2018年05月25日
オッス!オラDr.マーレ!!
今日はオラが得意としている蓄熱式床暖房の石油熱源機の交換工事を紹介すっぞ!!
と言うことで今日も始まりましたマーレの施工事例の部屋へようこそ☆
毎回冒頭の文章をどんなふうにしようか迷っている今日この頃ですが、本日は『石油熱源機』の交換工事例となります。
お客様は東京都日野市で、マーレが何百何千件と施工した蓄熱式床暖房が導入してあります『スミリンシステム住宅』にお住まいのお客様でした。
どの業者に頼んで良いかわからなく、インターネットで調べたところマーレを見つけ出し、お問合せをいただきました。
早速施工風景をご紹介致します。
交換工事前 システム全体
写真奥から熱源機 → 分岐ヘッダー → エアコン室外機 → 200Lオイルタンク の順番になります。
エアコン室外機は今回の工事には関わっていません。
熱源機と分岐ヘッダーです。
分岐ヘッダーとは、熱源機から出た1本のお湯の配管を、宅内に分岐し供給するという役割の部材です。
実物を見た方がわかりやすいと思います。
白いカバーを外した内部です。
こんな風に熱源機から1本で配管されたメイン管(写真右)を宅内に平均して行き渡らせるように分岐しています。(写真左)
今回は3分岐ということがわかります。
青緑っぽく見えるのは、配管内に不凍液が入っているからです。
施工前 型番
交換前の機種のメーカー、型番は『PURPOSE BSD130R』です。
❝ひらめきを笑顔に❞で有名な技術力が高いメーカーです。
正式名称はパーパス油だき温水ボイラ「TP-BSD130R」となります。
「HBU-AK13A」とも表記がありますが、これは三洋電機株式会社(SANYO)での型番です。
2001年12月製造の商品で、暖房出力は15.1kWです。
Dr.マーレほどの暖房達人ともなると、システムはもちろん暖房出力まで大事にします。
普通の業者じゃ何も考えずに後継品を調べて「機種の交換」だけするのでしょうね・・・。
そういった内容で交換をされたお客様が、
「家が暖まらない・・・」
「石油代が高くなった・・・」
「使い勝手が全然違って不便でならない・・・」
と言った内容で施工業者に連絡しても、
「うちは機種の交換工事をしただけなので、うちに責任はありません。」
と言われてしまい、マーレからの改善案はないかとのご相談を本当にたくさん受けます。
内容を理解していないのに交換工事を請け負う業者がいるので気を付けてくださいね。
本題に戻ります。
施工前 床暖房リモコン
交換前の床暖房リモコンです。
上がメインリモコン パーパス「FHR07」で、器具の燃焼、温水温度の設定、タイマー運転等を行います。
下のリモコンは床暖コントローラで、宅内へ流れ込む温水を流したり止めたりする役割があります。
交換を機に下の床暖コントローラは不要になりますので、撤去し、化粧プレートを設置します。
俗に言う『M・M・T』です♪
毎回なのですが、今回のお客様も不凍液の交換をご希望でした。
不凍液交換工事①
まずはシステム内の古い不凍液を抜き取ります。
昔は綺麗なグリーンだったのに10数年経つとこんなに色がくすんでしまうんです。
においもツーンとくるにおいです・・・。
不凍液交換工事②
古い不凍液を抜き取り、システム配管内を洗浄液で洗い流し、新しい不凍液を注入していきます。
綺麗なピンク色をした不凍液です♪
これでまた10年以上システムは守られますね◎
不凍液交換工事③
これが新しい不凍液です。
注入するのにも経験、知識が必要です。
何も知らずに作業すると、配管内に空気が入り暖まらなくなってしまったり、最悪の場合は暖房配管の破損の可能性もあります。
Dr.マーレは大丈夫です♪
・・・床暖房名人ですから。
施工後 床暖房リモコン
『M・M・T』 施工を施した新リモコン CHOFU「CMR-2614」です。
純白のデザインで、壁紙とも相性抜群ですね◎
化粧プレートも設置しました。
施工後 熱源機&分岐ヘッダー
交換後の機種は毎度おなじみのCHOFU「EDBF-1511RG」です。
暖房能力は15.0kWで、灯油代が節約できるエコフィールとなっております。
分岐ヘッダーにカバーを戻して、施工完了です◎
交換工事後にリモコンの起動検査、試運転、漏れ検査等ももちろん行いました。
マーレでのスミリンシステム住宅の床暖房施工は、東京はもちろん、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県、茨城県、群馬県と、一都六県で行っていましたので、すべてのお客様宅の交換工事が可能です。
その他の地域にお住いの方でもシステムは把握しておりますので、ご遠慮なくご相談ください!!
蓄熱式床暖房って快適ですよね☆
そんな快適な設備、使わないなんてもったいない!!
