2020年06月16日
全国津々浦々からお送りするDr.マーレの施工ブログへようこそ!!
今回は「筑波研究学園都市」で有名な茨城県での施工事例となります。
つくば市の筑波研究学園都市と言えば、某大手ハウスメーカーが『蓄熱式床暖房』の導入への実験や、研究を行っていたため、Dr.マーレがその昔何度も足を運んだことのある場所です。
しかし今回の施工はつくば市ではなく、その南に位置する取手市です!!
Dr.マーレが茨城県を制覇する日も遠くないでしょうね・・・。
ではではご覧ください↓
交換工事前 給湯器
交換前の給湯器は、ノーリツ「GTH-C2436AWX6H」です。
給湯能力24号のフルオートタイプですね。
すでにエコジョーズとなっています。
暖房能力16.4kW、2温度タイプの熱動弁6P内蔵型です。
はっきり言って能力過多です・・・。
交換を機に
暖房能力は下げちゃいましょう!←check
「暖房能力は下げちゃいましょう!」
この❝今までよりもあえて能力ダウン❞と言う大胆な提案は、Dr.マーレのような「温水暖房達人」でないとできません×××
勝手なことをすると、暖房が暖まらなくなってしまったりします。
しっかりと中学生くらいのレベルの計算ができるマーレのような業者にお願いしましょう♪
交換工事前 リモコン
交換前の台所リモコンは「RC-8001MP」でした。
床暖房操作ができたり、ガス、お湯等の使用量が見られる「エコガイド」付きリモコンです。
かなりハイグレードなリモコンですね♪
交換前の浴室リモコンは「RC-8001SP」と言います。
台所リモコンと通話ができる「インターホン機能付き」リモコンです。
それにしても浴室の壁パネルが高級感溢れますね☆
交換前の床暖房リモコンは「RC-7804TC R30」です。
同じリモコンがもう1個ありましたが、すでに故障し反応しなくなっていました。
今回のお客様のご希望は、
・とにかく最新式の商品が良い
・床暖房リモコンを使えないほうだけ交換したい
・質問にもしっかり回答してくれたマーレさんに工事はお願いしたい
・地元の業者よりも安くしてほしい
と言ったものでした。
う〜ん・・・安くしてほしい・・・。
嫌いな言葉だなぁ〜・・・。
安くするのは簡単だけど、安くした分安い工事にしたんじゃお客さんは怒るしなぁ・・・。
本当に皆さんには「工事内容はどの業者も一緒」という大間違いに気付いて欲しいものです・・・。
つまり「工事費用が安い分、安い工事をされる」ということです。
良く考えてみてください。当たり前ですよ!?
金額が数百円〜数千円のような商品なら諦めもつくかもしれませんが、数万円〜数十万円の商品で諦めがつきますか??
それを10年以上使うんですよ??
Dr.マーレは裕福ではないので諦めがつきません・・・。
10年以上ずっと後悔するでしょう・・・。
きっと値引き要請をしてくるお客様は裕福なのですね・・・。
↑皮肉です・・・。
と言うことをしっかり説明をしたところ、
「じゃーこの差額だったらマーレさんにお願いするよ!その代わり完璧な工事をしてくださいよ!!」
とご依頼をいただきました◎
「あったりめーだ!本当の高品質施工ってのを見せてやんよ!!」
と、まさか本当に言いはしませんが、そのような心意気で交換工事に挑みました◎
交換工事後 リモコン
新しい浴室リモコンは「RC-G001SPE-1」となりました。
通話機能付きリモコンで、誰もが羨む「エコ・ケアセンサー」搭載です。
純白のデザインが映えるぜ!
台所リモコンは「RC-G001MPW-1」です。
この「G001シリーズ」リモコンって写真を撮ると毎回液晶が際立って周りが暗くなっちゃうんですよ・・・。
G001あるあるです・・・。
そんなことより!
❝タッチパネル操作で床暖房だって操作できちゃうぜ!!❞
って言うことをお客様には説明し、お客様もそれをご希望されたので、床暖房リモコンは交換せずに撤去しちゃいました。
今度から床暖房は台所リモコンからの操作となります◎
以上の台所・浴室のリモコンセットは「RC-G001PEW-1マルチセット(¥54,800)」でございます!!
