2025年07月15日
スミリンシステム住宅の皆様ちわっす!
スミリンシステム住宅の救世主、Dr.マーレっす!
久しぶりに蓄熱式床暖房熱源機の交換工事例を載せていきたいと思いますっす!
スミリン住宅の蓄熱式床暖房とは、床下の土間コンクリートの中に架橋ポリエチレン管を埋めこみ、その管の中に温水を流すことによって家全体を暖めてしまう、スミリンシステム住宅の断熱性能の良さを最大限に活かした床暖房システムで、うまく使えば冬でも寒くなく、反対に暑くもない、と言うとても快適な居住空間が出来上がるという究極の床暖房システムです。
そんな究極の床暖房システムですが、1つだけ欠点があります・・・。
「システムを理解していて、問題なく熱源機交換工事が可能な業者が全国に2社しかいない」
と言う点です。
熱源機交換工事自体なら可能な業者さんならいるかもしれませんが、システムを理解しながら交換工事ができる業者は本当に2社しかいません。
ウソだと思ったらその2社以外に交換工事をお願いしてみんしゃい!
きっとひどいことが起きると思いますよwww
と言うことで、その2社のうちの1社であるマーレが行う「適切な熱源機交換工事」をご覧ください!
いつもの通り手前から、
・ヘッダーボックス
・石油式温水ボイラー
・オイルタンク
の順番です。
念のためご説明をさせていただきますが、ヘッダーボックスとは、ボイラーでつくられた温水を、宅内に均一に流すための分岐部材(ヘッダー)が収められた箱(ボックス)のことを言います。
内部は後程お見せしますね☆
交換前のボイラーは、高木産業(パーパス)の油だき温水ボイラ「TP-BSD130R」です。
❝これぞボイラー❞って感じですね。
ところで「ボイラ」が正しいのか、「ボイラー」が正しいのか、どっちなんでしょう?
なんとなく「ボイラー」な気がしますが、パーパスの表記では「ボイラ」となっています。
あぁ〜もうどっちでもええ!!
次!!
◎と◎が目印ですよ!
掠(かす)れて見えづらくなっちゃってますが、□がパーパス型番「TP-BSD130R」
□が製造元のサンヨー型番「HBU-AK13A」です。
暖房能力は15.1kWで、暖房効率は当時の器具にしては高効率な90%です。
上のリモコンは、交換前のボイラーリモコン「TP-FHR07」です。
表示が見えなくなってしまうことで有名ですorz
下のリモコンは、室内の温度環境を制御するNTC工業(現:NTCL「日本サーモスタット株式会社」)の「GC002C」です。
ものすごく良くできたコントローラーですが、新しい熱源機の仕様上、例のごとく
「M・M・T」です☆
これが先ほど説明した「ヘッダーボックス」の内部です。
配管が上下で合計6本ありますが、これは暖かい温水が宅内に送られる「往き3本」と、宅内を循環してから熱源機に返ってくる「戻り3本」という組み合わせになっています。
Dr.マーレはすごいことに、この配管の本数で大体の家の広さや、循環している不凍液の量を算出することができます!
上側3本の配管の途中で色が変わっていることがなんとなくわかると思います。
この画像から、配管内に空気が混入してしまっているということがわかります。
不凍液を排出してみました。
泡泡です・・・。
においもなんとも言えないにおいがします・・・。
Dr.マーレはこのにおいが苦手です・・・。
しかし不凍液を交換して良かったね♪って思える瞬間でもあります◎
と、言うことで不凍液も交換し、新しい熱源機を設置していきます。
今回、新しく設置する熱源機は「ヒートポンプ式熱源機」となるのですが、ヒートポンプ式熱源機って、
①Dr.マーレが多用する「長府製作所」
②空気で答えを出す「ダイキン」
③ひだまりのようなあたたかさの「パナソニック」
④快適エコな冬暮らしの「コロナ」
⑤販売終了しちゃった「三菱」
等、様々なメーカーから販売されているのですが、なぜ温水暖房のスペシャリストDr.マーレは、①「長府製作所」を多用するのでしょうか?
ここで株式会社マーレのDr.マーレさんに聞いてみました!
