2018年05月20日
AD-200FFAをご使用の皆さん! こんにちは!!
今日は弊社にお問い合わせが大変多く、他社様にはなかなか対応のできない給湯器の交換工事例をご紹介させていただきます。
その給湯器の名は・・・。
『AD-200FFA』
と言います。
この機種は松下電器産業株式会社、つまり現在で言うPanasonicが製造、販売していたガス給湯暖房機です。
ガス給湯暖房機とは、宅内の給湯や暖房を1台のガス給湯器でカバーしてしまう俗にいう「セントラルヒーティング」に使用される機種です。
その中でもこの『AD-200FFA』は少し特殊で、交換機種がかなり限られてしまう内容の給湯器となってしまっています。
なんで限られちゃうかって??
よくぞ聞いてくださいましたね!
ガス機器を設置するためには「ガス機器設置基準」という法律みたいなものが定められています。
現在各ガス機器メーカーで販売されている普通の給湯器では、その設置基準を満たしていない商品が多く、それらを設置してしまうと設置基準違反となり大変危険です。
だから給湯器を安全にお使いいただくためには、設置基準をクリアした数少ない給湯器の種類の中から選んでくださいね。
ってことで種類が絞られてしまうわけなのであ〜る!
↑是非読んでみてください☆
つ・ま・り!マーレにご相談くださいっていうお話しなのであ〜る!!
今回のお客様も当サイトの、
をご覧いただき、お問い合わせをくださいました。
現地調査&施工方法のご説明のため一度ご訪問させていただき、お見積りなどの段階を踏みまして弊社に正式にご依頼いただきました。
交換工事前 給湯暖房機
出ましたこの形!!ご使用中の方々を悩ましている居住者様泣かせの機種は松下電器産業株式会社(松下住設機器株式会社)のAD-200FFAです。
縦寸法が1.4m程で、幅、奥行きが40cm程度の四角柱の給湯器です□
給湯器上部に、これまた四角い給排気筒カバーが設置されていることが多いです。
給湯暖房機型番アップ
この型番ラベルも何回見たことか・・・・・。
1994年製の機種です。
1994年ってどんなことがあった年でしょう・・・?
調べたところ、 誰もが知る世界のイチロー選手が登録名を「鈴木一朗」から「イチロー」に変更した年でした♫
そんな歴史的な年に製造されたんですね。
イチロー選手が1本1本ヒットを積み重ねていくように、この給湯器も1リットル1リットルお湯を出し続けたんでしょう。
まさにレジェンド◎
給排気筒部分
給湯器上部のカバーを外しました。
煙突がJapan・・いやいや日本・・・いやいや2本天井裏に伸びていることがわかります。
向かって左側が屋外から空気を取り込む給気筒で、右側が屋外に排気ガスを排出する排気筒です。
この給排気筒の交換は天井を解体したりと大掛かりな工事が必要となります。
ただし材質は純度の高いステンレスですので、再使用も可能です♪
ご希望の際にはもちろん交換工事も可能です。
交換工事前 台所リモコン
交換前の台所リモコンです。
誰の指やねん!!
Dr.マーレの指はもっと細長く綺麗な指ですので、この指はおそらくマーレの代表のものでしょう。
暖房機能エリアと、給湯機能エリアが真ん中で分かれています。
浴槽部分
浴槽エプロンをはずしました。
何やらゴチャゴチャと配管があります。
向かって右側に配管が集まっていますね。
近寄って見てみましょう♫
浴槽部分アップ
白い四角形が見えます。
これがウワサの「バスヒーター(ヒーティングバス)」です。
今回は浴槽の外側に設置されていますが、浴槽の内側に設置している場合もあります。
マーレが口を酸っぱくして言っている「間接おいだきシステム」の黒幕です!!
今回のお客様は「間接おいだき」から「直接おいだき」への変更工事もご希望(ご希望と言うかマーレがご説明の後、お勧めしました。)でしたので、バスヒーターを撤去し、直接おいだきのための部材に交換です。
交換工事前 浴槽内
上下に2つ穴があります。
下の穴からぬるいお湯が入り、バスヒーターにて温め直されたお湯が上の穴から出てきます。
交換を機に上の穴は専用のキャップで塞ぎ、下の穴に直接おいだき用の部材である循環金具を取り付けます。
百聞は一見に如かず !!
つまりこういうことでございます!!
循環金具でぬるいお湯を給湯器まで戻し、温め直したお湯を直接浴槽内に送ります。
給湯器と浴槽とでお湯が循環するから「循環金具」です( ..)φメモメモ
☆ここで1つポイントがあります!!
自動でお湯はり、おいだきができるようになるなら、お風呂から温度調節したくないですか?
お湯はりの際の湯量も変更できるようにしたくないですか??
それならお風呂にリモコンが必要じゃないですか???
それだったらお風呂にリモコンを設置しちゃいましょう♬
リモコンを設置するには給湯器からお風呂までリモコン用の信号線を通さなければいけませんが、ラッキーなことにマーレは神業の持ち主!!
いとも簡単にリモコン線を通してしまいます。
浴室用リモコン配線
このように何もなかった浴室の壁に・・・、
ドーンと配線が通りました♪
か〜ら〜の〜・・・、
ドドーン!!
いとも簡単に浴室リモコン「 BC-120V」 を設置しました。
建物の構造上の理由で、設置不可能な場合もありますが、その場合はワイヤレスリモコンにて対応させていただきます。
しかし、金額、機能、メンテナンス性を含めまして、マーレは有線式のリモコンにこだわっています(ー_ー)
交換工事後 台所リモコン
交換工事後の台所リモコン「 MC-120V 」です。
この写真には指はありませんね(笑)
お湯はり、おいだき等が自動でできるようになりました♬
交換後の給湯器もご紹介したいところですが、業界のルールで掲載することができません×
でもしっかりと最初にご説明したガス機器の設置基準に違反せず、お湯はり、おいだきができるタイプの商品を設置しましたよ☆
マーレはこのような工事を行えますが、決して特別なことをしているとは思っていません。
マーレも人の子、最初は知識も技術も経験もなく、失敗も繰り返しました。
しかしその失敗をバネにして、一歩一歩前へ進んできた結果が様々な工事への対応力の高さにつながっていると思います。
つまり小さなことの積み重ねが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています 。
仕事をしていく上で、わからないことに遭遇するときや、知らないことに出会ったときに、「おっ・・・マーレはまだまだいける」と思います。
最後は無理やりイチロー選手の言葉をお借りしました。
AD-200FFAをご使用の皆さん!!
とにかく交換はマーレでお願いします!!
って言うことが言いたいがための長編施工例でした♫
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あ〜指が疲れた・・・。今日もお疲れ様っした!!!
カテゴリ:
工事例