すでに壊れてしまっている場合にも対応可能ですので、ご連絡くださいな♪
冬の準備は冬以外の季節に・・・。
Dr.マーレ診療所より
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住友林業・スミリンシステム住宅 工事例
2018年01月30日
どうもこんばんは♪
Dr.マーレの施工ブログへようこそ☆
本日は、「スミリンシステム住宅」の蓄熱式温水床暖房の石油熱源機の交換工事をご紹介させていただきます。
『蓄熱式温水床暖房って何ぞや!?』
と思った方!
お勉強が足りませんねぇ(-_-;)
『蓄熱式温水床暖房 』とは、
蓄熱式 = 熱を蓄える方式
温水 = 暖房媒体は温水
床暖房 = 床が暖まる暖房設備
のことで、何かしらの熱源(ガス・石油・電気・時には地中熱)で温水を作り、その温水を媒体として蓄熱体(熱を蓄える物体)に熱を蓄え、その蓄熱体から放出される輻射熱(遠赤外線ともいう)によって床から家中を暖めるという究極の暖房設備です。
つ・ま・り、とても快適な暖房設備です◎
スミリンシステム住宅の蓄熱式温水床暖房システムは、数十年前まだマーレが床暖房施工会社にいた頃、その会社の社長や住友林業の偉い方々が実験、開発し、導入されました。
詳しく説明しますと文章が長くなってしまうのと、何よりDr.マーレのパソコンを打つ指先が悲鳴を上げてしまいます。
したがって詳しい説明は省略させていただきます!!
でも体感したことがある方はこの設備の快適さを理解していただけると思います。
その『数十年前まだマーレが床暖房施工会社にいた頃 』新築だったスミリンシステム住宅も、そろそろ設備更新時期に入ってきています。
給湯器なんかはどの業者でも交換工事はできるかもしれませんが、この床暖房システムの改修工事については対応可能な業者はほとんどいません!!
間違っても経験の浅いインターネット会社になんか依頼しないでくださいネ(^_-)
直るどころか悪化させられちゃいますからね×
というわけで今回ご依頼いただきましたのは、千葉県四街道市にお住まいのお客様で、
の工事例をご覧になっていただき、
「我が家の設備改修をお願いするのはマーレしかない!!」
とご依頼をいただけました。
お問い合わせの電話をいただいた際に、暖房システムの種類、熱源機の型番、ハウスメーカーを聞いただけでピーンときました。
Dr.マーレ自身も改修工事できるのはマーレしかない!!と思い、現地調査もなしで工事当日を迎えました。
スミリンシステム住宅の蓄熱式床暖房の熱源機交換工事はその他にもありまーす!!
改修工事前
改修工事前のシステム全体です。
写真奥から200Lの灯油タンク、石油暖房熱源機、暖房管分岐ヘッダーボックスの順番です。
交換前の熱源機は、パーパス(高木産業株式会社)「TP-BSD130R 」です。
今回の改修工事の内容は、
1、熱源機の交換
2、システム循環水の不凍液の交換
3、運転制御方法の変更
となります。
灯油タンクやヘッダーボックスは今回の工事では交換しません。
改修工事前 石油暖房熱源機 型番
石油暖房熱源機の型番ラベルです。
2001年製造の機種です。
それにしてもこのメーカーロゴ・・・懐かしい・・・。
パーパスは「技術のパーパス」と言われるだけあって機器類は本当によくできています。
ただブランド知名度がちょっと低いですね・・・。
昔はなんとパソコンも製造、販売しておりました。
決してオムツのメーカーじゃありませんよ!!
改修工事前 暖房管分岐ヘッダー
青緑っぽく見えるのが不凍液です。
配管の系統数は5系統ということがわかります。
Dr.マーレほどの達人になると系統数だけでおおよその家の広さ、システム全体の保有水量がわかってしまいます。
さすが住宅設備の循環器科のDr.マーレ!!
撤去作業そのものは簡単ですが、この撤去にもDr.マーレの経験、知識が詰っています。
別名「M・M・T(マジでムズイ撤去)」
とも言います。
何も考えずに撤去してしまうと・・・キャーッ(;O;)ってなります。
改修工事前
交換後の熱源機は、CHOFUの「EDBF-1511RG」です。
灯油代が節約できるエコフィールで、暖房能力15.0kWの半密閉式の機種です。
だいぶ本体サイズがコンパクトになりましたね☆
この先長い間この家を暖め続けてくださいね♪
スミリンシステム住宅にお住まいの方々どうですか??こんな感じでマーレはいとも簡単に蓄熱式床暖房の熱源機工事を行ってしまいます!
また、その他のハウスメーカーの蓄熱式床暖房システムについても完璧な改修工事のために現地調査は必要となりますが、マーレには対応可能です!
