2020年06月19日
お騒がせしております。
毎度お馴染み「温水暖房スペシャリスト」のDr.マーレです。
今回の施工例はガス暖房専用熱源機の交換工事例となります。
工事だけ見ると、ある程度の業者様にもできてしまう内容となります。
しかしお問合せから工事までをトータルで見てみると、この工事ができたのはDr.マーレだけでした♪という内容となります。
始めましょう♪(←「Nizi Project」のJ.Y. Parkさん風)
交換工事前
暖房専用熱源機

交換前の暖房熱源機は、リンナイ「RH-50W」です。
戸建てのバルコニーに設置してありました。

BL品番は「HS-0699AR」です。
暖房能力5,000kcal/hで、1温度タイプの機種です。
床暖房リモコン

団子3兄弟のように並んでいる床暖房リモコンです。
左から順に「リビング・ダイニング・キッチン」という並びになっていました。
交換前の写真だけ見ると、
「業者なら誰でもできるじゃん!!」
と思われるかと思います。
しかし今回の熱源機交換工事は❝Dr.マーレでしかできない❞内容なんです。
何故だかわかりますか??
一言で言えば「Dr.マーレが温水暖房のプロフェッショナルだから」です。
もうちょっと具体的に教えちゃいます☆
・今回のお客様宅の熱源機は故障していませんでした。
・床暖房リモコンも故障していませんでした。
・少し経験のある業者様なら故障を疑う「外付け熱動弁」も故障していませんでした。
他の業者様やリンナイのメーカーサービスでは直すことができず、お客様は困っておりました。
はいここまで!!
そのような状況でお客様はDr.マーレを探し当て、祈るような気持ちで問い合わせました。
お問合せの電話でDr.マーレが、
「○○○○○○○○○○?」
と聞いても暖まりません。
さらに
「○○○○○○○○○○?」
と聞いたところなんと床暖房が暖まったではありませんか!!
と、言うようなことが1年前にあり、その際、
「次は○○○が原因で暖まらなくなる可能性があるので、そうなったら交換時期ですね。」
とお客様に伝えてありました。
そして1年後、まるでDr.マーレが予言していたかのようにその○○○が原因で床暖房は暖まらなくなりました。
お客様は、
「この熱源機交換工事はDr.マーレ以外では考えられない。」
ということでDr.マーレにご依頼くださいました。
ゴチャゴチャ長く書きましたが、要はDr.マーレは温水暖房が故障した際、思い当たる改善策の引き出しが他社様よりも圧倒的に多く、またその改善作業をお客様ご自身でできるようにわかりやすくご説明ができるのです。まるでDr.マーレが実際に現場で状況を見て、改善作業を行っているかのようにです。
究極のリモートワークですな☆
暖まらなくなった理由は他社様に引き出しの中を見せてしまうことになりますので書きません。
ねっ!?Dr.マーレにしかできないでしょ??
『会ったこともないのに全幅の信頼を寄せることのできるインターネット販売・施工業者』
これがマーレです<(`^´)>
と言うことで交換工事後をご覧ください♪
交換工事後
床暖房リモコン

3つとも「FC-09DR」に交換をさせていただきました。
「床暖房リモコンは再使用できます!」
という業者さんもいますが、Dr.マーレは絶対に同時交換をおすすめいたします。
理由としては、再使用ができないリモコンもありますし、次の熱源機更新時までの間に床暖房リモコンが故障してしまったら、床暖房リモコンのみを交換しなくてはなりません。
その場合、やはり「工事費」ってものが別で発生しますので、トータルで見ると割高になります。
「床暖房リモコンは再使用できます!」
って言う業者さんは、ただ単にお見積り金額を見せかけだけ安くしたいだけなんです。
決してお客様のことを想ってのご提案じゃありません。
暖房専用熱源機

新機種はリンナイ「RH-61W(A)」です。
大きさは交換前の機種と変わりません。

BL品番は「HS-0706ARS」です。
暖房能力は6,200kcal/hと若干アップです。
こういった❝住宅設備の更新工事❞って、商品や工事のような「目に見える価格」と、問い合わせへの回答やご提案、さらにアフターフォローまでの「実質0円の目に見えない価格」が合わさっています。
単純に「目に見える価格」だけで業者を比較すると良いお買い物になるとは限りません。
「実質0円の目に見えない価格」にも是非注目していただき、後悔のない更新工事にしていただけたらいいな♪と思うDr.マーレなのでした。
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工事例
2020年06月16日
全国津々浦々からお送りするDr.マーレの施工ブログへようこそ!!
今回は「筑波研究学園都市」で有名な茨城県での施工事例となります。
つくば市の筑波研究学園都市と言えば、某大手ハウスメーカーが『蓄熱式床暖房』の導入への実験や、研究を行っていたため、Dr.マーレがその昔何度も足を運んだことのある場所です。
しかし今回の施工はつくば市ではなく、その南に位置する取手市です!!
Dr.マーレが茨城県を制覇する日も遠くないでしょうね・・・。
ではではご覧ください↓
交換工事前 給湯器

