2020年05月26日
いやぁ〜どうもどうも♪
給気筒、排気筒、つまり給排気筒に愛されているDr.マーレです♪
今回の施工例は「BF式」の給湯器から「FF式」への給湯器への交換工事例となります。
両方とも「密閉式ガス機器」という部類に入り、屋内の空気を使わずに給排気を行う燃焼器具なので、室内の空気を汚さないことが特長です◎
というようなことを前にも説明したかもしれませんが一応おさらいしましょうね♪
「BF」とは、Balanced(バランスのとれた) Flue(煙道)の略で、浴槽の横に設置してある「バランス釜」なんかはこの部類です。
「日本人なら日本語で言えや!!」
と言われれば「BF式」=「自然給排気式」となりますし、
「日本人ならお茶漬けやろ!!byラモス瑠偉さん」
と言われればそりゃあ間違いなくお茶漬けです♪
もう一方の「FF式」とは、Forced draft balanced Flueの略で、日本語で言えば「強制給排気式」となります。
FF式ストーブなどでもお馴染みですね♪
もっと簡単に言えば、
「BF式」とは「燃焼に必要な空気を自然に取り込み、燃焼した排気を自然に屋外に排出する方式」で、
「FF式」とは「燃焼に必要な空気や燃焼した排気を、機器内のファンで強制的に取り込み、排出する方式」
となります。
思い出したかな??
それではそれを踏まえて施工例へと参りましょう♪
交換工事前
※2017年10月の施工です。交換前の機種は、パロマのガス湯沸器「PH-81BF」です。
型番から「BF式」であることがなんとなくわかりますね◎
1996年9月製造品で、「都市ガス用:外壁用(BF-W)」と書いてあります。
この(BF-W)とは、「BF式で、外壁に面した場所に設置してありますよ!」という意味の表記です。
昔はこういったガス器具販売は、東京ガス様の独壇場だったのでしょう。
しかし現在はDr.マーレと言う新参者のせいで売り上げガタ落ちでしょうね・・・。
操作スイッチと言うか操作レバー?ツマミ??が時代の移り変わりを感じさせます。
と言っている間に既存品を取り外しました。
屋外が丸見えです(*ノωノ)
ねっ!?外壁に面してるでしょ??
こういった室内設置の給湯器交換工事には「しっかり工事できるんです!!」と言うちゃんとした資格が必要です。
Dr.マーレはもちろん持っていて、車の免許のような更新のための講習にももちろん参加しています。
給湯器とはガスを燃焼させる器具なので、大袈裟かもしれませんが時にはガス漏れ、一酸化炭素中毒、ガス爆発のような事故を起こす可能性がある商品です。
しかも屋内設置の場合は屋外設置に比べてその可能性が高いです。
つまりお客様は、業者に命を預けて工事をしてもらうんです。
業者側も工事業者生命をかけての工事です。
と言うことでお互いに命がけの工事になるんです。
最近の風潮からして、お客様も業者側もこういった意識が薄れているような気がしてなりません。
こういう時が一番危ないんでしょうね・・・。
と言うことでDr.マーレの業者生命をかけた安全な交換工事後のご紹介です◎
交換工事後
新しい給湯器はリンナイの「RUX-V1615SFFBA-E」です。
2020年現在も現役バリバリ「FF方式・屋内壁掛型」の機種です。
給湯能力は16号で、今までの機種の2倍の能力となりました。
2倍の能力・・・すなわちガス消費量も2倍になり、ガス事故が起こる可能性も2倍になりそうです・・・。
でもそこは安心◎
資格を取得しているDr.マーレが責任を持って安全な工事を行いました♪
今までのガッチャンコ方式ではなくデジタル表記のリモコンが給湯器本体に内蔵されています。
操作性も安全性もUPです♪
FFの魔術師であるDr.マーレには簡単な工事でしたが、だからと言って決して気を緩めない真面目な工事をさせていただきました。
長く安心してご使用いただけますと幸いです。
最後に・・・、
Dr.マーレは工事の際、
「新製品でここの工事方法がわからないや・・・。」や
「ここの部分どうやるんだっけ・・・??」等、
その施工方法が100%正しい方法かどうかに自信が持てない時は、商品に必ず付属している「施工説明書」を読ませていただきます。
その姿を見たお客様は、
「工事業者が説明書読んでる!?大丈夫かな??しっかり工事してくれるかな??」
と不安になってしまうかもしれません。
でもそこはどうぞご安心なさってください◎
Dr.マーレは気が弱いが故に、今までの経験からの「職人の勘」に頼り、「こんな感じでしょう!」と曖昧な状態で工事を進めることができません。
「施工説明書」とは、Dr.マーレなんかでは足元にも及ばないような頭の良い各メーカーのエンジニア様達が作成した施工のための説明書です。
「職人の勘」という非科学的な感性で工事を進めるよりは、どんな業者でも施工方法がわかるよう、とても分かりやすく、科学的に作成されている「施工説明書」を読みながら工事を進めた方がよっぽど安心なんです。
商品の梱包を開けた瞬間に「施工説明書」を捨て、施工は「職人の勘」に頼る勘の良い職人さん達が多いですが、Dr.マーレは「職人の勘」なんてものには頼らず「施工説明書」に頼ります。
そのため早さを競い合う職人業者さん達よりかは工事に時間がかかってしまう場合もあります。
でもそうやって石橋を叩いて行ったDr.マーレの施工は、ミスが本当に少なく、仕上がりも丁寧なんです。
「問題が起きたら解決する」では手遅れの場合があります。
「問題を起こさない」ことが本当に大切だと思います。
また、
「問題を起こさないためにどうするか」
を常に意識することも重要だと思っています。
宣誓!!これからもDr.マーレは❝設備エンジニアスタイル❞で、お客様の命を粗末にしない安全な施工を行っていくことを誓います!!
皆様!!もう一度ガス機器工事のことを顧みてください。
Dr.マーレはもう「販売・工事を失敗され、設備が台無しになってしまったお客様」の姿を見たくありません。
どんな業者にお願いしても安心して安定したサービスを受けられる時代になることを願っています。
「軟弱者Dr.マーレより」
カテゴリ:
工事例