2018年10月07日
そろそろDr.マーレの季節である冬ですね◎
冬のマーレは暖房システムの改修工事に俄然忙しくなります。
時には長野県、時には群馬県、時には山梨県 etc.・・・
マーレって一応地域エリアを設定しているのですが、特に冬場なんてそんなの関係なくなります。
お客様が必要としてくれて、マーレとお客様お互いの条件が合えば極端な話日本中どこへでもご訪問します!!
今回の工事例はそんな感じでDr.マーレのことを必要としてくれましたお客様宅の石油式床暖房システムの改修工事例となります。
お客様宅の場所は、な・なんと川崎市!!
結構近いです・・・。
まぁとりあえず見てくださいよ☆
改修前 石油式暖房熱源機
改修前の石油ボイラーはノーリツの「OH-131 DY」です。
暖房能力13,000kcalの機種です。
つ・ま・り、15.1kWです。
温水暖房システム工事をやるんだったらこれぐらいの計算はできないといけませんよね☆
型番のアップです。
アメニティ機能付きでございます♫
アメニティ機能って知ってますかぁ〜??
是非知ってる業者さんに工事はお願いしましょうね♪
おっと熱源機の右横にはこんなものが組んでありました。
もっと近くで見てみましょう♫
配線がゴチャゴチャあり、配管もビュンビュン通っています。
今回の改修工事の肝は写真左下の長方形の箱です。
中身は載せられません(>_<)ショナイです!!
改修前 メインリモコン&タイマー
写真下側が熱源機用のメインリモコンRC-5029Mです。
上側はタイマーで、運転時間以外は熱源機の電源が入らないような仕組みになっていました。
改修前 床暖房スイッチ
床暖房が敷設してる部屋ごとにあった床暖房スイッチです。
同じものが合計3部屋に設置されていました。
ご覧の通り照明等の入り切りに使われるスイッチです。
以上の機種や部品を改修していくのですが、古き良き時代の床暖屋さんはやっぱりすごいですね☆
一般的に売られている部品等を使って床暖房を各部屋別々に使えるように電気的に制御しています。
電気屋さんは温水設備のことは詳しくありません。
水道設備屋さんは電気系統のことは詳しくありません。
近年の床暖屋さんは近年メーカーで設計されたシステム(TES等)の床暖房システムしか対応できません×××
ではここで問題です!!
Q. これらのすべての工事に対応できるスペシャルな業者はど〜こだ!?
A. マーレ<(`^´)>
言うと思ったでしょ!?
でもこれは本当のことで、マーレは今まででこういったシステムで「対応できません(>_<)」ってお断りしたこと1回もないんです◎
これも何年もの期間、日々勉強し、知識を積み重ねてきた賜物だと思います。
普段施工ブログではふざけた感じで書いてますが、結構Dr.マーレって真面目なんすよ(^_-)-☆
ですので改修後のシステムはマーレの経験、技術、ノウハウが詰まっていますので詳しくご紹介できません。
申し訳ない!ご勘弁!!
でもどんな機種に交換したかはご紹介させていただきます♫
改修後 石油式暖房熱源機&ヘッダーボックス
改修後の機種は、ノーリツのOH-G1501DY BL です。
暖房能力15.1kWの機種です。
つ・ま・り、13,000kcalの機種です。
つ・ま・り、改修前の機種と同能力です◎
右隣の風雨にさらされ放題だったヘッダーは、ノーリツのSTHヘッダーボックスの中に納めました☆
ボックス内はやはりお見せすることはできません・・・。
動物園のオリの中の機種達のような写真ですみません・・・。
交換後 オイルタンク
お客様はオイルタンクも錆び等がひどかったので、交換をご希望でした。
交換後のオイルタンクはノーリツのFT-92SWです。
壁にピタッと寄るスリムタイプのオイルタンクです。
今回の施工ポイントは、
『無駄なく、シンプルで、見た目もキレイ』にでした。
先輩業者様が作り上げたシステムを使える部分は使わせていただき、でももっと使いやすく、さらに屋外の設置なので見た目も美しく仕上げさせていただきました。
このようにマーレは昔は多かった床暖房施工店のオリジナル床暖房システムを、近年類を見ない圧倒的な知識と技術力で簡単に改修してしまうスペシャルな業者です♪
せっかくある快適な設備なんです。快適に使わないともったいないですよ!