交換前の給湯器は、ノーリツ「GTH-C2436AWX6H」です。
給湯能力24号のフルオートタイプですね。
すでにエコジョーズとなっています。

暖房能力16.4kW、2温度タイプの熱動弁6P内蔵型です。
はっきり言って能力過多です・・・。
交換を機に
暖房能力は下げちゃいましょう!←check
「暖房能力は下げちゃいましょう!」
この❝今までよりもあえて能力ダウン❞と言う大胆な提案は、Dr.マーレのような「温水暖房達人」でないとできません×××
勝手なことをすると、暖房が暖まらなくなってしまったりします。
しっかりと中学生くらいのレベルの計算ができるマーレのような業者にお願いしましょう♪
交換工事前 リモコン

交換前の台所リモコンは「RC-8001MP」でした。
床暖房操作ができたり、ガス、お湯等の使用量が見られる「エコガイド」付きリモコンです。
かなりハイグレードなリモコンですね♪

交換前の浴室リモコンは「RC-8001SP」と言います。
台所リモコンと通話ができる「インターホン機能付き」リモコンです。
それにしても浴室の壁パネルが高級感溢れますね☆

交換前の床暖房リモコンは「RC-7804TC R30」です。
同じリモコンがもう1個ありましたが、すでに故障し反応しなくなっていました。
今回のお客様のご希望は、
・とにかく最新式の商品が良い
・床暖房リモコンを使えないほうだけ交換したい
・質問にもしっかり回答してくれたマーレさんに工事はお願いしたい
・地元の業者よりも安くしてほしい
と言ったものでした。
う〜ん・・・安くしてほしい・・・。
嫌いな言葉だなぁ〜・・・。
安くするのは簡単だけど、安くした分安い工事にしたんじゃお客さんは怒るしなぁ・・・。
本当に皆さんには「工事内容はどの業者も一緒」という大間違いに気付いて欲しいものです・・・。
つまり「工事費用が安い分、安い工事をされる」ということです。
良く考えてみてください。当たり前ですよ!?
金額が数百円〜数千円のような商品なら諦めもつくかもしれませんが、数万円〜数十万円の商品で諦めがつきますか??
それを10年以上使うんですよ??
Dr.マーレは裕福ではないので諦めがつきません・・・。
10年以上ずっと後悔するでしょう・・・。
きっと値引き要請をしてくるお客様は裕福なのですね・・・。
↑皮肉です・・・。
と言うことをしっかり説明をしたところ、
「じゃーこの差額だったらマーレさんにお願いするよ!その代わり完璧な工事をしてくださいよ!!」
とご依頼をいただきました◎
「あったりめーだ!本当の高品質施工ってのを見せてやんよ!!」
と、まさか本当に言いはしませんが、そのような心意気で交換工事に挑みました◎
交換工事後 リモコン

新しい浴室リモコンは「RC-G001SPE-1」となりました。
通話機能付きリモコンで、誰もが羨む「エコ・ケアセンサー」搭載です。
純白のデザインが映えるぜ!

台所リモコンは「RC-G001MPW-1」です。
この「G001シリーズ」リモコンって写真を撮ると毎回液晶が際立って周りが暗くなっちゃうんですよ・・・。
G001あるあるです・・・。
そんなことより!
❝タッチパネル操作で床暖房だって操作できちゃうぜ!!❞
って言うことをお客様には説明し、お客様もそれをご希望されたので、床暖房リモコンは交換せずに撤去しちゃいました。
今度から床暖房は台所リモコンからの操作となります◎
以上の台所・浴室のリモコンセットは「RC-G001PEW-1マルチセット(¥54,800)」でございます!!
高っけぇ〜リモコンセットですね¥
でもこのリモコンは「ECHONET Lite」規格に準拠しているリモコンなので、「無線LAN操作」はもちろん、「HEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)」にも対応しております。
間違いなく「最新式」です☆
交換工事後 給湯器

