2022年10月07日
10月に入り、2022年も残り2ヶ月となりました。
皆さん、冬の準備をそろそろし始めましょうね。
どうもDr.マーレです。
ということで今回は、そんな冬に大活躍する温水暖房システム、その中でも一際異彩を放つ蓄熱式床暖房の施工例にしたいと思います。
もともと蓄熱式床暖房と言ったらマーレはある程度有名ですが、スミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房と言ったらこれはもはやもうマーレしかありません。
関東地方でスミリンシステム住宅にお住いの皆さん!
あなたのお宅の床暖房システム、このマーレがしっかりと面倒を見させていただきますよ。
さあ施工例へレッツラゴー♬
交換前のシステム全体です。
手前から、石油熱源機→ヘッダーボックス(熱源機の裏側で見にくいですが)→オイルタンク
となっています。
これが石油熱源機です。
上の煙突がなんだか古臭い・・・。
石油熱源機はパーパス(高木産業)の「AD-150R」と言います。
暖房出力17.0kW(約15,000kcal)の割と大能力の熱源機です。
製造元はサンヨーで、「HBU-AK15E」という型番です。
これは屋内のリモコンです。
2003年以降くらいで、スミリンシステム住宅にお住いの皆様であれば「そうそうこれこれ!」と思うでしょう。
上にあるのがパーパスの熱源機リモコン「FHR-14」で、下にあるのはコントローラリモコンです。
これはヘッダーボックス内の写真です。
熱源機から来た配管を分岐させて、温水を宅内に均一に流すための部材?部品?商品??です。
今回ももちろん配管洗、浄不凍液の交換を行います。
がっ!!
洗浄後、交換後の写真撮り忘れっちゃったけどね・・・。
スミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房熱源機の交換は、
◆どのような床暖房システムか(床が暖まるというような簡単なシステムじゃないですからねw)
◆どのような制御方式か(スイッチのON/OFFだけで運転できると思ったら大間違いww)
◆どのような施工方法をしているか(ここのこれをこれに使って、等お客様にもわからないような施工を行っておりますwww)
等をすべて知った上で工事しないと後々問題になるケースがあります。
後々問題になるケースがあります・・・じゃなくて問題になるでしょうね。
だから更新工事の際にはちゃーんとシステムを把握している業者にお願いしましょう♪
あっ!住友林業様に連絡してもダメですよ!
結局は当時を知る業者さん(マーレ達のこと)に連絡して終わりですから。
もしくは高額な見積もりをして内容を知らない業者さんに無理やり器具だけの交換を安くさせるだけですので・・・。
これは言い過ぎか?
天下の住友林業様がそんな適当なことするわけないですよね?
新しいリモコンです。
上のリモコンは「CMR-2614」という長府製作所のリモコンです。
下のリモコンは・・・、てあれ?
リモコン無くなってるじゃん!
下のリモコンは、Dr.マーレの秘奥義「M・M・T」を施しました。
出たっ!M・M・T!!
新しい石油熱源機は、長府製作所(CHOFU)の「EDBF-1512RG」です。
だいぶ小さくなりましたね。
古臭かった煙突もなくなりました♪
暖房能力15.0kWで、暖房効率92.0%のエコフィールに交換しました。
「エコフィール」って、ガス給湯器とかである「エコジョーズ」と同じで、排熱を利用してお湯を作るためのエネルギーを少しでも減らしましょうねっていう商品です。
仕上がりはこんな感じになりました。
わかる人もいると思いますが、熱源機位置を若干手前側(正面から向かって右側)に移動しています。
これは、お客様からお隣様に配慮した内容のご要望があり、これくらいならサービスで、ということで対応させていただきました。
皆さん、ご自身のことやご自宅のことで何かあった場合、
「これで○○万円です。」
と言われた場合と、
「これはこれでこうだからこうして、あれもあれでああだからああして○○万円です。」
と言われた場合で、価格は後者の方が高いけど、まだ許容可能な価格差だったらどうしますか?