床暖房工事を昔から真面目にやってて良かった◎
改修工事をまだ行っていないお客様も、適当で不真面目な安売り店より、真面目でしっかりした安売りマーレにご相談くださいね♪
そこんとこヨロシク!!
カテゴリ:
工事例
2018年10月05日
皆さん!!今日も謎解きの時間がやって参りました♪
今回Dr.マーレ改め『Detectiveマーレ 』は、どんな温水暖房ミステリーを解明したのでしょう!!
早速ご覧くださいな☆
File.1 改修工事前 暖房熱源機
改修前の熱源機は、三洋電機ガス機器特販株式会社の、「GS-R101B-D」と言う瞬間式暖房専用機です。
向かって左側に何やら金属の箱が設置されていますね・・・。
その話は後程!!
型番の写真です。
まず暖房能力は10,000kcal/hということが判明致しました!!
1994年製造品で、2018年現在で24年間使用したことになります。
だいぶ使えましたね☆
お疲れ様でございました<(_ _)>
東京ガスの型番で言うと「DS-101RFA-W」です。
どうして1機種に2つの型番があるのでしょう・・・。
何か思惑があるのでは・・・。
あまり掘り下げて考えると黒の組織に子供にされますよ(゚Д゚;)
さぁここで問題!!
Q. 水1ccを1℃上昇させるために必要な熱量は何カロリー(cal)ですか??
理科の授業で習いましたね♪
よ〜く考えてください・・・。
A. 1cal
皆さんは答えられましたでしょうか?
Dr.マーレはこういったカロリー計算を頻繁に行います。趣味じゃありませんよ。お客様のた・め・に♪
File.2 改修工事前 制御ボックス
熱源機本体の向かって左側に設置されていた金属の箱の中です。
箱の正体は「分岐ヘッダー」や「制御機器」を収納するものでした。
ゴチャゴチャ〜っと配線やら部品やらが所狭しと並んでいますね。
Dr.マーレはすべての配線、部品の役割が理解できてしまいます♫
ちょっと寄って見てみましょう。
なるほどね♪よく考えられたシステムです。
でも近年主流のシステムには不要ですので、すべて撤去です!!
いわゆる『M・M・T』です!!
マーレはお客様のために、すでに配線されていて、まだまだ使えそうな電線や部品等を駆使し、よりシンプルなシステムに改修させていただきますことよ♪
その方がシステムの故障率も下がりますし、安価に改修工事が行えますからね♫
File.3 熱源機用メインリモコン
改修前の熱源機用のリモコンです。
今回の改修工事で不要になりますので、このリモコンも『M・M・T』 です♫
File.3 改修工事前 床暖房コントローラー
タイマー付きの床暖房コントローラーです。
このコントローラーで、屋外の制御ボックス内の部品と熱源機を連動させて運転可能にしていました。
外して裏側をのぞいて見てみます♫
フムフム・・・なるほど!!素晴らしい☆
しかし昔の床暖房工事業者様はすごいですね★
色々な部品の組み合わせで床暖房システムを組み上げてしまうんですから。勉強になります( ..)φメモメモ
(「昔の」なんて言ったら失礼かもしれませんね。尊敬できる先輩業者様達です。)
でもごめんなさい・・・。制御方法変更のため、交換させていただきます。
「制御方法変更」と書きましたが、少し具体的にご説明すると、
❝ON/OFF制御❞を❝インテリジェント制御❞にさせていただきます。
詳しい施工方法は♡ヒ・ミ・ツ♡
でもそれが可能だったのは、先輩業者様が丁寧な工事をしてくれたおかげなのです♪
ありがとうございます!!
File.4 改修工事後 床暖房リモコン
タイマー運転が可能で、スタイリッシュな床暖房リモコンに交換させていただきました!
