2020年07月18日
皆様ご機嫌いかがですか?
住宅設備プロフェッショナルのDr.マーレと申します。
今回ご紹介をさせていただきます施工例は、ノーリツ「EZ(イーズ)シリーズ」のふろ給湯器からの交換工事となります。
工事場所は東京都八王子市で、戸建住宅の屋外壁掛形の給湯器でした。
※2019年1月施工です。
交換工事前
交換前の給湯器です。
屋外壁掛形だということがわかりますね。
お問合せの際、お客様は「型番、能力はわからない」と、仰っていました。
なるほど・・・これではわかりませんね・・・。
台所リモコンは「RC-6201M」です。
温度設定とふろ自動のみのシンプルなリモコンです。
浴室リモコンは「RC-6201S」でした。
浴室リモコンって横長のイメージだと思いますが、このように四角い形のものもあります。
Dr.マーレはこれらの写真から、
●現在の給湯器の型番
●給湯器の機能
●給湯能力
を推理し、交換機種のご提案&お見積りをしました。
まるで刑事(デカ)です。
ところで何故刑事さんを「デカ」と呼ぶか知っていますか?
これは犯罪者たちが、刑事を侮辱した「隠語」らしいです。
何が侮辱した「隠語」なのかはご自身で調べてみてくださいね♪
デカマーレは以上の手がかりより、
●現在の給湯器の型番
→ノーリツの「GT-2412SAWX」
●給湯器の機能
→オートタイプ
●給湯能力
→24号
と推理し、お客様にはノーリツのエコジョーズ、24号のオート、フルオート、プレミアムの3機種と、それらに見合ったリモコンを機能の説明を含めてご提案させていただきました。
結果お客様がお選びになった機種は、
「エコジョーズ、24号、フルオートタイプ、標準リモコン」
となりました。
それでは交換工事後をご覧ください。
新しい浴室リモコンは「RC-J101SE」です。
横長のリモコンになりました。
縦寸法が短くなったため、コーキングの跡を残さない様に取り付けることに注意しました。
キレイに設置できてるでしょ??
台所リモコン「RC-J101ME」です。
こっちはそんなに形は変わりません。
機能はだいぶ変わります◎
新機種はノーリツ「GT-C2462AWX」になりました。
フルオートだったら本当は「Gシリーズリモコン」がおススメでしたが、お客様が「いらない」って言うのであれば、イエスマンDr.マーレも「いらない」って思います。
ボロボロだった配管の保温材、化粧テープは新しくし、交換が推奨されている「強化ガスホース」ももちろん交換です。
この「強化ガスホース」、マーレのようなしっかりとした業者であればもちろん交換しますが、安売り自慢の業者では交換してくれません。
理由は、❝強化ガスホースはもちろん、接続のためのホース金具等の部材も含めると結構な金額がかかるため❞です。
安売り自慢業者の、安い工事費相場の約1/4程度金額がかかる部材です。
とても下請け業者がサービスで交換してくれるような部材ではありません。
交換するとしても追加費用がかかる場合があるでしょうね。
インターネットで安売りをし、工事は下請け業者任せにしている素人販売店の人たちは、
『下請けに払う工事費とは、人間が作業する「人件費」という認識しかしておらず、商品以外で交換工事に必要な部材にお金がかかるってこと』
を全然理解していません。
そこらへんがインターネット安売り販売店と、その販売で発生した工事を行う下請け工事業者に溝を作る原因なんでしょうね・・・。
そもそも❝設備機器の交換工事❞を安さで競うこと自体が間違いなんです。
しっかりとした交換工事を行うのにはやはりそれなりに部材費、手間、時間がかかるんです。
安売り販売店さんも、これから設備更新工事をお願いしようとしている方もその部分だけは承知しておいてくださいね。
と、言いながらも高品質施工で精いっぱい安売りをしているDr.マーレなのでした・・・。
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工事例