インターネットで「情報商材」が販売されている時代です。
ご自身の経験や情報に価格を付けて販売し、必要としている方はそれにお金を払う。
反対派の方ももちろんいるかと思いますが、Dr.マーレは大賛成派です◎
反対派の方は買わなきゃいいだけだし、適切な販売方法を行えば反対派の方に迷惑をかけているとも思いません。
だとしたら・・・、
マーレの「ノウハウ」にも価格を付けていいんじゃないでしょうか?
「何も情報はいらない!とにかく安くしてくれ」
という方は、内容はまったくわからないけど、器具のみの交換ならできる、その後はどうなってもしりませ〜ん!
という業者さんに頼めば良いだけだし。
それにDr.マーレの手間も省けるし。
「詳しくて安心して任せられる業者にお願いしたい」
という方はマーレのようなノウハウ価格もお見積りに含まれた業者に頼めば良いのです。
ただしそのような業者は、ご依頼をいただいた場合、お客様に対して真摯に対応する義務があります。
マーレはその他格安業者よりお見積り金額が若干高くなる傾向がありますが、理由はそのためです。
販売、施工内容の割にはそれでもじゅうぶん安いと思いますけどね。
と言うことで今回は、
『Made in 富士山のパーパス熱源機を、富士山のように高い技術力のマーレが、富士山のように高いプライドを持って交換工事してみました☆』
という内容でした。
パーパスさん!
パーパスさんは高い技術力を持っていることをDr.マーレは知っています。
余計なお世話かもしれませんが、また素晴らしい商品を開発してくれることを期待しています。
スミリンシステム住宅にお住いの皆様!
ハウスメーカー無くなっちゃったし、どこに頼めば良いかわからくて困っているかと思います。
ですがこのマーレは対応可能です。
ものすごく良い設計の住宅なのですから、その性能を存分に発揮できる蓄熱式床暖房を諦めるなんてもったいないですよ!
是非お問合せくださいね☆
では今回はここまで♪
バイビーベイビーサヨウナラ☆
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住友林業・スミリンシステム住宅 工事例
2021年09月01日
『警告』
スミリンシステム住宅様の「蓄熱式床暖房」で使用されていた温水暖房ボイラ、
「TP-BSD130R」
「TP-BSD70R」
「AD-150R」
「AD-70R」
をご使用されている皆様へ重要なお知らせです。
上記機種は、設置されてからすでに15年以上経過しております。
このまま使用を続けますと、皆様にとって重大な損害を被らせる可能性がございますので、
至急下記連絡先までご連絡ください。
連絡・お問合せ先
株式会社マーレ 042-507-6339
尚、このままご連絡なき場合は、執行官立会いの下、
温水暖房ボイラの差し押さえを強制的に執行させていただきますので、
執行官による執行証書の交付をご承諾いただきます様お願い致します。
と、少しびっくりするような文面で始めさせていただきましたDr.マーレの施工ブログです♪
要はお宅の暖房ボイラ、そろそろ交換しませんか!?ってことです☆
「皆様にとって重大な損害〜」とは、
Dr.マーレに会えませんよ(>_<)
っていう損害です・・・。
ところで暑くなったり、急に肌寒くなったりの季節ですが、皆さんお元気ですか??
Dr.マーレは元気です♪
今回の施工例は、表題にもある通りスミリンシステム住宅様の蓄熱式床暖房ボイラの交換工事例とさせていただきます。
よろしくお願い致します。
毎年同じような施工例を載せているわけでありますが、皆様はまずこれだけは知っておいてください。
スミリンシステム住宅様の蓄熱式床暖房システムについて知っている業者は、住友林業様以外ではDr.マーレの知っている限り全国に4社しかありません!!
