久しぶりの工事例となります。
お元気だったでしょうか?
いつも元気で前向きなスポンジ・ボブを尊敬するDr.マーレです。
久しぶりってことで、今回は他の業者さんではなかなかない施工例とさせていただきますよ。
皆さんは、リンナイのハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」ってご存じですか??
そうです!リンナイのハイブリッドな給湯・暖房システムのアレです。
簡単に言えば、半分電気、半分ガスのアレです。
まとまったお湯を電気であらかじめ貯湯タンクに貯めておき、貯めておいたお湯では足りない時だけガス給湯器で補うというワガママなアレです。
近年はガスより電気(ヒートポンプ)でお湯をつくった方が効率が良いことはすでに知れ渡っていますね。
でもヒートポンプでお湯をつくるには時間がかかるし、つくったお湯が無くなったらシャワーからはお湯が出てきません。
逆にすぐにお湯をつくれるのはガスですね。
※あえて石油は無視しております。
『じゃー両方の良いとこ取りすればいいんじゃね??』
ということで開発された商品が、リンナイのハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」なんです。
おわかりいただけただろうか?
そんな「ECO ONE」に対し、今回交換を余儀なくされるのは、東京ガス様の迷品「ECO WILL」です。
「ECO WILL」とは簡単に言えば、
『ガスで電気をつくっちゃえ!でもって発電してる最中の熱でお湯もつくっちゃえ!!』
と言う、いかにも画期的そうで、いかにも意味がなさそうなシステムです。
だって電気って発電しなくても電力会社からビリビリ送られてくるじゃない・・・。
お湯だってガスでつくればいいじゃない・・・。
ガスエネルギーを発電動力に変換し、発電動力を電気エネルギーに変換し、その際発生する熱エネルギーでお水をお湯に変換する・・・。
エネルギーのたらいまわしとはこのことでしょうか?
だってエネルギーは変換すれば変換するほど効率は落ちていくわけですから・・・。
それなら最初からガス→熱、電気→電気、のままでいいじゃん。
そりゃ〜製造終了するわけですな・・・。
Dr.マーレは個人的にそう思っています。
皆さんはどうでしょう??
さぁそれでは今回も交換していきましょうかね!
エコウィル全体
これが噂のエコウィルです。
手前が発電ユニットで、奥が貯湯ユニットです。
発電ユニット
これがガスを使って発電するいわゆるガスエンジンです。
コージェネレーションユニット、形式名「UCEJ」と記載があります。
製造元は本田技研工業で、品名は「GEH-0106ARS-K」と言います。
貯湯ユニット
約140Lのお湯を貯めておく貯湯ユニットです。
製品名は「GFT-C08ARS-AWQ」と言い、
形式は「ST-141-GTH243A」と言います。
製造元は皆さんご存じノーリツです。
リモコン
台所、浴室リモコン「GFMR08ABDE2IJSV」です。
普通の給湯器のようなリモコンに、発電量等が見られる「発電ナビ」という機能がありました。
床暖房リモコン
交換前の床暖房リモコンは「IFR-08A-R30」でした。
リビング用、ダイニング用で合計2つありますね。
今回の工事では交換しません!
理由は後程。
・・・ということで早速エコウィルを撤去しました。
重たかったとぶぁ〜い!
容赦なき機械ぶぁ〜い!!
エコワンに交換するにあたって、不要になる配管、配線類は撤去し、
必要になってくる配管、配線工事をエコワン設置前に行います。
ちなみに奥に見える緑色の配管は床暖房や、浴室乾燥暖房機の配管で、もちろん必要な配管です。
やること盛り沢山な工事のため、終わる頃にはお外は真っ暗になってしまいました。
しかもDr.マーレの場合は高品質施工です。
手を抜かない工事をするとやはり時間はかかりますよね。
ですよね〜(*'ω'*)
リモコン
浴室リモコン「BC-300VC(B)」です。
Dr.マーレの施工例ではちょくちょく出てくる、安売り店で交換をお願いするような人には決してお目にかかれないリモコンです。
台所リモコン「MC-301VC(B)」です。
エコワン専用リモコンならではの「Hybridモニタ」があり、台所リモコンから浴室乾燥暖房機や床暖房の操作もできちゃう、しかも無線LAN対応の高機能リモコンです。
設備もどんどん進化しますね♪
タンクユニット
これが新しいタンクユニットです。
手前半分がガスの熱源機になっていて、奥半分(写真では見えません)がつくったお湯を貯めるタンクユニットになっています。
一瞬MINECRAFT(マインクラフト)のスケルトンみたいに見えませんか?
Dr.マーレは全然見えませんけど・・・。
ガス熱源機の型番は「RHBH-RJ245AW2-1(E)」と言います。
無論、給湯効率95%のエコジョーズです。
ユニット奥半分(裏側)のタンクユニット「RTU-R1600」です。
貯湯量160Lのタンクで、この中に最高65℃のお湯が貯められます。
200Lの浴槽に42℃でお湯はりをしても余るくらいの貯湯量です。
ちょうど良い貯湯量ですね◎
このエアコンの室外機のようなものがヒートポンプユニットです。
機種名は「RHP-R222(E)」と言います。
中間期の加熱能力2.6kWに対して、消費電力は480W!
COPは「5.4」です!!
つまりものすごく効率が良いってことです◎
エコワン全体
最終的な仕上がりはこんな感じです。
エコウィルとそんなに変わらないでしょ?
↓
エコウィル全体
こんな感じでDr.マーレはエコウィルをエコワンへと交換しております。
個人的な意見では、エコウィルからの交換で東京ガス様が提案する「エ○ファーム」よりかは実用性やコストの面から見て良いかな。と思います。
もちろん「エ○ファーム」も良い商品なんでしょうけどね。
エコウィルをご使用中の皆さん!
エコウィルからは、ガス給湯器、エコキュート、エネファーム、エコワン、どの設備にも更新が可能な場合が多いです。
これも大きな本体を広いスペースにしっかりと据え付けてくれた建築ビルダー様や東京ガス様のおかげです。
使っている間は、エコウィルを不満に思ったかもしれません。
しかし、再生可能エネルギー化がどんどん進んでいる昨今「我が家もそんな設備にしたい」と思っても、
「設置スペースの問題でガス給湯器しか設置できません!!」
っていうお宅が多いのが現状です。
選択肢があるってことは素晴らしいことなんですよ。
エコウィルに対して、
「こんな設備はもうヤダ!!」
と思うのではなく、
「この設備で良かった♪」
と思うようにしてください。
マイナス思考ではなく、スポンジ・ボブのように何でもプラス思考でいきましょう。
人生は有限、悩んでる時間がもったいないですよ☆
それではあなたからのお問合せ、お待ちしておりま〜す!!