2023年09月07日
他人が「良かった♪」「うれしい♬」と感じている時、あなたは素直に一緒に喜べますか?
どうも!あなたとの距離感がどの業者よりも近いと言われているDr.マーレです。
以前、このような相談がありました↓
「給湯器を交換したいけど、リンナイの洗濯注湯システムが一緒に設置されています。残り湯を捨てるのはもったいないし、今後のことを考えたらどうすることが最善でしょうか?」
リンナイの洗濯注湯システムとは、リモコン1つで浴槽の残り湯を洗濯機に注水できたり、残り湯でなくてもお水やお湯でも洗濯機に注水し、洗濯ができる便利なシステムです。
戸建やマンションでたまに設置されているのを見かけますが、皆さんのお宅はいかがですか?
実はこの洗濯注湯ユニット、ずっと使えそうな気もしますが、場合によってはまったく使えなくなってしまう場合もあります。
今回はその辺を心配されているお客様からのご相談でした。
お客様と言えどもほとんどの方がまったくの他人です。
いくらプロ中のプロであるDr.マーレでも、他人の家の設備問題に対して助言することって本当に難しいのものです。
難しいながらも例の如く数枚の写真をいただき、Dr.マーレはこの数枚の写真から「これだ!!」と言うご提案をさせていただきました。
それがこちら↓
何やら据置型の給湯器(一番奥)にゴチャゴチャと配管、配線が接続されています。
給湯器はリンナイの「RUF-A2400AG(A)」と言って、24号フルオートの機種です。
ゴチャゴチャ接続されている先にはこのようなユニットが設置されています。
型番は「UF-259E」と言って、これが洗濯注湯ユニットです。
室内の洗濯注水リモコンからの信号で、このユニットが洗濯の際、お水、お湯、浴槽の残り湯、どれを使うかの切り替えを行っています。
これが屋内の洗濯注水リモコン「MC-75」です。
・水
・残り湯(水)
・残り湯(湯)
・湯
とあるでしょ?
このどのモードでも洗濯が可能です。
ちなみにこれは交換前の浴室リモコンと、台所リモコンで「MBC-120V」と言います。
これらの機器類を交換していきます。
さぁ洗濯注湯システムはどうしましょうか?
底辺業者ならこう言うだろうな・・・と言うことを五・七・五で表現してみましょう。
「わからない、外してしまえ、こんなもの。」
「再使用、すればいいじゃん、知らんけど。」
おそらくこの2つ↑のどちらかでしょうね?
底辺業者の対応として共通しているものと言えば、
「わからない」
です。
だから対応も簡単に「外し」か「残し」のどちらかになるでしょう。
でも今回のこの洗濯注湯システムは、底辺業者が対応をすると「外し」をしても「残し」をしても問題が起こるタイプです。
どんな問題かは言えませんけど、Dr.マーレが詳細に調べた結果、少しやっかいな制約があることに気付きました。
そこでDr.マーレは、外した場合の問題点、また残した場合の問題点、もしくは洗濯注湯ユニットを新しくしてしまう提案とその問題点、等様々な提案をし、最終的にはお客様に選んでいただこうと考えました。
お客様に何もわからないまま選んでもらうのか、お客様がわかった上で選んでもらうのか。
底辺業者とDr.マーレの違いはここです✓
インターネットで設備更新工事を頼む場合、比較的安く買えるのは良いけど、
・これを知っていたらこっちが良かった・・・。
・こんなになるってわかっていたらこの方法でお願いしなかった・・・。
・もう少し料金を払えばもっと良い商品があったんだ・・・。
等の「知らなかった」が故に後悔をしてしまうことが本当に多いです。
だったら「知らなかった」をできるだけ無くし、後悔のない買い物にしてもらいましょう♪
と言う考えで販売・施工をしているのがマーレです。
わかったかな?