その中の2社(業者SのN様、業者MのK様)は、この株式会社マーレを正式な後継会社に指定しております☆
更新工事の際、どの業者に工事を依頼するかはお客様の自由です。
しかしこのスミリンシステム住宅の床暖房ボイラ更新工事の場合、システムを理解していない業者に依頼をすると失敗する可能性が高いです×××
と言うことを是非知っておいていただき、下記施工例をご覧くださいな☆
まずはこれ↑
交換前の温水ボイラは、パーパス(高木産業)の「TP-BSD130R」です。
製造元であるサンヨーでの型番は「HBU-AK13A」となります。
暖房出力15.1kWで、1缶1水路式のボイラです。
20年前の機種とは思えないほど優れた暖房効率で、その数値はなんと90%!!
写真見づらっ(*_*)

ヨ
暖房ボイラで作られた温水を、屋内へ均一に行き渡らせるための「分岐ヘッダー」です。
このお客様宅は全部で3分岐ですね。
つまり床面積は○○m2くらいだということがわかります☆
わからない業者には依頼しないほうが良いと思いますヨ。
室内のリモコンです。
上のリモコンがメインリモコン「FHR07」で、○○の役割があります。
下のリモコンが「床暖コントローラ」で、○○の役割があります。
さぁ今回もいつものようにシステム循環水である不凍液を交換します!
この青っぽく見えるのが不凍液です。
なんならDr.マーレはこの不凍液の色でどの業者さんが施工したかが大体わかります◎
不凍液を交換しました。
綺麗なピンク色の不凍液に変わったことがわかると思います。
この不凍液は「ロングライフタイプ」と言う10年交換が不要な不凍液です。
排出した不凍液です。
結構汚れていますね。
かき氷にかけて「ブルーハワイ☆」とかやっちゃダメですよ!
フリじゃありませんからね
(/ω\)
いつか同じことを言ったような・・・。
あぁ〜ここだ↓
新しい暖房ボイラは、CHOFUの「EDBF-1512RG」です。
暖房出力15.0kWで、暖房効率が92%の1缶1水路式の機種です。
暖房効率ギガントたかゆす♡
室内のリモコンです。
上にあったリモコン「FHR07」を「CMR-2611」へと交換しました。
下にあった「床暖コントローラ」は、新しいシステム上不要ですので「M・M・T」しました♪
Dr.マーレはいつまで「M・M・T」とか言うんでしょうか・・・。
最後にシステム全体です。
手前から、
暖房ボイラ
↓
ヘッダーボックス
↓
オイルタンク
の順番です。
もうお馴染みですね☆
場合によっては石油式の暖房ボイラが、電気式のヒートポンプ熱源機へと変わり、不要になったオイルタンクを撤去したりもします。
お客様によってご希望も違いますので、その都度ご説明、ご提案をいたします。
以上がスミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房システムを熟知した、このDr.マーレの更新工事内容となります。
内容を知っている業者が行えば簡単な工事です。
「簡単」なんて書きましたが、「簡単」なのはマーレ含む全国で実質2社しかない対応可能な業者が優秀であるためです。
内容を知らない業者が行えば迷宮入りの工事となります。
迷宮入りなんてごめんだ!!
と言う方は素直にマーレにお問合せくださいね♪
そんじゃこの冬もよろしく〜☆
『蓄熱式床暖房のパイオニア・・・の一番弟子 Dr.マーレ』
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住友林業・スミリンシステム住宅 工事例
2021年01月06日
皆様、明けましておめでとうございます!
温水暖房システムのプロフェッショナルことDr.マーレです!!
2021年1発目の施工例のお時間です♪
今年1発目の施工例は・・・、
「スミリンシステム住宅の石油暖房熱源機の交換工事」にしましょう!!
マーレらしい内容ですねぇ〜♪
マーレらしいと言うか「マーレでないとできない」と言うほうが正解かもしれませんね◎
それではいきますよ〜↓
交換工事前
交換前のシステムです。
もうすっかりお馴染みだとは思いますが一応説明をします。
写真手前の白い金属箱が「ヘッダーボックス」と言います。
熱源機から出湯された温水を宅内に均一に流すための部品?部材??設備???です。
奥に見える地面に置いてある機械が「石油暖房熱源機」です。
パーパスの「TP-BSD130R」と言う機種型番で、製造元であるサンヨーの場合の型番は「HBU-AK13A」です。
2001年製造品で、暖房出力は15.1kW(13,000kca)です。
暖房効率は当時にしては驚異の「90%」です!!