高っけぇ〜リモコンセットですね¥
でもこのリモコンは「ECHONET Lite」規格に準拠しているリモコンなので、「無線LAN操作」はもちろん、「HEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)」にも対応しております。
間違いなく「最新式」です☆
交換工事後 給湯器
交換後の新しい給湯器は、ノーリツ「GTH-C2460AW3H」になりました。
24号のフルオートタイプで、もちろん❝Keep the エコジョーズ❞です♪
BL品番は「FT4220ARSAW3CM」となります。
暖房能力は11.6kWに下げ、熱動弁も3P内蔵型に変更しました。
その他写真にはありませんが金属可とう管も新しく交換し、ヨレヨレだったおいだき管もシャキーン!!とさせました◎
長年の通水により内部が汚れてしまっていたお水とお湯のステンレスフレキ管も新しく作り替え、消耗部材であるパッキン、電線接続端子も交換致しました。
交換工事後、接続し直した配管、配線類を見たお客様から、
「さすが!良い仕事してるねぇ〜♪頼んで良かったよ(^^♪」
と、最大級のお褒めの言葉をいただきました◎
ありがたや〜<(_ _)>
誰がやっても同じように見える「給湯器の交換工事」でも、
・お見積り段階のご提案、ご説明
・施工内容(どの部分をどこまで交換するか 等)のご説明、また実施
・施工スタッフの人柄
によって大きく変わってきます。
またそれによってお見積り価格に差が出ることも当たり前です。
「しっかりした業者に、できるだけ安い金額で、完璧な交換工事をお願いしたい」
という考えは誰でも同じです。
でも金額が安ければ安いほど、販売元から安い工事費で工事を依頼される下請け工事屋さんが安い工事を行います。
そのような業界の流れではしっかりした完璧な工事は行えません。
10年以上使う高額な商品ですので、ある程度時間をかけて、ある程度予算を見た工事にしてもバチは当たらないんじゃないでしょうか!?
安心して工事を依頼したいお客様、お問合せ待ってますよ♪
【価格は中の下、施工品質は上の特上】のDr.マーレでした☆
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工事例
2020年06月15日
どうも!Dr.マーレ改めDetectiveマーレどぇす!!
今回は久しぶりに『謎解き施工』をご覧くださいな♪
『謎解き施工』っていかにも難しそうな書き方をしていますが、今回の内容は「温水暖房プロフェッショナル」であるマーレにとっては簡単に仕掛けが理解でき、そして簡単に改修のご提案が可能なレベルの施工例となります。
どうぞハードルを下げてご覧くださいネ☆
謎解き改修工事前
改修前のシステムです。
写真手前からオイルタンク、
「謎の箱」 、分岐ヘッダー、熱源機の順番です。
オイルタンクが邪魔だって!?
じゃーもう1枚↓
大きなサイドチェンジをし、逆サイドから写しました。
手前から熱源機、分岐ヘッダー、「謎の箱」、ガスメーター、オイルタンクの順番です。
今回の施工に
〇のガスメーターは関係ありません。
見なかったことにしてくださいな♪
ところで「謎の箱」って何!?
んじゃもう1枚↓
手前から「謎の箱」、分岐ヘッダー、熱源機の順番です。
じゃあせっかくなんで「謎の箱」を開けてみましょう!!
心の準備はいいですか??
Are you ready?
「謎の箱」の正体は、電源中継ボックス?制御ボックス??正式な名称はありませんが、床暖房をエリア分けして使うためには必要不可欠なものです。
あえて命名するのであれば「先人の知恵と技術の結晶ボックス」としましょう♪
なんちゃって業者じゃまったく理解できないでしょうね・・・。
交換前の機種はノーリツの油だき温水ボイラ「OH-G1501YDX」です。
「オイラはボイラ、ノーリツのボイラ・・・。」
暖房能力15.1kW、半密閉式で1温度タイプの暖房専用機です。
先人の知恵と技術の結晶ボックス(右)とボイラ(左)に挟まれているのは「分岐ヘッダー」です。
この分岐ヘッダーが室内の制御機器や、先人の知恵と技術の結晶ボックスと連携して「このエリアは暖める」「このエリアは暖めない」等の床暖房のエリア分けを行っていました。
では室内へと参ります♪
これは熱源機「OH-G1501YDX」のメインリモコン「RC-7012M」です。
サークルタイマー付きで、熱源機本体に付属していたリモコンです。
これは屋外の「先人の知恵と技術の結晶ボックス」と連携し、床暖房で暖めるエリアを制御していたコントローラースイッチです。
何の変哲もない照明スイッチです。
床暖房システム設計の先輩方は何でも❝床暖房制御部品❞としてしまいます・・・。
さすがです・・・。
さぁ〜って今回はこれらのシステムからの改修工事となります♪
皆さんはこのシステムの謎が解けるかな!?
