お客様の声・お知らせ

またやってるよ!他社の扉内設置タイプの給湯器交換工事

2017年07月08日

皆さんご機嫌いかがですか?
安心、安全施工で有名なマーレです。

先日、東京都下の某マンションに現状回復工事(照明スイッチの交換や浴槽の交換工事)でお伺いしました。
室内で工事をしていると、隣のお部屋の共用廊下から聞き覚えのある工事音♪がしてきました。
これは!?と思い玄関からそれとなく出てみると・・・。

おっと!他の業者が給湯器の交換工事を行っているじゃあ〜りませんか!
それもマーレが大得意とするTES熱源機(暖房機能付きの給湯器)の交換工事です。
他の業者様が工事を行っているところなんてなかなか見られませんので、これはチャンス!と思い、お邪魔にならない程度にさりげなく廊下を歩いて近寄って行っちゃいました(^^ゞ
工事をしている業者様は結構名の知れているインターネットの安売り店様でした。

マーレ→マ
某業者→某
マーレの心の声→マ心

マ 「うちも同じような仕事してるんですよ♪」

某 「そうなんですか!?この季節は暑くて大変ですよね(>_<)」

マ 「本当にそうですね!しかも熱源機は重たいし大変ですよねぇ〜。」

某 「でも今日は2人で来てるんで良かったです♪」

というような世間話をしながらも新しく設置する機種をチラっと見ました。

マ心 「あ〜あ〜・・・。やっちゃったよ・・・。」

交換後、ある問題が起きてしまう機種でした。
おそらく販売はインターネットで行い、工事は下請けに流す方法で営業しているのでしょう。
販売から施工、アフターフォローまで一貫してちゃんと営業している業者なら新機種にこれは選ばないだろうなっていう機種です。

マ心「先に言ってあげるべきかな?でも余計なお世話だよな〜・・・。」

と思いつつ、あんまり長話してしまうとお邪魔になってしまいますので、その問題には触れずに現場に戻りました。
きっとこの後、この業者は次のような行動をとるだろうとマーレは予想しました。

1、施工スタッフ2人がこそこそ相談をする。
2、施工スタッフ2人のうち1人がどこかに電話する。(どこかとは販売店のことです。)
3、施工スタッフ2人のうち1人が車にある工具をとりに行く。
4、その工具でものすごい音をたてながらある工事をする。

そんな感じの流れになるだろうなとマーレは予想しました。
それから4時間程経ち、きっとこうなるだろうなと予想していたことが起きました。

「ギュイーン!ギィーーーーー!!ギュイーーーーーン!!!」

始まった!!と思いまたさりげなく外に出ました。
そうしたら先ほどお話していた方が、大汗を掻きながら扉内設置の給湯器には必ずある「鉄板の扉」を切っています。
こちらを見て苦笑い・・・。
扉を切り終わったあと、某業者の方のほうから話かけてきました。

某 「扉に排気筒が当たっちゃって・・・(*_*)」

マ 「そうなんですか?」  マ心 「そりゃそうでしょ!!」

某 「いつもこうなっちゃうんですよね(p_-)」

マ 「それは大変ですね(>_<)」  マ心 「いつもかよっ!?」

某 「メーカーも何とか排気筒が当たらないような給湯器を作ってくれないんですかね!」

マ 「その方がメーカーも売れると思うんですけどね!」  マ心 「うち扉が排気筒に当たったことないですけどねっ!」

とまぁこんな感じでお話をしました。
決して施工スタッフの2人が悪いのではないので、色々と教えてあげたかったんですけど、2人の工事屋としてのプライドや、何より同業者である以上はライバルですので、こちらも簡単に情報を与えるわけにはいきません。
心を鬼にしてマーレも何も知らないフリをしてしまいました。

てなわけで今回何が起きたかの写真をご覧ください。

交換前の排気筒
交換前、排気筒
さすがに他の業者が行う、施工前の写真は撮れなかったので、まだ交換をしていないマーレが入っていた現場の給湯器の排気筒の写真です。
型番は見ませんでしたが、排気筒の形からして松下電器産業の 「AT-366RSA4-AW2Q 」あたりではないでしょうか?
床暖房や浴室乾燥暖房機に対応可能な24号、フルオートの機種です。
本来は鉄の扉の中心から排気筒が出ています。
たしかにマーレがいつも提案する機種でも、若干排気筒は上下します。
新機種でも排気筒をぴったり中心にすることは可能ですが、別途部材が必要だったり、鉄の扉に排気筒が触れなければ問題ありませんので、基本的にはいつもそのまま交換しております。

それが今回の某業者が工事を行ったらどうなったかと言うと・・・。

交換後の排気筒(某他業者施工)
交換後、排気筒(某他業者施工)
あららららら〜・・・・・。
鉄の扉が無残にも切り刻まれています。
販売店が最適な機種を選定していれば切らなくてよかったのに・・・。
交換後、排気筒(某他業者施工)2
ペンキがはがれてしまっています。
切り刻んだ後、切り口がサビないようにペンキなどを普通は塗布するのですが、それもしない・・・。
何年後かにサビてしまうんではないでしょうか?

排気筒のずれ問題は、扉内設置の給湯器工事の基本中の基本です。
販売業者と工事業者が違う場合、こういった問題が多発します。
その理由としては、
販売業者は「給湯器が売れれば良い」、工事業者は「工事を終わらせて工事費がもらえれば良い」という両業者の自分勝手な考えからです。
結果として後々問題が起きるようなお客様のことを考えない交換工事となってしまうのです。

そもそもマンションの廊下は共用部になりますので、こういった扉の加工などは管理組合等の許可なく行うことはできません。
そのへんからも、こういった業者の建築、建設工事の経験や、知識の浅さがわかります。

扉内設置タイプの給湯器をお使いの皆様は本当に気をつけてください。
このようなことを何も知らずに販売・施工をしている業者はたくさんいます。
マーレにご相談いただければ何の問題もなく交換工事できますけどね◎

こういうのがまさに、

『後悔先に立たず』

と言うんでしょうね。

給湯器の扉が切り刻まれる前に安心、安全施工のマーレにご相談ください。
マーレが切り刻むのは、お客様の不安感と、お見積り金額の端数だけです!!



カテゴリ: 業務日誌


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