2025年05月21日
どうもどうも♪
久しぶりに施工例を載せます。
今まで何してたかって?
そんな野暮なことは聞かないでくださいよ・・・。
と、言うことで今回は、一条工務店様の床暖房システムに使用されている、長府製作所の❝温水熱源機付エアコン❞の交換工事例となります。
よかったら今後のご参考のため、見てみてくださいな☆
交換前のこの機種は、長府製作所の温水熱源機付エアコン「RAY-4037」の室外ユニット「AEY-4037」です。
分かりづらっ(>_<)
→がシステム形名「RAY-4037」
→が室外ユニット(室外機)の型番「AEY-4037」
→が室内ユニット(室内機)の型番「RCY-4037」
です。
以前にも言ったことがありますが、設備機器の型番には、形式名やら、品名やら、システム形名やら、とにかく型番がたくさんあります。
特に今回の温水熱源機付エアコンように、室外機と室内機が分かれて設置されている場合や、エコキュートのように室外機と貯湯タンクが分かれて設置されている場合等に、
「この型番は一体何を指しているのか!?」
をわかりやすくするために機器それぞれに型番があります。
「ミー(未唯mieさん)」と「ケイ(増田惠子)さん」で「ピンク・レディー」みたいなもんです。
「稲葉浩志さん」と「松本孝弘さん」で「B'z」みたいなもんです。
ちなみにDr.マーレは、ピンク・レディーだったら「サウスポー」、B'zだったら「光芒」が好きです♡
室内ユニットの「RCY-4037」です。
正確に言えば、長府製作所の温水熱源機付エアコン「RAY-4037」の室内ユニット「RCY-4037」です。
この室内ユニット「RCY-4037」と、室外ユニット「AEY-4037」が合わさって、温水熱源機付エアコン「RAY-4037」となります。
これを計算式で表しますと、
RAY-4037=AEY-4037+RCY-4037
となります。
Did you get it?
Let's move on!
前の写真の赤枠の位置にもシステム形名の記載があります。
寒いの外に見に行きたくないよぉ〜(+o+)
と言う方はここを見ると良いでしょう☆
型番末尾の(E1)は、「耐塩害仕様」かどうかです。
お問い合わせの際のご住所によって「耐塩害仕様」の有無はDr.マーレが判断します!
交換前の床暖房リモコン「CMR-2630」です。
一条工務店の全館床暖房システムには欠かせない、4エリア制御タイプの床暖房リモコンです。
・現行型のリモコンであったこと
・動作に問題がなかったこと
を考慮し、お客様のご希望通り今回は再使用とさせていただきました。
既存機種を取り外す際に、機器内の不凍液を抜き取りました。
と言うのも、お客様のご希望は、不凍液は可能であれば再使用したい、というものでした。
今回交換する機種は、設置後11年経過していますので、メーカー施工よりも厳しいことで有名なDr.マーレの見解は、
「要交換(。-`ω-)」
ですが、お客様のご希望とあれば、それはどうにかしたいものです。
ですので条件として、
・不凍液の凍結温度チェック
→不凍液濃度が薄すぎて凍結しないか?
・不凍液のpH値チェック
→不凍液が極端に酸性、またはアルカリ性になっていないか?
・不凍液の劣化状況チェック
→不純物等が混入していないか?
を行い、すべての項目で問題が無かったら再使用しましょう。
という流れとなりました。
はたして結果は・・・・?