マーレ以外の業者さんたちはすぐに音を上げ、音信不通になってしまったそうな・・・。
何が「TESはお任せ!!」だよ。情けない・・・。
Detectiveマーレは前もってお客様からいただいたお写真を拝見した時点でこのシステムの謎を解き、改修工事のお見積りをさせていただきました♪
そして「お見積りのため」ではなく、「施工をどのようにするかの説明等のため」に改修工事前に現地調査にご協力いただき、お客様のご希望等をお聞かせいただきました。
そしてもちろん改修工事当日に追加費用はかかっておりません!!
さぁそれでは謎解き施工後をご覧ください☆
謎解き改修工事後
まずはリモコンから!↓
交換前のメインリモコン「RC-7012M」からCHOFUの「CMR-2630」というリモコンに交換させていただきました。
1つのリモコンで4エリアまで制御可能な優れものです。
M様!A〜Dにリモコンエリア分けシール貼ってくださいね!
A〜Dの4エリアまで制御可能になる!?
な〜ら〜ば〜♪
照明用スイッチで代用されていたコントローラースイッチは「M・M・T」です!!
久しぶりに「M・M・T」が出ましたね♪
※「M・M・T」のおさらい☆
見た目では簡単にすべて撤去しているように見えるが、必要な配線や不要な配線をすべて理解し、壁裏では新しいシステムに合わせ配線を接続し直しているハイレベルな配線工事。
「マジでムズイてっきょ」
・・・すなわち「M・M・T」
ここからは屋外です↓
新しい床暖房システムはこんな感じです。
手前から配線ボックス、分岐ヘッダー、ヒートポンプ熱源機です。
配線ボックスが小さくなったため、外壁に跡が残ってしまいました・・・。
でもそんなことはもちろん事前にお客様に説明済みです♪
新しい分岐ヘッダーは、CHOFUのヘッダーボックス「HDB-404」と言います。
本当によくできた商品です♪
Detectiveマーレがいて、この「HDB-404」さえあればどんな床暖房システムでもどうにかなっちゃうでしょう☆
逆サイドからはこんな感じです☆
オイルタンクが無くなりましたね。
何故なら改修後の熱源機は「ヒートポンプ式温水熱源機」ですからね◎
その「ヒートポンプ式温水熱源機」とはCHOFUの「AEYH-0642X」です!
この機種には「200V専用回路」での電気配線工事が必要なのですが、運が良いことにDetectiveマーレはDr.マーレでもあります◎
配線工事なんてお手の物です♪
簡単に配線工事を行っちゃいました◎
泣く子も黙る「安定時エネルギー消費効率(4.46)」です。
これはガスや石油の80〜90%の消費効率に対して、ヒートポンプだと446%と言うことです。
すごい時代になりました☆
最初に『謎解き施工』なんて大袈裟に書きましたが、終わってみればやはり普通の床暖房熱源機改修工事でしたね◎
何もわからない業者様にしてみたら謎だらけなんでしょうけど、Detectiveマーレはすべてお見通しです◎
制御部品の少ない時代、床暖房業者は改修前のような❝簡単に手に入る部品❞で床暖房システムを組み上げていました。
でもせっかく先輩方が丁寧に組み上げたこんなにシンプルで様々なシステムへの互換性があるシステムなのにも関わらず、近年の後輩業者達にはまったく理解できておりません。
しかし先輩方!安心してください!!
温水暖房業界にはDr.マーレがいます。
Dr.マーレは先輩方が残したシステムの良い所を活かしつつ、より良いシステムに改良させていただいております。
最近マーレの問い合わせフォームに先輩業者様から、
「うちで昔工事をやったお客さん宅の床暖房メンテナンスを今後マーレさんにお願いできないかなぁ??」
とご相談をいただきます。
今後のお客様のことを考えているなんて・・・、なんてすばらしい先輩方なのでしょう◎
売ったら売りっぱなしにするような後輩業者とは全然違いますね。
もちろんDr.マーレが責任を持って引き継がせていただきますよ♪
❝先人の知恵と技術の結晶❞をDr.マーレは決して無駄にはせず、今度も活用させていただきます!!
