2018年12月01日
皆さんどうも!床暖房業界の生ける伝説Dr.マーレです★ 本日の施工例はDr.マーレが得意とする「スミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房」の熱源機改修工事例となります。
しかも施工内容には「神業施工」や、「M・M・T」等のマーレならではの施工技術が凝縮された「マーレブランド」の施工内容となっております。
ではでは早速見ていただきましょう!!
改修工事前
まずは床暖房設備全体から!
奥からの石油給湯機 → 石油ボイラー → 200Lオイルタンク
と並んでいます。
石油ボイラーとオイルタンクの間には蓄熱式床暖房には欠かせない「ヘッダーボックス」というものが設置してあります。
近寄って見てみましょう!(/ω\)
石油ボイラーの右側にあるのがヘッダーボックスです。
ボイラーから出湯された温水を、宅内にまんべんなく行き渡らせるための部品や、温度調節のために開閉弁を開けたり閉じたりする需要な部品が設置してあります。
サッカーで言うとクロアチア代表のルカ・モドリッチ選手のような部分です。まさに司令塔!!(2018年現在ですよ)
改修前の機種は「技術のPURPOSE(パーパス)」で有名な高木産業株式会社のTP-BSD130Rです。
赤と青の輪っかのロゴのメーカーです。
器具の仕様ラベルです。
SANYO(サンヨー)型番で言うとHBU-AK13Aという機種となります。
暖房能力15.1kWで、暖房効率が90%となっています。←この「90%」という数字を覚えておいてくださいね☆
暖房能力としては大きめで、宅内を十分に暖められる能力です。
2002年製造だということもわかりますね。
改修前のメインリモコン(上)とコントローラーリモコン(下)です。
メインリモコンが熱源機の運転を指示し、コントローラーリモコンが実際の宅内の温度環境を制御しています。
メインリモコンの型番はFHR07です。
これが長年使っていると表示が見にくくなっちゃうんですよ・・・。
今回の改修工事内容は、
1、床暖房ボイラーの熱源変更(石油 → ヒートポンプ(電気))
2、不凍液の交換
3、制御方法の変更
となります。
さらっと書きましたが、これらは超高難易度な施工となります(^_-)-☆
Dr.マーレの経験や実績からのスペシャルなご提案、それに伴う施工技術やノウハウがないと今回の改修工事は到底できません<(`^´)>
ということでまずは不凍液の交換から行います。
写真で見る限りでは合計6本の配管は白く見えます。
がしかし!!
洗浄水をシステム配管内に送り込み、古い不凍液を排出していくと・・・
ドーン!!!
お客様には申し訳ありませんが、思わず『きったねぇ〜!!』と言ってしまいました・・・。
泡立っちゃってます・・・。
ニオイも鼻にツーンときます。
10年以上不凍液を交換しないとこうなっちゃいますよ(*_*)
熱源機の交換の際には、一緒に不凍液の交換もしましょうね♫
改修工事後
配管洗浄中に屋内リモコンの交換です。
今まで設置されていたコントローラーリモコンを「M・M・T」で撤去です。
新しいメインリモコンはCHOFUのCMR-2614となりました!!
Dr.マーレの純真無垢なご提案から施工のように白く光り輝いていますね(^^♪
洗浄水でじゅうぶん配管内を洗浄し、今度は新しい不凍液を充填しました。
新しい不凍液はCHOFUのVH-LLBシリーズで、長い間交換不要のロングライフタイプとなります。
先ほどまで白かった配管が綺麗なピンク色に変わったことがわかると思います。
不凍液を無事交換しましたら、今度は新しい熱源機を設置します。
暗くなっちゃいましたが、写真奥のエアコン室外機のような器具があるのが見えると思います。
これがウワサのヒートポンプ式温水熱源機どぇす!!
エアコン室外機と同じで器具からは風が吹き出しますので、風を上に向ける風向調整板を設置しております。
新しい熱源機は、CHOFUのAEYH-0642Xと言います。
型番末尾に『X』を付けるなんてCHOFUさんも粋ですね☆う〜んいけずぅ〜・・・。
写真にはありませんが、新機種は200V電源で専用回路が必要なため、屋内分電盤から電源線を新たに配線しました♫
もちろん壁中や床下や天井裏を通す『マーレの神業施工』で配線工事しましたよ◎
いけずなAEYH-0642Xの仕様ラベルです。
さぁここで問題です!!
Q.改修工事前の石油ボイラー「TP-BSD130R」の暖房効率は何%だったでしょう??
よ〜く思い出してくださいネ!!
アキラ100%さんではないですよ(ー_ー)!!
A.90%
TP-BSD130Rの暖房効率は90%でした。
製造年の2002年からもう16年経つんですね。
ていうか2002年の時点で90%!?
さすが「技術のPURPOSE(パーパス)」です。
素晴らしい暖房効率です。
しかしその暖房効率がなんと!?
エネルギー消費効率(またはCOPとも言います)が、「4.46」と書いてありますね。
これは、1の投入エネルギーに対し、4.46のエネルギーを出力できるって言うことなんです!!
す・な・わ・ち!!
パーセントで表記すると446%ということになります。
446%って野球選手の年俸アップじゃないんだから・・・。
ってツッコんでしまうくらいの暖房効率です。
最近の設備の進歩ってすごいですね(>_<)
これだったらいつ値上がりするかわからない灯油よりも安定した電気式に変えたいと思いませんか!?
電気式に変えることによるデメリット(詳しくはお問合せくださいな♬)もありますが、それを払拭してしまうくらいの効率の良さですね☆
最後に改修後の全体の写真です。
給湯器は石油式だったため、オイルタンクの撤去は行いませんでした。
でも給湯器がガスや電気で、「もうオイルタンクはいらない!!」という方の場合はもちろんオイルタンクも撤去させていただきます。
スミリンシステム住宅にお住いの方や、他のハウスメーカーの住宅にお住まいの方で、現在『蓄熱式床暖房』をご使用されている方!!
Dr.マーレはこういった最新の設備や、お客様のご希望の内容にて改修工事を承らせていただいております♫
『蓄熱式床暖房』は特殊な暖房システムとなっておりますので、改修工事の際には、実績があって、ちゃ〜んと責任を持って工事ができる業者さんにご依頼くださいね!
温水暖房業界の神様 Dr.マーレでした♫
カテゴリ:
住友林業・スミリンシステム住宅 工事例