と言うことでお客様に色々と情報を提供し、お客様ご自身が選んだ交換工事内容はここからです。
新しいリモコンセットは、ノーリツの「RC-G001Eマルチセット」と言います。
みまもり機能搭載の高機能リモコンとして販売されています。
と言うことでお待たせ致しました。
新しい給湯器は、ノーリツの「GT-C2462ARX-2」となりました。
洗濯注湯ユニットはどうしたか?をわざと見せないようにしてあります。
でもしっかりと対応をしてくれる業者さんだったらこの写真でも結果はどうなったかはわかると思います。
メーカーをリンナイからノーリツにしたのにもしっかり理由があります。
内緒だけどね(´∀`*)
秘密だらけで申し訳ないですけど、このようにDr.マーレはお客様がわからないまま商品を選んで後悔しないよう、わかった上で商品を選んでもらっています。
それがきっとお客様満足度爆上げにつながっているのだと思います。
スーパーやコンビニで買い物をするときは自分で選んで買うんだから、さらに高額な費用がかかる設備更新工事だってちゃんと自分で選んで買ってください。
「よくわからないから・・・。」と言って業者任せにしても、その任された業者も内容をわかっていない可能性があります。
高額な買い物をするんですから、すべて業者任せにするのではなく、ご自身でも色々と調べてみてください。
ご自身がわかっていると、適当な販売をしている業者と、誠実に販売をしている業者を見分けることもできるようになったりします。
調べてもわかんない!でもやっぱり調べるのもめんどくさい!と言う方は、その「調べる手間」から請け負うので適当な底辺業者よりかは販売価格は上がりますが、「後悔しない良い買い物ができた♪」という、販売価格差以上に良い結果がついてくると思いますので是非Dr.マーレまでどうぞ☆
それでは今回はこの辺で☆
消費者の味方 Dr.マーレ
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工事例
2023年08月04日
俺の名前はDr.マーレ。数々の複雑な床暖房工事を手がけてきた床暖房探偵さ!
今回は前編の続きの施工例を紹介するよ。
お客様は前回の床暖房トリックを難なく解決したDr.マーレのことを覚えていてくれて、2台目の改修工事の依頼をくれたんだ。
今回もDr.マーレにしか解明できないトリックが散りばめられた施工内容だから是非見てみるといいよ!
FILE1
奥に見えるのは、前回解明した床暖房システムのガス熱源機です。
調子よく動いてそうですね◎
FILE2
見にくいですが機種型番は「GH-10000W」と言い、1温度で、暖房能力11.6kWのノーリツの暖房専用熱源機です。
もうちょっと言えばE-con接続対応、インテリジェント接続、ユテリア接続は未対応の熱源機です。
↑プロっぽいでしょ?
プロなんです( -`ω-)
FILE3
あれれ〜!?ねぇおじさん!
本体内にこんなものがあるよ?
これなーにー??
↓
これは「リレー」っていう部品だな!
まぁ条件が整った時にアレするアレだな。
FILE4
これは日本サーモスタット(NTC工業)の床暖コントローラです。
これから暖房熱源機の更新工事を業者さんにお願いしようとしている方!
その業者さんに「NTC工業って知ってますかぁ〜??」って聞いてみてください。
床暖房にある程度詳しい業者さんは知っているはずです。
知らない業者さんにお願いするのは止めた方が良いかも!?
本当によくできた商品です◎
FILE5
前編にもありましたが、ここが今回の暖房トリックの中心となる部分です。
シンプル且つ大胆な仕組みの中にも、知性や優しさ、気品さえも感じられます。
と、まぁ改修前のシステムはこんな感じです。
わかる人にはわかる制御方式です。
わからない人にはさっぱりわからない制御方式です。
ちょっと具体的に言えば「リレーによるE-con制御」とでも言うのでしょうか?
Dr.マーレにしてみたらso easyなシステムです◎
簡単にトリックを解明し、新たな制御方式での改修工事をご提案致しました。
さぁ謎解きの時間です!
FILE6
新しいコントローラは○○の◆◆です。
バーロー・・・。誰が見せるかよ!
Dr.マーレほどの探偵になると、いろいろな暖房トリックからの改修工事の依頼が舞い込んで来ますので、この頭脳の中には提案可能なシステムの引き出しが相当な量あります。
その中から選んだシステムですので無料では教えられませんね♪
FILE7
新しい熱源機なら全然教えてあげます。
リンナイのガス暖房専用熱源機「RH-101W2-1(A)」です。
なぜこの熱源機にしたか?
この熱源機の仕様をどのように利用したか?