それにしても温水暖房システムって本当に面白いですね♪
それでは、さよなら・さよなら・さよなら☆
Dr.マーレのその他の「プロの業」はこちらから↓
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工事例
2020年06月08日
どうもDr.マーレです☆
今回は、ノーリツのガスふろ給湯器では最高グレードである「プレミアム」という機能の機種の施工例となります。
様々なメーカーのふろ給湯器には「フルオート」「オート」「標準」等の機能がありますが、ノーリツにだけ「プレミアム(フルオート)」という機能があります。
それぞれの機能は、
・お湯はり
・おいだき
・配管洗浄
・自動たし湯
等の機能の有無によって決まっているのですが、今回の「プレミアム(フルオート)」という機能は上記の機能に加え、
●見まもり♡
(入浴時の人の動きを検知する機能。入浴事故を防止するために役立つ機能です。)
●UV運転
(給湯器本体に搭載しているUV除菌ユニットで、お湯の中の菌の増殖を抑制する機能です。)
●熱洗浄配管クリーン
(熱めのお湯で配管洗浄を行い、配管内の皮脂成分などの汚れを落としやすくする機能です。)
と言った機能が追加された、まさに❝フルオートの中のフルオート❞といったような機能です♪
そんな給湯器がこちら↓
■給湯器本体
■型番ラベル
設置させていただきましたのはノーリツ「GT-C2062PAWX」です。
給湯能力20号で、冒頭で説明をさせていただきました「プレミアム(フルオート)」の給湯器です。
せっかく給湯器はプレミアムを選んだにも関わらず、リモコンによっては「プレミアム(フルオート)」の機能を最大限に引き出せません☓☓☓
なのでリモコン選びもとっても重要なんです。
プレミアムな機能を最大限に引き出せるリモコンはこちら↓
■浴室リモコン
浴室リモコン「RC-G001SE」です。
左上には見まもり♡機能のための「エコ・ケアセンサー」があります。
■台所リモコン
台所リモコン「RC-G001M」です。
浴室が寒くなっていることを知らせてくれる機能や、エコ意識を持ってもらうための「エネルック機能」等があります。
ところでこの「RC-Gシリーズ」のリモコンセットってお医者さん100人中96人が「勧めたい」と評価してるんですって!!
入浴事故で年間推計約19,000人の方が亡くなっていると言われています。
確かにこういった機能って大切な方を守るためにはあった方が安心ですね。
UV除菌機能だって、浴槽内に残ったお湯がキレイなのであれば次の日に気にせず「おいだき」だってできますし、洗濯で「残り湯洗い」だってできるようになりますね!
これで年間どれくらいの水道代が節約できるのでしょうか!?
間違いなく❝いっぱい節約できる❞でしょう♪
今回お客様がこの「プレミアム(フルオート)」の機種をお選びになったかと言うと・・・、
「Dr.マーレが機能を詳細に説明し、お勧めしたから」
です。
先ほどの❝お医者さん100人中〜❞って言う中にDr.マーレは入っているのでしょうか・・・。
きっと入ってないんだろうな〜・・・。
いやいや間違いなく入ってないでしょう・・・。
でもこれらのプレミアム機能はDr.マーレからも是非お勧めします♪
◇交換前の台所リモコン
交換前は「RC-7601M」というリモコンでした。
もちろん見まもってくれなくて、エコ意識も持たせてもらえません。
お湯はり機能のみのシンプルリモコンです。
◇交換前の浴室リモコン
浴室には「RC-7601S」というリモコンが設置されていました。
まさか設置されたときには、後輩リモコンがあんなエリートリモコンになるとは思いもしなかったでしょう。
でも先輩も頑張りましたよ!ご苦労様♪
◇交換前の給湯器本体
交換前はノーリツ「GT-2027SAWX」という機種でした。
給湯能力20号の「オート」機能の給湯器です。
◇交換前の型番ラベル
2004年3月製造の機種でした。
今回の施工例は2019年8月でしたので、15年間使えました。
この15年でノーリツさんはここまでの技術進歩がありました。
また15年後の交換時期にはさらなる進歩を成し遂げているんでしょう☆
楽しみです☆
プレミアムの上って何だろう??
プラチナ?
ブラック??
それじゃクレジットカードか・・・。
まぁノーリツさん!!
これからも
「お湯づくりでは、どこにも負けない自信」
を持って、さらに良い商品を開発してくださいね♪
そしてその際はDr.マーレをお医者さんの1人に入れてくださいな♪
設備業界の循環器科「Dr.マーレ」
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工事例