室内のリモコンです。
写真上が熱源機メインリモコン「FHR07」で、写真下が床暖房コントローラーリモコンとなっています。
今回の工事内容は、
・熱源機の交換工事(石油→石油)
・制御方法の変更
・配管洗浄、不凍液交換
の3つとなります。
オイルタンクは特に問題がなかったため再使用です。
Dr.マーレがいとも簡単に行っているこの「スミリンシステム住宅の石油暖房熱源機の交換工事」は、
スミリンシステム住宅の床暖房仕様を知らないと痛い目を見る内容となっております。
すでにマーレのもとに、
「他社で交換をしたら床暖房が暖まらなくなった・・・。どうにかしてもらえませんか?」
というご相談が何件も来ております。
はっきり言ってめんどくさいです。
やってられません×××
2021年現在、現役の業者で、スミリンシステム住宅の床暖房仕様を熟知している業者は、本当の話で全国に2社しかありません。
実際は他に2社ほどありますが、もう引退間際の業者さんです。
(Dr.マーレもよく知っている業者さんです♪)
ということは、1990年代後半から2000年代前半まで販売されていた、トータル数千にもなる棟数のスミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房熱源機の更新工事、及びメンテナンスが可能な業者は、全国に実質2社しかなくなってしまいました・・・。
マーレがどれだけ貴重な会社かがわかりますね☆
マーレは絶滅危惧業者なんです。
ハウスメーカーによってこういった温水暖房設備の仕様は異なります。
Dr.マーレのようなプロフェッショナルならどのような暖房システムにも対応が可能ですが、普通の業者さんではそうは問屋が卸しません。
何も知らないモグリ業者に大切な設備の更新工事を依頼するなんて馬鹿な真似はやめましょう・・・。
ではでは交換工事後の美しい風景をご覧ください◎
交換工事後
まずはリモコンから!
新しいリモコンは「CMR-3102VM」です。
なんと暖房熱源機にも無線LAN対応のリモコンが販売開始されました!
タッチパネルリモコンで、見やすいカラー液晶画面!!
さらに音声機能付きでリモコンがしゃべるようになりました◎
もう無口とは言わせんぜよ△
CHOFUさん・・・やってくれましたね♪
これからマーレがお客様に提案するリモコンはこれで決まりです☆
いつも通り写真下のコントローラーリモコンは「M・M・T」でございます。
新しい石油熱源機は、CHOFU「EDBF-1512RG」です。
交換前と比べてかなりコンパクトになりましたね。
運転音も静かになりました◎
暖房出力は15.0kW(12,900kcal)で、交換前の機種とほぼ同じです。
しかし暖房効率は「92%」となりますので、交換前に比べると若干アップです。
これらの機種たちが、冬季は宅内を暑くもなく、寒くもなくの快適な空間にしてくれます♪
「家を買う」という人生最大の買い物でスミリンシステム住宅という高断熱・高気密住宅を選んでよかったですね◎
これから「家を買う・建てる」と言う方、もちろん家のデザイン、間取りは大切ですが、是非家の断熱性、気密性も重視してください。
さらに蓄熱式温水床暖房のような、家の断熱性能を最大限に発揮できるような快適設備選びにも時間をかけてください。
【我が家に蓄熱式床暖房を導入したい!!】と思っている方!
その時は是非マーレにご相談ください。
建築の設計士、ビルダー様等と連携し、この蓄熱式温水床暖房を導入するためのお力にならせていただきます。
と言うことで新年1発目の施工例は、マーレらしく温水暖房設備の改修工事例とさせていただきました。
それでは皆様、この1年も頑張っていきましょう!!
そしてこんなDr.マーレを今年もどうぞよろしくお願い致します♪
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住友林業・スミリンシステム住宅 工事例