パワフル運転機能で立ち上がりも速くなります◎
File.5 改修工事後 メインリモコン
M・M・T後のメインリモコンです。
リモコンって言うか化粧プレートです。
File.6 改修工事後 暖房熱源機
改修後の機種は、リンナイのRH-101W2-6(A)です。
暖房能力は10,000kcalで、改修前の機種と同じです。
左隣の制御ボックスは予定通り撤去・・・いやいやM・M・Tさせていただきました♪
外壁の色の跡が残ってしまうことは、事前にお客様にご説明済みでした。
タイトルに「謎解き施工」なーんて書きましたが、Detectiveマーレにとってはちょっとしたナゾナゾ程度の難易度の施工でした☆
でも近年はこの程度の難易度の工事ができない業者が多くて、Dr.マーレとしては悲しいです(>_<)
『うちじゃ対応不可です。』と正直に言ってくれればいいですけど、簡単に工事を請け負って適当にメチャクチャな工事を行ってしまう業者もいます。
やっぱり複雑な工事は専門知識を持った業者にお願いすることをお勧めします。
「何が複雑で何が複雑じゃないの!?」って思った方は、是非マーレにご相談ください。
どんな難解な工事でもきっとスマートに解決して見せます☆
見た目はおっさん!頭脳は一般成人並み!!その名は名探偵マーレ!!!
カテゴリ:
工事例
2018年09月27日
「灯油が高い!!」って嘆いている皆様!!
お待たせ致しました♪暖房システム自由自在のDr.マーレ改めWizard(ウィザード)マーレでございます♪
今回の施工例は、蓄熱式床暖房の石油熱源機を、ヒートポンプ式温水熱源機に交換するというまさにウィザード(魔術師)マーレにしかできないハイレベルな施工となっています。
蓄熱式床暖房と、ヒートポンプについてご理解をいただいたところで早速施工例に入ります☆
施工前 暖房設備機器全体
写真の手前から灯油タンク→石油暖房ボイラー→分岐ヘッダーボックスとなります。
一番奥の壁にかかっているのはガスふろ給湯器です。
デザインからしてノーリツでしょうね♫
石油暖房ボイラーのドアップです!
左側にあるのが分岐ヘッダーボックスです。
分岐ヘッダーとは、暖房熱源機から出た温水を屋内に均等に流すため、1本の配管を分割するためのものです。
写真は後程!乞うご期待!!
交換前の石油ボイラーは長府工産株式会社のHU-1700です。
暖房能力17,000kcalの機種です。
蓄熱式床暖房にとってはかなりハイカロリーな機種です。
施工前 床暖房リモコン
交換前の床暖房リモコンです。
左側がメインリモコン、右側はコントローラーリモコンになっています。
石油式熱源機の場合、こういう風にメインのリモコンが1つあり、あとは各部屋などにコントローラーリモコンが設置してあることが多いです。
しかし今回の交換を機に、マーレが得意な制御方法変更に伴い右側のコントローラーリモコンは撤去します♫
これが俗に言う「M・M・T」というやつです☆
ヘッダーボックス内
これが分岐ヘッダーというものです☆
熱源機から来た1本の配管が2本に分かれています。
2セットあるのは、暖かい温水が屋内に流れ込む「往き」と、屋内を循環し、ぬるくなった温水が熱源機に戻ってくる「戻り」があるからです。
配管内の循環水も10年以上経っていますので劣化しています。
交換を機にいつものように不凍液も交換します。
使用するのはCHOFUのLong Lifeタイプの不凍液です。
床暖房リモコン交換中
既存リモコンを外してみました。
(・_・D フムフム・・・やっぱりこの制御方式かぁ・・・。
スペシャリストのマーレはこの写真だけで現在のシステムの制御方式、また改善案をご提案可能です◎
すごい!?
200V電源線 通線前
新機種のヒートポンプ式熱源機は、今までの石油熱源機の100V電源とは違い200V電源になるので、ブレーカーから新しく専用電源を配線します。
マーレの神業の出番ですな♫
200V電源線 通線後
間違い探しのようですが、通線前の写真と見比べて違いがわかるでしょうか!?
写真右側にアイボリーの箱が増えています。
外壁のこの場所に穴を開け、ブレーカーから「隠蔽配線」で200V電源線を配線しました♫すごいでしょ!!