インタビュアー
Q. なぜ長府製作所を多用するのですか?ダイキンやパナソニック等、もっと有名なメーカーじゃダメなんですか??
Dr.マーレ
A. 教えな〜い(。≖‿≖)
だそうです。。。
きっとDr.マーレに問い合わせ、または依頼したら明確な回答が得られると思いますよ☆
んじゃそういうことで交換工事後をご覧ください。
交換後の新しいリモコンは、長府製作所の「CMR-3102VM」です。
設定すればスマホからも操作が可能になる、無線LAN対応タッチパネルリモコンです。
スマホから操作をするかしないかは別として、操作性も結構良くおススメです◎
交換後の新機種は長府製作所の「AEYH-0642X」です。
「またこれかよぉ〜・・・。」
と思った皆さん・・・。
残念!またこれです!!
このすんばらしい器具仕様も、Dr.マーレが毎回これを選ぶ理由の1つです。
安定時の効率の良さなんて半端ねぇ〜っす!
安定時の消費電力「470W」で得られる加熱能力は「2.1kW」っちゅうことです。
1kW=30円の電気代を例にすると、470W=14.1円の電気代で、2.1kW=63円分の働きをするってことです。
意味わかります?
14.1円の投資額が、63円になるってことですよ?
15,000円の投資額が、66,900円になるってことですよ?
そりゃみんなこれにしますよね!
本当だったら利確して税金を支払うくらいのレベルです。
最後に交換後の全体です。
やべっ!オイルタンク撤去するの忘れた(゚Д゚;)
って言うのはウソで、給湯器が石油式だったので、オイルタンクはそのまま継続使用です。
入念にエア抜き試運転を行い、熱源機が温水をつくるところまで確認し、
最後にDr.マーレ直伝「新しい熱源機での使い方のコツ」や、万が一何かあった際の対処法などをご説明して工事完了です。
よく素人業者がお客様に対し、
「暖房能力を下げたら暖まらなくなっちゃうので、ヒートポンプ式熱源機は絶対やめた方がいいですよ!」
とか言っているみたいですが、それでは何故Dr.マーレのもとには、
「ヒートポンプにしたら暖まらなくなったけど、どないしてくれんねん!」
と言うお叱りのご連絡が来ないのでしょうか?
それは単純に「スペシャリスト」か「素人」かの違いなので、これからスミリンシステム住宅の熱源機交換をされる方は、安心してDr.マーレに問い合わせれば良いだけのことです。
これは業者あるあるなのですが、工事内容が分からない業者って、決して分からないとは言わずに、自身では分からない他社がした提案内容のことを良く言いません。
そして自身がわかる範囲の狭い土俵内での勝負に持って行こうとします。
とりあえず他社の提案内容にケチをつける、みたいな業者にはお気を付けください。
お客様側も「そんな機能いらない」だの「とにかく安く」だの言ってたら、ご自宅の設備は、どんどん時代の流れに逆らった時代遅れの設備となっていってしまいます。
設備更新なんて十数年に一度のことなんですから、商品はどんどん良くなりますし、それに伴い商品価格も上がりますし、さらに物価だって上がっています。
それが普通です。
しかしそんな中、今もなお見積り価格を少しでも安く見せかけるために、給湯器交換工事のお見積り内容を「エコジョーズやエコフィール」ではなく「従来型」にするような業者さんもいます。
※エコジョーズやエコフィールが設置可能なのにも関わらずって意味ね☆
そんな猪口才(ちょこざい)なことをしながら自社の利益を上げる業者や、その業者に依頼して「安く済んだ♪」と喜ぶお客さん・・・。
な〜んかまったく将来が見えない業界になってきてしまいましたねwww
これから社会に出て設備の更新工事、特に給湯器交換工事の工事屋として頑張るぜ!って言う若い年代の方々、やめといた方が良いと思いますよ・・・。
それでもこの業界で頑張る!!って言う場合は、これからの時代に合った更新工事ができるような業者さんに勝手になってください。
Dr.マーレはできれば早くこんな業界から卒業したいと思っています・・・。
まぁ半分卒業はしておりますので、そんな焦ってはいませんけどね(*'ω'*)
と言うことで今回の施工例は、
「20年ほど前は最新だった床暖房熱源機を、現在の最新床暖房熱源機に交換工事した施工例☆」
と言う内容でした。
20年前はこんな世の中になるなんて誰も予想できていなかったことでしょう。
Dr.マーレも20年前は・・・、と言う話をすると年齢がバレますのでしませんが、これだけは言わせてください!
皆さん!住宅設備だけに関わらず「今」を大切にし、「今」の時代に合ったものを選択し、時代に取り残されないようにしましょう!
それでは今回の施工例はここまで!
最近スマホをiPhoneに替え、なんだか少し調子付いてるDr.マーレでした♪
ではまた☆
カテゴリ:
住友林業・スミリンシステム住宅 工事例