・凍結温度 → ―20度・・・問題なし
・pH値 → 7・・・中性で問題なし
・劣化状況 → 不純物なし・・・問題なし
全然問題ないじゃんwww
偉そうに、
「問題が無かったら再使用しましょう」
なんて言って恥ずかしっ(/ω\)
と言うことでお客様のご希望通り、不凍液は再使用させていただくこととなりました。
※マーレは何も言わずに不凍液を再使用したり、簡単に「再使用できますよ!」なんて言わずに、再使用をご希望の際には毎回不凍液チェックを行っている安心、安全な会社です。
一条工務店の全館床暖房システムの場合↑このようなヘッダーボックスが家のどこかにあります。
このヘッダーボックス内にある、熱動弁や、電気基板などの制御部品も消耗品で、いつかは故障します。
その際にはDr.マーレにご連絡ください。
床暖房システムのプロフェッショナル、Dr.マーレが改修してあげましょう☆
方法は内緒( ̄b ̄)
Dr.マーレが行った今回の施工の地味にすごいところは、
①エアコン工事と床暖房工事の二刀流施工が実施可能
②一条工務店の全館床暖房システムに精通している知識量
③リモコンや不凍液を、何も考えずに再使用するのではなく、論理的に再使用可能とする柔軟さ
④今後出てくるであろう故障箇所や、その改善方法をすでにわかっている
⑤上記①〜④すべてを満たした内容で、ハウスメーカーよりも安価に交換が可能
のようなところですね♪
毎回簡単に交換工事をしているように見られますが、Dr.マーレは結構すごいことをやっているんですよ♪
それではそんな結構すごいDr.マーレによる、交換工事後をご覧ください。
新しい室内ユニット「RCY-4042X」です。
Dr.マーレのオモシロ施工ブログでは頻繁に登場するエアコン室内機です。
これは室内ユニット型番で、最初に書いたところの「ミー(未唯mie)さん」や「稲葉浩志さん」に当たる型番です。
赤枠部分にやっぱり型番表記があります。
長府温水熱源機付エアコン「RAY-4042X(E1)」とあります。
これはシステム形名で、最初に書いたところの、「ピンク・レディー」や「B'z」に当たります。
混乱してきたでしょwww
室外ユニット「AEY-4042X」です。
つまり「ケイ(増田惠子)さん」や「松本孝弘さん」に当たる型番です。
交換前の機種「AEY-4037」と能力は変わりません。
大きさもほぼ変わりません。
変わったのはDr.マーレが施工を行ったことにより「ブランド化」されたことくらいでしょうかね?
より安心・安全なシステムとなりました◎
交換前と同様に、
→システム形名「RAY-4042X」
→室外ユニット型番「AEY-4042X」
→室内ユニット型番「RCY-4042X」
と、なっています。
結論を言ってしまえば、今回の工事は「簡単なエアコン交換工事+ちょっとした配管工事」ができる業者さんならできてしまう工事です。
でも一条工務店の全館床暖房システムの内容をしっかり把握した業者さんでないと、後々問題が起こる可能性も多々あります。
例:冷媒ガスの漏れ、不凍液漏れ、床が暖まらない、不凍液なのに不凍液が凍った(*_*) etc・・・
その問題点を改善して欲しい!!と言うお問い合わせも毎冬きますが、はっきり言います!
そこはビジネス。改善のための費用はしっかりいただきます☆
不凍液なのに不凍液が凍ってしまったお問い合わせには笑ってしまいましたwww
とんちクイズかと思いましたよwww
原因は凍結温度が0度になるくらい不凍液を水で薄めていました。
エアコンの交換業者が工事を行ったそうです。
結果、不凍液交換や、凍結によって破裂してしまった配管の補修、出張交通費等で、交換工事にかかった総費用はDr.マーレのお見積り価格よりも高くなりました▲
やさしい言い方をすれば「運が悪かったですね(◞‸◟)」、
厳しい言い方をすれば「ざまあみろ(´艸`*)」
です。
でもこの施工例を見てくださっている皆様にはそんな失敗はして欲しくありません。
ですので今回のような専門的な知識、技術が必要な工事には、当たり前ですが専門的な知識や技術を持った業者様にご依頼ください。
業者の見極めが難しいよ・・・という場合には、とにかくマーレを業者選びの候補に入れてください。
他社様との差がわかると思いますよ◎
最後に・・・、
ピンク・レディーさんや、B'zさんのお名前をお借り、型番をややこしくしてしまったことをお詫び申し上げます。
どうやったら皆様に伝わりやすいかな?と考えた結果、皆様がご存じであろう偉大なる方々のお名前を使わせていただくことが最良かと考えました。
だからDr.マーレは悪くないもん!!
ではでは今回はこの辺で!
最後までご清覧いただきありがとうございました。
これから暑くなる季節となります。
くれぐれも体調管理にはご注意ください。
☆「RAY〜」から始まる機種の交換工事例は
こちら☆
☆今回と同じ機種「RAY-4037」からのその他交換工事例は
こちら☆
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工事例