等はやっぱり教えられません。
こんな簡単な暖房システムなのに迷宮入りしてしまう業者さんは実は結構います。
でも皆さんはラッキーですね☆
Dr.マーレという後世に名が残るような暖房システム探偵と同じ時代を生きているのですから。
それじゃ今回はここまでにします。
Dr.マーレの力をどうしても必要な方はご連絡ください。
な〜んて結構生意気でイタイ書き方をしましたが、気分を害してしまった方、申し訳ございません。
本当は、
「あなたのお宅の床暖房システム、是非私Dr.マーレにお任せください!!」
と、言いたいだけです。
どんな複雑なシステムでも、現在の使い方や使用されている部材を見れば、当時施工した業者さんがどのような考えを持ちながら、どんな制御方法で、どんなシステムにしたかったのか?
などがひとつずつわかってきたりします。
そしてどの床暖房システムにも共通していることはたった1つ!
「床を暖めたい」
それだけわかればDr.マーレに解明できない暖房システムはありません!!
たった1つの真実見抜く!見た目はおっさん頭脳は一般成人並み、その名は名探偵マーレ!!
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工事例
2023年08月02日
皆さん大丈夫ですか?
猛暑にやられてはいませんか??
夏には冬がいい、冬には夏の方がやっぱりいい、と毎年ワガママを言っているDr.マーレです。
だいぶ久しぶりの施工例の紹介となってしまいましたね。
マーレって温水暖房システムに超詳しい会社なので、本来は冬が繁忙期で、夏はある程度ゆっくりできる季節なんですよね。
ところがどっこい!
この夏ときたらそれはそれは忙しく、このまま冬になってしまったらどうなってしまうんだろう、と言うくらいの忙しさで動き回っております。
どこかの独裁者が偉そうにしながら暇そうにしている会社とは大違いです。
※どこの会社かは内緒(*´з`)
大変ありがたや〜って感じですね☆
さて、それでは皆さんお待ちかね、普通じゃないエコキュート交換工事の始まりです。
交換前のエコキュートは、ダイキンの「EQ37GFCV」です。
手前が貯湯ユニットで、奥がヒートポンプユニットの組み合わせとなっております。
長〜い写真にしてみました。
これは貯湯ユニットと言って、ヒートポンプユニットでつくったお湯を貯めておくタンクです。
形式は「TU37GFCV」と言います。
タンク容量370Lの、水側最高使用圧力190kPaの商品です。
2007年製ですね。
これはヒートポンプユニットと言って、空気を圧縮させて熱を作り出す、言わばお湯をつくる機械です。
エアコンが室内を冷やしたり、暖めるのとほぼ同じ原理で湯をつくっています。
機種名は「RQW45HV」と言います。
定格消費電力0.925kWとありますので、1時間当たりの電気代は30円弱くらいでしょうか?
ところでもう今までに、3つの型番が出てきましたね。
エコキュートって少しわかりにくいことに、
1・セット型番(EQ37GFCV)
2・貯湯ユニット型番(TU37GFCV)
3・ヒートポンプユニット型番(RQW45HV)
のようにすべてが別々の型番になっているのです。
業者さんに問い合わせた時には、
「型番は何ですか?」
と間違いなく聞かれると思います。
その時に、上記3のようなヒートポンプユニット型番を答えてしまうと、素人業者に選定ミスされてしまう可能性があります。
お気を付けください。
と言うのも、貯湯ユニットにも「スリム型」や「薄型」や「角型」等、様々な形状があり、それらの貯湯ユニットに組み合わさるヒートポンプユニットってすべて共通だったりするんです。
ですので自宅には「スリム型」の貯湯ユニットが設置されていて、「HP」と言うヒートポンプユニットが組み合わされているとします。
そこで業者に、
「型番は何ですか?」
と聞かれた際に、
「HPです!」
と、元気に答えてしまうと、本来は、
「スリム型」+「HP後継タイプ」
の組み合わせで進めるべきなのに、
「角型」+「HP後継タイプ」
で見積もられ、勝手に進められてしまう可能性があるってことです。
なんとなく意味わかります??
とにかくエコキュートの交換をご検討していて、業者に、
「型番は何ですか?」
と聞かれた時には、セット型番か、貯湯ユニット型番を教えてあげてくださいね!
まぁこのDr.マーレに聞いてもらえるとお客様にとってもDr.マーレにとっても、一番良い結果になると思いますけどね☆
さぁ続きです↓
交換前の台所リモコンは「BRC975A11」です。
なんとなくリモコンの周りを見て覚えておいてください。
浴室リモコンは「BRC975A12」です。
リモコン周りのシリコンコーキングがされていませんでした。
もともとコーキングがされていない場合、
「もともとされていなかったんだから・・・。」
と都合の良い解釈でコーキングをしない業者さんもいます。
でも・・・コーキングはやったほうが良いですよ!