交換後の新しい給湯器は、ノーリツ「GTH-C2460AW3H」になりました。
24号のフルオートタイプで、もちろん❝Keep the エコジョーズ❞です♪

BL品番は「FT4220ARSAW3CM」となります。
暖房能力は11.6kWに下げ、熱動弁も3P内蔵型に変更しました。
その他写真にはありませんが金属可とう管も新しく交換し、ヨレヨレだったおいだき管もシャキーン!!とさせました◎
長年の通水により内部が汚れてしまっていたお水とお湯のステンレスフレキ管も新しく作り替え、消耗部材であるパッキン、電線接続端子も交換致しました。
交換工事後、接続し直した配管、配線類を見たお客様から、
「さすが!良い仕事してるねぇ〜♪頼んで良かったよ(^^♪」
と、最大級のお褒めの言葉をいただきました◎
ありがたや〜<(_ _)>
誰がやっても同じように見える「給湯器の交換工事」でも、
・お見積り段階のご提案、ご説明
・施工内容(どの部分をどこまで交換するか 等)のご説明、また実施
・施工スタッフの人柄
によって大きく変わってきます。
またそれによってお見積り価格に差が出ることも当たり前です。
「しっかりした業者に、できるだけ安い金額で、完璧な交換工事をお願いしたい」
という考えは誰でも同じです。
でも金額が安ければ安いほど、販売元から安い工事費で工事を依頼される下請け工事屋さんが安い工事を行います。
そのような業界の流れではしっかりした完璧な工事は行えません。
10年以上使う高額な商品ですので、ある程度時間をかけて、ある程度予算を見た工事にしてもバチは当たらないんじゃないでしょうか!?
安心して工事を依頼したいお客様、お問合せ待ってますよ♪
【価格は中の下、施工品質は上の特上】のDr.マーレでした☆
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工事例
2020年06月15日
どうも!Dr.マーレ改めDetectiveマーレどぇす!!
今回は久しぶりに『謎解き施工』をご覧くださいな♪
『謎解き施工』っていかにも難しそうな書き方をしていますが、今回の内容は「温水暖房プロフェッショナル」であるマーレにとっては簡単に仕掛けが理解でき、そして簡単に改修のご提案が可能なレベルの施工例となります。
どうぞハードルを下げてご覧くださいネ☆
謎解き改修工事前

改修前のシステムです。
写真手前からオイルタンク、
「謎の箱」 、分岐ヘッダー、熱源機の順番です。
オイルタンクが邪魔だって!?
じゃーもう1枚↓

大きなサイドチェンジをし、逆サイドから写しました。
手前から熱源機、分岐ヘッダー、「謎の箱」、ガスメーター、オイルタンクの順番です。
今回の施工に
〇のガスメーターは関係ありません。
見なかったことにしてくださいな♪
ところで「謎の箱」って何!?
んじゃもう1枚↓

手前から「謎の箱」、分岐ヘッダー、熱源機の順番です。
じゃあせっかくなんで「謎の箱」を開けてみましょう!!
心の準備はいいですか??
Are you ready?

「謎の箱」の正体は、電源中継ボックス?制御ボックス??正式な名称はありませんが、床暖房をエリア分けして使うためには必要不可欠なものです。
あえて命名するのであれば「先人の知恵と技術の結晶ボックス」としましょう♪
なんちゃって業者じゃまったく理解できないでしょうね・・・。


交換前の機種はノーリツの油だき温水ボイラ「OH-G1501YDX」です。
「オイラはボイラ、ノーリツのボイラ・・・。」
暖房能力15.1kW、半密閉式で1温度タイプの暖房専用機です。

先人の知恵と技術の結晶ボックス(右)とボイラ(左)に挟まれているのは「分岐ヘッダー」です。
この分岐ヘッダーが室内の制御機器や、先人の知恵と技術の結晶ボックスと連携して「このエリアは暖める」「このエリアは暖めない」等の床暖房のエリア分けを行っていました。
では室内へと参ります♪