こう考えてみると十数年前には何も考えずに行っていた床暖房工事の経験も、今となってみればDr.マーレのとっても大切な財産になっています。
何事にも無駄なことなんかないですね(*^_^*)
WANTED!!
是非この機種を見たらマーレへ!!
いや〜それにしてもこんな工事が可能なマーレって本当に素晴らしいですね♪
それではさよなら・さよなら・さよなら☆
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住友林業・スミリンシステム住宅 工事例
2017年08月03日
皆さんこんにちは!
床暖房に超詳しいDr.マーレです。
今回の施工例はちょっと特殊な「蓄熱式床暖房」の石油熱源機の交換工事となります。
「蓄熱式床暖房」とは、家全体を快適な空間にする究極の床暖房で、近年になってやっと世間に知られるようになってきた快適設備です。
マーレもこの蓄熱式床暖房の販売・施工を行っておりますが、新築を建てる際には絶対にお勧めの設備です。
「うちの床暖房はちょっと変わってるみたいで、工事できる業者さんがいないんだよ・・・。マーレさんは暖房システムに詳しいみたいだけど交換工事できるか見に来てもらえないかな??」
とお客様からお問合せいただき、現場はマーレから近い東京都の立川市だったので、
「これはマーレの出番でしょう♪」
とすぐにご訪問しました。
ご訪問し、設置状況を確認したところで、
「交換できます!!」
と即答させていただきました。
金額をご提示し、正式にご依頼いただいてから交換機種をメーカーから取り寄せ、工事日を迎えました。
施工前 石油熱源機(ボイラー)
お客様がご親切に器具のふたやカバーをはずしておいてくださいました。
交換前の熱源機(写真奥)は高木産業株式会社、つまり「パーパス」の石油式温水ボイラー「TP-BSD130R」でした。
15.1kWの能力の暖房専用の熱源機です。2002年4月製造ですね♪
Dr.マーレがまだ床暖房工事の会社にいた頃でしょうか?
外付けの熱動弁ヘッダーです。
このシステムの優れた点は、消耗部品である熱動弁が故障しても、容易に交換が可能な点です。
今回はまだ熱動弁の故障もないので、このヘッダー部は点検だけで、交換はしません。
床暖房熱源機を操作するメインリモコン「FHR07(写真上)」と、温度を管理する「床暖コントローラ(写真下)」です。
床暖コントローラ(写真下) に不具合がありませんでしたので、今回は「FHR07(写真上)」のみの交換となります。
何で違う種類のリモコンが設置してあるの!?
と思うかもしれませんが、それぞれが作動して安全に快適に部屋全体を温めます。
ここで問題です!!
最初に、「設置状況を確認したところで、「交換できます!!」と即答させていただきました。」と書きましたが、なぜマーレは今回のような特殊な床暖房熱源機の交換工事をできたのでしょうか??
答えは・・・
「このお宅の新築時、この床暖房工事をしたのがDr.マーレだったから。」でした☆
厳密に言えば、合同会社マーレが設立される前、Dr.マーレが勤めていた床暖房工事の会社で行った工事だったからです♪
そりゃ交換工事できるわけです◎
見た瞬間わかりました。思わず熱源機に「久しぶり!!」と言いたくなりました。
このお宅は住友林業グループの「スミリンシステム住宅」というハウスメーカーで建てた住宅です。
マーレは昔、この「スミリンシステム住宅」の蓄熱式床暖房の施工を東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城、群馬、栃木などで何百、何千棟と行いました。
なぜならこのシステムを考えたのはDr.マーレの勤めていた会社の社長(K氏)だからなのです!!
現在もたまに交換できる業者がいないから交換して!!と住友林業からその社長宛に依頼が来るのですが、まさかお客様から直接マーレに依頼がくるとは・・・。
感慨深いものです・・・。
うれしい限りです・・・。
ということで交換後の写真をご覧ください。
施工後 石油熱源機(ボイラー)
冬だったので、不凍液交換や色々な点検等していたらあっという間に暗くなってしまいました。
交換後の機種はCHOFU(長府製作所)の「EDBF-1511RG」です。
交換前と同等の暖房能力が15.0kWの商品です。
CHOFUのメインリモコン「CMR-2614」に交換しました。
床暖コントローラはそのまま再使用します。
試運転し、問題なく運転することを確認し、施工完了です◎
このようにスミリンシステム住宅にお住まいで、蓄熱式床暖房をお使いの皆様!
熱源機の交換は施工経験豊富なマーレにお任せください!!
ハウスメーカーに依頼するとメーカー施工になったりして、かなり高額になりますよ。
蓄熱式床暖房のことを良く知るDr.マーレの高品質で安心の蓄熱式床暖房の石油熱源機交換工事でした。
暖房システムのことなら何でもご相談ください。
マーレがマーレであり続ける限り、こういった特殊な床暖房システムの悩みを解決し続けていきたいと思います。
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住友林業・スミリンシステム住宅 工事例