最初に「普通じゃないエコキュート交換工事」と書きましたが、何が普通ではないのでしょうか?
シンキングタイムを与える暇もなく答えを言っちゃいますけど、今回のダイキンのエコキュートは、貯湯ユニットが「スリム型」と言う名前のまんまスリムな形状の商品でした。
しかしダイキンにはスリム型の販売がすでにありません!
じゃあ普通の角型の商品に変更すればいいじゃん・・・。
しかししかし最初の写真をご覧ください。
コンクリートベースの奥行きがギリギリすぎて、これ以上貯湯ユニットが大きくなってしまうと、貯湯ユニットがはみ出てしまいます。
はみ出てしまうとコンクリートベースに固定するアンカーボルトの固定位置が、宙に浮いてしまって無くなってしまいます。
しかも今回の工事は、お客様は貯湯容量を370L→460Lにアップすることをご希望で、またある理由により機種の種類が制限されてしまう内容での交換工事でした。
さぁDr.マーレ!!お前ならどうする!?
と言うことで針の穴をも通すようなコントロールで設置した交換後の様子がここからになります。
まずは新しい浴室リモコンからです。
型番は「BRC083F12」と言います。
ばっちりリモコン周りにはドンキーコング・・・いやいやシリコンコーキングを充填しました。
台所リモコン「BRC083F11」です。
設置場所が変わっているのがわかりますでしょうか?
もっと使い勝手の良い場所に移動したい!と言うお客様のご希望で移動させていただきました。
どうやったかはヒ・ミ・ツ☆
交換後のヒートポンプユニット「RQW60XV」です。
ヒートポンプ配管も新しくし、化粧テープももちろん巻直しました。
まるで新築のようですね◎
新しい貯湯ユニット「TU46XFPV」です。
タンク容量は460Lにアップし、水側最高使用圧力も190kPaから360kPaへと約2倍になりました。
水側最高使用圧力が上がれば、すなわちシャワー等のお湯の出が断然良くなります◎
最後に交換後のエコキュート全体です。
「EQ46XFPV」と言うセット型番です。
型番を調べてもらえばわかると思いますが、このエコキュートは「おひさまエコキュート」という、昼間の太陽光発電の余剰電力でお湯をわかしてしまうという、光熱費は節約できるは、地球温暖化防止にも貢献できるはと言う優れた商品なんです。
なんだかものすごい画期的な商品ですね!?
太陽光パネルを設置している住宅にお住いの方や、これから太陽光パネルを設置しようとご検討されている方にはピッタリな商品です。
少し前までは余剰電力は「売電してお得」という時代でしたが、昨今の買電価格は下がってしまう一方です。
それならば余剰電力は「売る」よりも、何かのエネルギーに変換し、その分「買う」電気の量を減らしましょう!
と言う時代に近年はなっていっております。
これは最近急激に増えてきている「蓄電池」もまったく同じ考えです。
給湯器等の「エコジョーズ」や「エコフィール」等の「省エネ」が主流の時代もありましたが、これからの時代は間違いなく「創エネ」「蓄エネ」の時代となっていきます。
Dr.マーレが主戦場としている「温水暖房業界」も、ガスや石油などの化石燃料から「電気」へと乗り換えている方がどんどんと増えています。
時代の流れを止めることはできません。
今は「蓄電池なんていらねぇ〜よ!」なんて言っている方でも、「蓄電池の容量が少なくなってる!やばい!!」とか言っちゃうような時代が来るのでしょう。
「未来」を予想することなんて誰にもできません。
でも「今」を色々調べ、時代についていくことは可能だと思います。
Dr.マーレはマーレと言う会社を「給湯器の薄利多売」をするしか方法がないような、独裁者が偉そうにしながら暇そうにしている会社にはしたくありません。
ですので失敗を恐れずに新しいものにどんどんチャレンジして、時代遅れの会社にならないように頑張っていきたいと思っています。
と言うことで何だっけ??
あ、そうそう「おひさまエコキュート」の交換工事例をここで終わりにしようと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
ガス屋なの?水道屋なの??電気屋なの??
いいえ、現代の設備屋Dr.マーレです。
ではでは☆
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工事例