これは熱源機「OH-G1501YDX」のメインリモコン「RC-7012M」です。
サークルタイマー付きで、熱源機本体に付属していたリモコンです。

これは屋外の「先人の知恵と技術の結晶ボックス」と連携し、床暖房で暖めるエリアを制御していたコントローラースイッチです。
何の変哲もない照明スイッチです。
床暖房システム設計の先輩方は何でも❝床暖房制御部品❞としてしまいます・・・。
さすがです・・・。
さぁ〜って今回はこれらのシステムからの改修工事となります♪
皆さんはこのシステムの謎が解けるかな!?
マーレ以外の業者さんたちはすぐに音を上げ、音信不通になってしまったそうな・・・。
何が「TESはお任せ!!」だよ。情けない・・・。
Detectiveマーレは前もってお客様からいただいたお写真を拝見した時点でこのシステムの謎を解き、改修工事のお見積りをさせていただきました♪
そして「お見積りのため」ではなく、「施工をどのようにするかの説明等のため」に改修工事前に現地調査にご協力いただき、お客様のご希望等をお聞かせいただきました。
そしてもちろん改修工事当日に追加費用はかかっておりません!!
さぁそれでは謎解き施工後をご覧ください☆
謎解き改修工事後
まずはリモコンから!↓

交換前のメインリモコン「RC-7012M」からCHOFUの「CMR-2630」というリモコンに交換させていただきました。
1つのリモコンで4エリアまで制御可能な優れものです。
M様!A〜Dにリモコンエリア分けシール貼ってくださいね!
A〜Dの4エリアまで制御可能になる!?
な〜ら〜ば〜♪

照明用スイッチで代用されていたコントローラースイッチは「M・M・T」です!!
久しぶりに「M・M・T」が出ましたね♪
※「M・M・T」のおさらい☆
見た目では簡単にすべて撤去しているように見えるが、必要な配線や不要な配線をすべて理解し、壁裏では新しいシステムに合わせ配線を接続し直しているハイレベルな配線工事。
「マジでムズイてっきょ」
・・・すなわち「M・M・T」
ここからは屋外です↓

新しい床暖房システムはこんな感じです。
手前から配線ボックス、分岐ヘッダー、ヒートポンプ熱源機です。
配線ボックスが小さくなったため、外壁に跡が残ってしまいました・・・。
でもそんなことはもちろん事前にお客様に説明済みです♪


新しい分岐ヘッダーは、CHOFUのヘッダーボックス「HDB-404」と言います。
本当によくできた商品です♪
Detectiveマーレがいて、この「HDB-404」さえあればどんな床暖房システムでもどうにかなっちゃうでしょう☆

逆サイドからはこんな感じです☆
オイルタンクが無くなりましたね。
何故なら改修後の熱源機は「ヒートポンプ式温水熱源機」ですからね◎

その「ヒートポンプ式温水熱源機」とはCHOFUの「AEYH-0642X」です!
この機種には「200V専用回路」での電気配線工事が必要なのですが、運が良いことにDetectiveマーレはDr.マーレでもあります◎
配線工事なんてお手の物です♪
簡単に配線工事を行っちゃいました◎

泣く子も黙る「安定時エネルギー消費効率(4.46)」です。
これはガスや石油の80〜90%の消費効率に対して、ヒートポンプだと446%と言うことです。
すごい時代になりました☆
最初に『謎解き施工』なんて大袈裟に書きましたが、終わってみればやはり普通の床暖房熱源機改修工事でしたね◎
何もわからない業者様にしてみたら謎だらけなんでしょうけど、Detectiveマーレはすべてお見通しです◎
制御部品の少ない時代、床暖房業者は改修前のような❝簡単に手に入る部品❞で床暖房システムを組み上げていました。
でもせっかく先輩方が丁寧に組み上げたこんなにシンプルで様々なシステムへの互換性があるシステムなのにも関わらず、近年の後輩業者達にはまったく理解できておりません。
しかし先輩方!安心してください!!
温水暖房業界にはDr.マーレがいます。
Dr.マーレは先輩方が残したシステムの良い所を活かしつつ、より良いシステムに改良させていただいております。
最近マーレの問い合わせフォームに先輩業者様から、
「うちで昔工事をやったお客さん宅の床暖房メンテナンスを今後マーレさんにお願いできないかなぁ??」
とご相談をいただきます。
今後のお客様のことを考えているなんて・・・、なんてすばらしい先輩方なのでしょう◎
売ったら売りっぱなしにするような後輩業者とは全然違いますね。
もちろんDr.マーレが責任を持って引き継がせていただきますよ♪
❝先人の知恵と技術の結晶❞をDr.マーレは決して無駄にはせず、今度も活用させていただきます!!
それにしても温水暖房システムって本当に面白いですね♪
それでは、さよなら・さよなら・さよなら☆
Dr.マーレのその他の「プロの業」はこちらから↓
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工事例