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『石』の『油』と書いて『石油』!! ノーリツ 石油ふろ給湯機 OTQ-3000Y からの交換工事

2018年08月26日

皆さんこんにちは!
❝今日もどこかでマーレ❞でおなじみのDr.マーレです。

今日の工事例は標準的なものでいきます。
場所はと言うと神奈川県南足柄市です。

マーレって確か東京都の多摩地区にあったような・・・。

Yes, that' right!!
そうです。マーレは東京都の東大和市という、いかにもトトロが出そうな街にあります。
今回の経緯はいつもお世話になっている株式会社A様よりご依頼があったお客様宅の工事となります。

自社の販売・施工でも神奈川方面は行くのですが、やっぱり結構遠かったです。
近年は「圏央道(首都圏中央連絡自動車道)」という素晴らしい高速道路が開通したおかげで一昔前までよりかはだいぶ楽に行けるようになりました。
でもやっぱり遠かったです。
しかしそこは仕事です!ピーピー泣き言は言ってられません!!
ということで到着次第工事開始です★

交換工事前 石油給湯機
神奈川県南足柄市H様、交換工事前、ノーリツの石油給湯機、OTQ-3000Y
交換前の機種はノーリツの OTQ-3000Y  で、1990年の7月製造の給湯機でした・・・。
よく今まで使えましたね・・・。
それにしてもでかい!重い!!暑い!!!
後で調べてみたら重量は61kgもありました・・・。
61kgってどのくらいかわかりますか?

答え. 500mlのペットボトルのお水の約120本分!

ということで次は交換前の台所リモコンです。

よかったら他の工事例も見てくださいまし☆

交換工事前 台所リモコン
神奈川県南足柄市H様、交換工事前の台所リモコン
交換前の台所リモコン RC-310M です。
特に言うことはありません・・・。
ただ最近の給湯器は2本のリモコン線で本体とリモコンが接続されているのですが、このリモコンは8本くらいで接続されていました。
給湯設備業界の進歩が垣間見えます。

交換工事前 浴室リモコン
神奈川県南足柄市H様、交換工事前の浴室リモコン
交換前の浴室リモコン RC-305S です。
浴室リモコンの周りって防水のための「シリコンコーキング」を充填する業者としない業者がいますね。
そりゃした方が良いに決まっているんでしょうけど、逆にしない理由ってなんですかね??
リモコンの裏側に水が入り込まない様に念力でも送っているのでしょうか??
防水の念力を使えないマーレは必ずコーキングをします。

工事全体を見たら車も敷地内に駐車でき、給湯機の設置場所も広く、工事しやすい環境でした♫

交換工事後 浴室リモコン
神奈川県南足柄市H様、交換工事後の浴室リモコン
交換後の浴室リモコンです。
今回はリモコンが付属されている機種だったため、こちらは付属リモコンとなり、ノーリツのRC-B001S です。

交換工事後 台所リモコン
神奈川県南足柄市H様、交換工事後の台所リモコン
こちらも付属リモコンで、ノーリツのRC-B001M となります。
シンプルリモコンで、操作しやすいリモコンです。

交換工事後 給湯機
神奈川県南足柄市H様、交換工事後のノーリツ、石油給湯機、OTQ-3704SAY
交換後の機種はノーリツのOTQ-3704SAY です。
給湯能力30,000kcal(20号相当)のオートタイプの給湯機です。
コンパクトになりましたね♪
キレイに化粧テープ等も巻き直して工事完了です◎

マーレが施工すればまったく問題ないのですが、1つだけポイントがありました。
ちょっと長くなっちゃうけどどうぞ最後までお付き合いくださいませ★

今回の工事は送油管と言うオイルタンクから給湯機まで石油を送る配管の接続位置が大きく変わりました。
Dr.マーレにとっては想定内のこと(てゆーか工事前に器具図面を見て調べています。)で問題はなかったのですが、他の下請けの業者様達はどうしているのでしょう??
販売店が下請け工事業者へ工事依頼をした際の流れとして、 

販売店 → 販
下請け業者 → 請

販 『この日、この時間、この場所、この工事費で、この給湯器Aからこの給湯器Bへ交換工事してください!!』
請 『Aye aye sir!(アイアイサ〜!!)』

で販売店から工事業者への工事委託は終わりです。
普通の下請け業者だったらこの既存型番(今回の OTQ-3000Y)から新機種に交換するにはどんな問題が起こりうるだろう・・・。
なーんて考えたりもしません。ましてや器具図面なんてもってのほかです。
しかしそれが普通です。
becauseなぜなら販売店の「販売」とは交換機種を選定し、それを調べ、必要部材があるなら工事業者へ支給し、何か問題が起きそうな際にはそれを工事業者に伝えるのが仕事だからです。
工事だけを請け負う業者は、「工事だけ」を請け負うのですからそれをする必要はありません。
大げさな話で、それで工事にご訪問し、部材が用意されてないから工事ができないなんてこともよくあります。
「工事だけ」を請け負うとはそういうことです。

近年は給湯器等をインターネットで安く売る時代ですが、8割方(もっとかも!?)の販売店はその『販売』ができていません。
下請け業者も迷惑しているでしょう。
お客様の中にもそういった理由で、工事立ち合いのため工事日にわざわざ仕事を休んだにも関わらず、「部材がないので工事できません。」
なんて言われて工事業者に帰られてしまったなんて話もよく聞きます。
販売店側も商品を安く売るのは自由ですが、もっと下請け業者やお客様のことを考えた方が良いのではないでしょうか・・・。
「工事のことはよくわからないので業者様にお任せしています。」なんて言い訳にもなりません。
ちゃんと責任を果たすような仕事をしてください。
それができないならもっと下請け業者様に工事費を高く払うべきです。
工事費を高く払えば、下請け業者様も気持ちよく丁寧にしっかりとした工事をしてくれるでしょう。
しっかりとした工事が行われれば、お客様も満足するでしょう。

だいぶ愚痴っぽくなってしまいましたが、これが給湯器等のインターネット販売・施工業界の現実です。
販売価格が安い理由にはこういった「手抜き販売」のような誰でもできる無責任な販売方法が中心となって行われているからです。
これでは無責任な販売店に価格で負けてしまい、しっかりした業者さんはどんどんいなくなり、お金をもらっておきながらお客様に迷惑をかける業者が増え続けていくんでしょうね・・・。
Dr.マーレは将来の設備業界が本当に心配です。
インターネットが普及し、高額だった「設備機器の交換工事」が安く購入できるようになった反面、迷惑しているお客様、業者様も多数います。
インターネットが悪いとは決して思っていませんが、それぞれの業者がしっかりと責任を果たした仕事をし、利用する側であるお客様には迷惑をかけないような内容の販売・施工を行える日が来ることを願っています。

散々文句を言いながらインターネット販売・施工を行っているマーレでした(*_*)






カテゴリ: 工事例


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