょう◎
さぁそれではここからが交換工事後のご紹介となります。
交換工事後 リモコン

新しい床暖房リモコン「FC-09DR」です。
パワフル運転、室温センサー付きのいつものリモコンです。

新浴室リモコン「BC-300V」です。
マーレの場合、リモコンもいろいろな種類から選べるからいいですね♪
シャレオツなリモコンを選ぶのも良し、機能満載なリモコンを選ぶのも良し、シンプルで費用が抑えられるリモコンを選ぶのも良し◎
他の業者じゃ勝手に選ばれて交換されておしまいですよ▲

新しい台所リモコン「MC-320V」です。
ちょー角ばってるぅ〜☐


新しい給湯暖房用熱源機は、リンナイの「RUFH-E2405SAT2-3(A)」です!
交換前と同じ24号のオートタイプです。
BL品番は「HT4214BRS4SW3CM」となります。
違いと言えばメーカーと、エコジョーズ化宣言されたところですかね。
防振壁掛金具もしっかりと新しいものに交換しました◎
今回も例の如く他社様には「無くても良い」と、邪魔者扱いされた防振壁掛金具ちゃんでした。
何故インターネット格安業者様は、現在設置されているものを「無くても良い」と邪魔者扱いするのでしょうか?
何の根拠があって言っているのでしょうか??
答えは簡単!!
「格安業者様が、最大の武器である「安さ」で商品を売るため」
です。
こういったあまり見かけない部材・商品は、安く売るためには邪魔なものなんです。
金額がその分加算されますからね。
だから「無くても良い」のです。
全然大切なお客様へのためのご提案ではありませんよ×××
本当に「無くても良い」場合もありますが、Dr.マーレはその時はちゃ〜んと理由を説明しますからね◎
今回の現場においては絶対にあった方が良い防振壁掛金具ちゃんでした。
そもそも「必要だから最初から設置されていた」のです。
必要とされるって・・・嬉しいですね♪
と言うような感じで今回もDr.マーレは普通の工事を普通に行いました。
安いと言っても高いお金を払うんですから工事はちゃんとやって欲しいものですね。
業者に「これはいらない。これはいる。」って言われたらお客様からしてみれば「そうなんだぁ〜。」ってなっちゃいますよね!?
ちゃんとした業者ならそこに「何故いらないのか。何故いるのか。」などの「何故」の説明があります。
それをしないで適当に販売することが、
『お客様が知らないことをいいことに商法』
なのであります!!
皆さんはそんな詐欺まがいな商法に引っかからずに満足のいくお買い物にしてくださいね☆
以上、皆さんに必要とされたい願望が著しく強いDr.マーレでした♪
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工事例
2020年01月16日
Hi, I'm Dr.Mare. Nice to meet you !
I'm professional of floor heating system!!
と、今年もインターナショナルに始まりましたDr.マーレの施工ブログへようこそ☆
今年一発目にご紹介する施工例は、
『蓄熱式床暖房熱源機の改修工事』
と言うDr.マーレのお得意な施工内容で行きたいと思います!!
お客様宅は茨城県牛久市!!
あの牛久の大仏様で有名な街ですね。
牛久の大仏様を知らない!?
全高120mもある世界一大きい大仏様ですよ!
ちょーデカいんだから!!
実は工事完了後にこっそりと寄り道していたお茶目なDr.マーレです。
写真撮りまくりでした・・・。
よかったら皆さんも是非行ってみてください。
迫力ありますよ( ゚Д゚)
それではその牛久市で行いました施工例へごあんな〜い♪
今回の床暖房システムは、ユニバーサルホーム様の「地熱床暖房」です。
簡単に言えばSRC基礎に温水パイプを埋めてしまう方法です。
「蓄熱式床暖房」と表現方法こそ違いますが原理は同じで、要は断熱性能の良い住宅の床下コンクリートを暖めて、家を冷えにくくすると言う原理です。
蓄熱式床暖房にも色々ありますね〜・・・。
改修工事前

改修前の温水ボイラ(写真左)はCHOFU(長府製作所)の『DBF-645Y』です。

暖房出力6.4kWの石油式熱源機です。

別角度から見てもCHOFUはCHOFUです。
熱源機とオイルタンクの間にあるのはヘッダーボックスです。

オイルタンクは90Lタイプでした。
まだまだキレイですね◎
が、しかし!

リモコンは『CMR-1003』が設置してありました。
現役バリバリの古き良きリモコンです。
が、しかし!!
今回の改修工事内容はと言うと、
◇熱源を石油から電気(ヒートポンプ式)に変更
◇200V電源の新規配線(
神業施工☆)
◇オイルタンクの撤去
◇不凍液交換
◇大仏見学
と、盛沢山となっております。
つまり、いつものDr.マーレであります!!
んじゃここから↓が改修工事後のご紹介となります。
まずは新規に200V電源線の神業隠蔽配線です。

↑何もない外壁に・・・↑
↓はい!ひょっこりはん!!↓

以上で配線工事は完了です◎
毎度毎度簡単に工事をしていると思われがちですが、やれるもんならやってみんしゃい。
外壁に穴をあけるのってすっごいドキドキしますよ。
絶対後戻りできませんからね・・・。
でも私、失敗しないので(^_-)

新しいリモコンは『CMR-2611』です。
今回の蓄熱式床暖房の場合、この多機能リモコンくらいがちょうどよいですね♪
Dr.マーレほどの達人にもなると、蓄熱式床暖房のシステムによって、リモコンまでも使い分けます。

撤去したオイルタンクの位置にヒートポンプ熱源機を設置しました。
仕上がりのキレイさを考慮すると、場所的にはここが一番最適と判断しました。
本体右側の外壁からは、先ほどひょっこりはんした配線が取り出され、熱源機に接続されています。
※要電気工事士※

別角度から!!
実は写真左側のヘッダーボックスの中にも高難易度な施工が繰り広げられています。
これもすべては見た目のキレイさのためです。
なかなかDr.マーレのこういう部分ってお客さんに伝わらないんだよなぁ〜・・・。
こういう部分を【金額の安さ】で業者を選び、依頼すると・・・って話なんですよ。

新しい熱源機は、CHOFUのヒートポンプ式温水熱源機『AEYH-0642X』です。

見よ!この仕様を!!
すんばらしい!!
あっ!
写真撮ってませんがもちろん不凍液交換も行っております◎
これでこれからはオイルタンクに灯油を入れる手間がなくなり、灯油代の値上がりも気にせず快適な設備が安心して引き続き使えますね♪
今年もやっぱり書きますが、
「蓄熱式床暖房の熱源機交換工事」
は専門的な知識がない業者が行うと失敗します。
特にインターネットでポンッ!!って出てくる業者の場合はさらにその可能性が膨れ上がります×××
給湯器ですらまともに交換できない業者が多いですからね×××
Dr.マーレは今年もこのように、専門的な工事をバンバン高品質な施工で行っていきたいと思います♪
給湯器はもちろん、床暖房熱源機も10年以上は使う設備機器です。
価格はもちろんのことですが、安心度合い、技術力、販売力(ご提案内容)、人間性、等を総合的に見ていただいて業者を選んでいただければ嬉しいです。
変な業者に依頼して「失敗したぁ〜・・・・。」と後悔する方を少しでも減らせたら良いですね☆
以上Dr.マーレの大仏様もビックリな熱源機改修工事でした☆
皆さん改めて今年もシクヨロ〜☆
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工事例