お客様の声・お知らせ

インターネットショッピングで給湯器を購入するにあたって

2016年09月07日

今回は近年のインターネットショッピングでの給湯器安売り販売店の流れについて書こうと思います。
これはマーレが今までの経験から思うことで販売店すべてに当てはまることではありません。

最近のネット販売は本当に安いですよね!
そんな安売り販売店はどうやって営業を成り立たせているのでしょうか?
そういった部分を憶測ではありますがご説明したいと思いす。
「憶測」としましたが、マーレが今までやり取りをしたネット販売店すべてがこれから書くような流れでしたので、かなり正確な内容だと思います。

≪お問合せから工事まで≫編
①まずは商品の安さに釣られお客様から問い合わせがきます。
現在の給湯器の型番、設置状況等を聞きます。

②聞いた型番から後継機種を選定。
型番を聞けばどこのメーカーかわかるので、あとはメーカーに聞くだけ。
もしくはインターネットで型番を検索すると、色々な業者の施工ブログが出てきます。

③メーカーから聞いたりネットで調べた後継機種を金額も含めてそのままお客様に伝えます。
最近のネット販売業者は商品選定ミスの責任が取れないので、お客様が勝手に商品を決めて「買い物かご」へ入れるタイプも増えています。
そして商品をお客様宅へ発送する。完全な通販ですね!
工事費も標準工事費を定めているだけで、実際は交換工事の際に追加費用がかかることがほとんどです。

言ってみれば「誰でもできる」内容です。実際ネット販売店は商品知識としてはカタログ通り、工事に関してはまったく知りません。
ただ文房具や衣類品を通販で売っているように給湯器を売っているだけです。
そこには責任感も何もなく、「買ったのはそっちでしょ」スタイルです。
利益としては数千円レベルです。安いのは当たり前です。台数売れればそれで良いわけですから。
重大な事故につながる可能性のある商品を扱っているという感覚はあるとは思えません。
実際に売れた後はなにもフォローしてくれません。

≪工事からアフターフォローまで≫編

今度は商品が届けられたお客様宅へ交換工事でお伺いする下請け工事業者の流れです。

①ネット販売店から安い工事費で交換工事の依頼がきます。
安いけど、仕事がないよりマシという考えで工事を請けます。
当然丁寧に交換工事をしてやろう!とは思えません。
安い工事費がゆえに数をこなさないと話しにならないので施工は適当になります。

②安い工事費なので、材料にお金はかけたくない。つまり、本来換えるべき部材を再利用します。
換えるべき部材を換える場合は追加費用がかかります。
基本的に標準工事の内容が何かを知らないお客様がほとんどですので、その辺は業者のさじ加減です。何とでも言えます。

③工事後問題があった場合はまた適当にお伺いし、その場しのぎして帰って行きます。
自分ではどうしようもない時には「水道屋さんに言ってください」や「ガス屋さんに言ってください」など設備工事 屋としては恥ずかしい言葉を残し  帰っていきます。
一番悪質なのはまったくの見当違いな解決方法を提案し、大掛かりな工事をし、工事費を請求する。などです。

標準的な給湯器交換工事は講習で必要な資格を取り、重たいなどの物理的な問題はありますが慣れればやはり誰でもできます。
大事なのは交換工事をするだけではなく、長く問題なく使えるか、もし問題があった際アフターフォローはしっかりと対応してもらえるかです。
簡単に言えば、マーレを含むしっかりしたプロの設備業者は「責任を取ります!」という形で工事費を頂戴しております。
責任を取るには住宅設備すべてに精通する経験も知識も必要ですし、給湯器交換工事1つにしても家全体の設備を意識しつつ真面目に取り組むことが必要です。
良い業者というものは、決して施工が早くて価格が安い業者ではありません。
安易な安売りで責任を取らないスタイルではなく、適正価格で責任を取るスタイルで営業している業者です。
そういう良い業者は安売りをしなくても自然にお客様から頼られるので十分営業していけます。
マーレの勝手なイメージでは格安業者=安売りでしか勝負ができない業者です。(そうではない良い業者も中にはありますが)

給湯器は10年以上長く使う商品です。
交換の際「できるだけ安く」をテーマに買う方もいれば、「安心して長く使えること」をテーマに買う方もたくさんいます。
「できるだけ安く」をテーマに交換をしたはいいけど色々と問題が起き、10年後結果的には余計に高くなったというお話をお客様からよく聞きます。
マーレでは「安心して長く使えること」をテーマにし給湯器をいくらで買うかではなく、給湯器を誰からどんな工事内容で、何年使うかを考え、その中で適正価格で販売する業者に交換を依頼することがお勧めだと考えております。


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