ブレーカー増設前
ブレーカー増設後
またまた間違い探しでっせ♫
ブレーカー右下のスペースにヒートポンプ式熱源機用のブレーカーを増設しました。
最初からあったみたい◎
施工後 床暖房リモコン
新しい床暖房リモコンはCHOFUのCMR-2614です。
本当にマーレはこのリモコンをよく使いますね・・・。
それだけ優れたリモコンなんでしょうね(^_-)-☆
右側のコントローラーは「M・M・T」で撤去し、化粧プレートを設置しました☆
施工後 ヒートポンプ式温水暖房熱源機
新しい暖房熱源機は、CHOFUのAEYH-4037です!!
これがウワサのヒートポンプ熱源機でございます!!
エアコンの室外機みたいでしょ!?
新機種の仕様です。
特筆すべきポイントは、『エネルギー消費効率 4.12』という点です。
単純に言えば 近年のエコジョーズやエコフィールの熱効率は95%なのに対し、ヒートポンプは412%ってことです!!!
1の投入エネルギーで4.12倍のエネルギーが出力できちゃうんです!!!!
これってものすごい数字だと思いませんか??
何度も言います・・・。412%ですよ!!!!!!
暖房能力はちょっと小さくて見にくいですが、温水出力6.3kWとあります。
キロカロリー(kcal)に変換すると、5,500kcal弱しかありません。
あらら・・・マーレさんやっちゃったね・・・。
暖房能力を1/3に落としちゃったけど大丈夫なの??
『問題ありま千円!!(古っ)』
理由は後程!乞うご期待!!
施工後 暖房設備機器全体
灯油タンクも無くなりスッキリしましたね♪
これで灯油代の値上がりや、灯油をタンクに入れる手間から解放されますよ◎
次はガス給湯器をエコキュートに交換して、オール電化住宅の仲間入りできますね(^O^)
と、このようにマーレは熱源を石油から電気などのように自由自在に変更できる知識、技術を持ったスペシャリストな会社です。
先ほどの「暖房能力」をあえて落とすなんてことは普通の業者じゃ怖くてできないことなんです。
暖房能力の概念さえ知らない業者もいますが(゚Д゚;)
でもマーレの場合は、
『この暖房能力でもこういった運転方法で使ってもらえれば家はじゅうぶん暖まりますよ!』や、
『これで床暖房の月々の光熱費はこのくらいお安くなりますよ!!』など、
お使いの暖房設備や、熱源機の仕様をもとに緻密な計算をし、お客様に自信を持ってご提案が可能なんです♪
例えば今回のお客様の場合は、
ご使用暖房設備:蓄熱式床暖房
運転時間:石油熱源機の場合は朝に2時間だったそうです。
ヒートポンプ式にしたら暖房能力が1/3になりましたので、2時間×3倍=6時間運転すればいいだけの話です。
蓄熱式の場合は『熱を蓄える方式』ですので、同じだけの暖房エネルギーを宅内に蓄えてあげれば結果、同じように暖まります。と言えちゃうんです♪
ちょっと専門的になりすぎそうなのでここまでにしますが、兎にも角にも❝Wizard(ウィザード)マーレ ❞はこんなご提案もできてすごいんです♪
もはや右に出る業者様はいないでしょうね<(`^´)>
現在温水暖房設備をすでにお使いで、
・石油式床暖房のせいでオール電化にできない!!
・ガス代が高すぎて床暖房なんて使ってられない!!
・灯油をオイルタンクに入れるのは腰が痛い!!
・最先端の設備に更新したい!!
なーんて思ってるけどどこに頼んだらいいかわからないよ・・・。
という方!
マーレにちょちょいとご相談くださいな☆
現在の設備の利用状況や、暖房システムの特性を考慮した上で、現在の設備に魔法をかけ、最適な設備に生まれ変わらせていただきますぜぃ☆
もちろんマーレのご提案、施工にはタネも仕掛けもございません◎
結構長い文章になりましたね・・・。
最後までありがとうございました<(_ _)>
Wizard マーレより
まだまだ面白いのありまっせ↓
カテゴリ:
工事例